「学校への導入事例」を応用して、オンライン英会話を始めよう!効果的に使おう!

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「学校への導入事例」を応用して、オンライン英会話を始めよう!
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最近、企業や学校といった法人で、オンライン英会話を取り入れるところが増えています。

レアジョブ英会話では、400を越える企業で導入されているそうです。

この、法人導入という事実、とりわけ学校への導入事例を知った時に、すごくいいなと思った半面、疑問も浮かびました。

浮かんだ疑問

「オンライン英会話を、学校でやるメリットは何だろう?」
「授業まるまるオンライン英会話をするのかな?それ以外のこともやるのかな?」
「生徒がオンライン英会話をする間、学校の先生は何をしているのだろう?」

その後、以下の記事など、いくつかの学校へのオンライン英会話の導入事例や研究レポートを熟読したところ、学生以外の人にとっても、オンライン英会話を始めるヒント、効果的に活用するヒントが詰まっていると感じました。

<参考記事>
短大の授業にオンライン英会話を導入!卒業後は自律した英語学習の継続を!/実践女子大学短期大学部 英語コミュニケーション学科 三田薫 教授

前提:「オンライン英会話は、多くの人にとって、ハードルが高い」

そんなことないよ、と思ったあなたは、少数派です。
または、すでに英語を結構話せるか、オンライン英会話に慣れた人です。

先程の導入事例の中で、それを象徴する興味深い箇所がありました。

「オンライン英会話を一人でやる勇気がない」
「ハードルが高い」

という言葉です。

英語に関わる学科の、10代20代という若い学生さんでさえ、そう感じるのですね。
だとすれば、英語が話せないまま社会人になり、30代40代になった大人にとっては、言わずもがなです。

僕自身も、オンライン英会話の第一回目のレッスンは、それはそれは緊張しましたし、周りの人たちに聞いても、同じ答えが返ってきます。
すでに英語を流暢に話せる人でさえ、最初にオンライン英会話をする時には緊張したと聞きます。

まず、この認識を持つことから始めた方がよさそうです。

…それはそうですよね。

・英語が話せないから英会話を習うのに、講師は英語でしか話さない。
・Skype使ってパソコン使って登録もよくわからない。
・パソコンを操作しながら英会話なんて、どっちかだけでも大変。
・家で一人で始められてマンツーマンでできるということは、たった一人で始める決断を自分一人でして、次のレッスンを予約する決断を自分一人でしなければいけない。
・レッスンが始まった後も、”What kind of lesson would you like to take?”とか訊かれる。
・カリキュラムや教材はあるにしても、基本的な学習のプランニングとスケジューリングは、自律的にやらなければいけない。

それらを解決するヒントが、学校への導入事例の中に

ここまで、オンライン英会話のハードルの高さについて触れてきましたが、ここからが大事なことです。
それらのハードルを解決しさえすれば、多くの人が、オンライン英会話を始め、効果的に続けることができるのです。
そのためのヒントが3つ、学校への導入事例の中にありました。

その3つとは、「集合」、「自習」、「サポート」です。

【1】集合

前述の記事のように、「オンライン英会話を一人で始める勇気がない」けど、「学校の授業で、みんなで始めれば怖くない、安心」という人は、少なくないようです。

これを社会人が応用すると、TwitterやfacebookといったSNSや、イベント、セミナー、勉強会などで知り合った仲間と始める、会社の同僚と始める、といった方法が挙げられます。

僕自身が数回行わせていただいたオンライン英会話のセミナーのご参加者の中にも、今まで興味はあったものの始めていなくて、その機会に初めて体験され、始められた方が何人もいらっしゃいます。

【2】自習(+予習、復習)

学校でのオンライン英会話の活用事例として、90分間の授業のうち、最初の30分でレッスンの予習(どんな会話をするかの準備など)、真ん中約30分でオンライン英会話のレッスン、終わりの30分で復習(レッスンのレポートを書いたり、わからなかったところをおさらいしたり)という時間の使い方をしているというのがあり、とてもいいと思いました。

現在主流のオンライン英会話のレッスンは、基本的に英語のみで行われます。
そもそも、先生から教わるやり取りを聴き取ったり、読んで理解したり、自分の質問を言ったり書いたりということが英語でできないと、レッスンを効果的に進めることは難しいんですね。

そのため、文法を一通りおさらいしたり、単語を覚えたり、リスニングを繰り返したり、英文を読んだりといった、「オンライン英会話以外の勉強」も必要になってきます。
そしてそれらは、日本語で解説された教材を使って取り組む方が効率的と言えます。特に、初めて間もない頃は。

学校では、その「オンライン英会話以外の勉強」に、取り組めます(学校ですからね)。
オンライン英会話を取り入れた授業内ではレッスンの予習復習、それ以外の英語関連の科目の授業では文法や読解、などです。

これを社会人が応用すると、オンライン英会話だけでなく、レッスンの予習復習と、それ以外の自習も必須だと考えて、別に時間を作って取り組む、ということになります。

【3】サポート

3つめは、オンライン英会話を導入した授業で、学校の先生がそばにいることの大切さです。

教室に先生がいるから、オンライン英会話のレッスン中に何