映画『ラブ・アクチュアリー』で味わうイギリスのクリスマス&素敵フレーズ♪

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いよいよ今年も残りわずか、街中にクリスマスムードがあふれていますね。今回は私のお気に入りクリスマス映画『ラブ・アクチュアリー』から3シーン取り上げ、クリスマスらしいフレーズの数々をご紹介したいと思います。

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『ラブ・アクチュアリー』

(©2004 Universal Studios. All Rights Reserved. 配給元/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社)

『愛はいたるところにある(Love actually is all around.)』がテーマのイギリス映画(2003年)。メインの登場人物は19名、9つのエピソードが同時進行し、クリスマスにそれぞれのクライマックスを迎えます。片思いもあればハッピーエンドもあり、友情に家族愛、浮気の危機(?)に脅かされる夫婦など、さまざまな愛の形が描かれているので、共感できるエピソードがきっと見つかるはず。英会話の教材としてもぴったりです☆

シーン1 クリスマスショッピング

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<シチュエーション>
若くて美人な秘書にクリスマスプレゼントをねだられ、ネックレスを買おうとするHarry(アラン・リックマン)。妻が別の売り場へ行っている間に買ってしまいたいのに、店員(ローワン・アトキンソン)が過剰なギフトラッピングをしてヤキモキさせます。

 

Harry: Er, I’ll have it.
(それをいただこう)

店員: Lovely. Would you like it gift-wrapped?
(かしこまりました プレゼント用にお包みしますか?)

Harry: Yes, all right.

店員: Lovely. Let me just pop it in the box. There.

Harry: Look, could we be quite quick?
(急いでくれないか)

店員: Certainly, sir. Ready in the flashiest of flashes. There.
(承知しました 目にもとまらぬ速さで ほらこの通り)

Harry: That’s great.

店員: Not quite finished.
~透明の袋を出す店員~

Harry: I don’t need a bag, I’ll put it in my pocket.
(袋はいらないよ ポケットに入れるから)

店員: Oh, this isn’t a bag, sir.

Harry: Really?

店員: This is so much more than a bag. Ooh!
(袋を超えた物です おっと!)
~袋に花を詰めはじめる店員~

Harry: Could we be quite quick, please?

店員: Prontissimo!
(超特急で)※イタリア語で「準備万端」の意

 

実際に日常で使えそうなフレーズに下線を引いてみました。現実にはありえないコメディな展開ではありますが、シンプルで使えるフレーズが満載ですね。

Would you like it gift-wrapped? は店員のセリフなので、こちらからお願いしたい場合は“I’d like it gift-wrapped.”や“Could you gift-wrap it?”のように言えばOK。
I’ll have it. や I don’t need a bag. Could we be quite quick? などはそのまま使えますね。

あいづちのLovely.はイギリス特有の表現で、「ステキ、素晴らしい」という意味はもちろん、「それで結構です、かしこまりました、ありがとう」など、実にさまざまな場面で使われています。Good.やGreat.のような役割ですね。(アメリカでは男性がLovely.と言うとやや女性っぽく聞こえるそうなのでご注意を!)

別の場面で、「車で送ってあげるから、仕事の話は車の中でしよう」という提案に対しても“Lovely.”と答えるシーンや、クリスマスデートの誘いに対して“That would be lovely.”と答えるシーンも登場します。

このショッピングシーン、過剰なラッピングはまだまだ続きますので、ぜひ実際に映画をご覧になってみてくださいね(笑)

欧米では、クリスマスは家族や親戚で集まり、みんなでプレゼント交換する習慣があり、ほかにも両手いっぱいにプレゼントを抱えて実家を訪ねる男性のシーンが出てきます。アメリカ在住の友人も、クリスマスショッピングは楽しいというよりも大変だ、と言っていたのを思い出します。ツリーの下に置かれた大量のプレゼントは絵になりますが、確かにあれだけの買い物をするのは一苦労でしょうね。

シーン2 人生最愛の人

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<シチュエーション>
持ち歌のアレンジで見事カムバックを果たした老いぼれロック歌手Billy(ビル・ナイ)はクリスマスの夜、エルトン・ジョンの豪華パーティーを抜け出して、長年自分を支えてくれたマネージャーJoe(グレゴール・フィッシャー)の家を訪ねます。

 

Billy: Look. I’m serious here. I left Elton’s, where there were a hefty number of half-naked chicks with their mouths open, in order to hang out with you at Christmas.
(マジメに言ってるんだ エルトンの家には裸同然の若い女のコがウヨウヨいた それを振り切ってお前と過ごしにきたんだよ)

Joe: Well, Bill…

Billy: It’s a terrible, terrible mistake, chubs… but you turn out to be the fucking love of my life.
(大きな間違いだよ…でも俺が人生で一番愛しているのはお前なんだ)

And to be honest, despite all my complaining… we have had a wonderful life.
(俺はいつも文句ばっかり言ってるが、俺たちいい人生を送ってきたよな)

Joe: Well… thank you. I mean, come on, it’s been an honor. I feel very proud.
(ありがとう (今まで一緒に仕事ができて)嬉しかったよ 誇りに思う)

 

色気はありませんが(笑)、何度見てもジーンとしてしまうシーンの一つ。

the love of my life(人生最愛の人)というフレーズは定番ですが、恋人だけでなく親友にも使えるんですね。Despite all my complaining, we’ve had a wonderful life.というフレーズは、長年連れ添った夫婦間でも使えそうです。

シーン3 報われない恋

数あるお気に入りシーンの中でも、私の一押しはこれ! 7年前にメルマガでもご紹介したのですが、再度…。

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<シチュエーション>
親友の新妻Juliet(キーラ・ナイトレイ)に恋するアーチストのMark(アンドリュー・リンカーン)は、クリスマスの夜、ボードに書いた文字を次々とめくって想いを伝えます。

 

With any luck, by next year
(運がよければ、来年までには)

-I’ll be going out with one of these girls…
(僕はこんな女の子と付き合っているだろう…)

-スーパーモデルたちの写真

-But for now, let me say,
(でも今は、言わせてほしい)

Without hope or agenda,
(期待や下心はなく)

Just because it’s Christmas-
(ただ、クリスマスだから―)

-(And at Christmas you tell the truth)
(クリスマスには真実を言うものだから)

To me, you are perfect
(僕にとって、君は最高)

-And my wasted heart will love you
(報われない僕の心は、君を愛し続けるだろう)

-Until you look like this…
(君がこうなるまで…)

-ミイラの写真

-Merry Christmas.

 

Mark はページをめくり終わると、黙って立ち去ります。なんと切なくてロマンチックな告白!!

それまで「議題」という意味で覚えていた単語agendaに「隠された意図、下心」という意味があることも、このシーンで初めて知りました。

To me, you are perfect. は愛の告白フレーズとしてそのまま使えそうですね。 I’ll be going out with~は、文法でいうところの「未来進行形」の文。「(未来のある時点で)~しているだろう」「(このままいけば)~することになるだろう」という、未来における進行中の行動や成り行きを表します。

映画やドラマで英語を学ぶメリットは、その国の文化を垣間見られること、そして何より、クスッと笑えたり、感動して泣けたり、思わずときめいたり…心を動かされるようなセリフで覚えたフレーズは忘れにくいのです。素敵なセリフに出合ったら、ぜひノートやPC、スマホなどにメモしてストックしておきましょう。ストックの仕方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。

「もっと気軽に!洋画や海外ドラマの“生きた英語フレーズ”をモノにする方法」

 

『ラブ・アクチュアリー』はイギリスのクリスマスムードを味わえる、愛とユーモアにあふれた映画です。ご覧になったことのない方は、この冬休みにぜひご覧になってみてください☆

さて、今年は私のコラムにお付き合いくださりありがとうございました。
Wishing you a merry Christmas and a happy, healthy, prosperous new year☆

 

※コラム内の映画『ラブ・アクチュアリー』のセリフ等に関する著作権は著作権元及び映画配給元に帰属します。Copyright(C)2004 Universal Studios. 配給元/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社

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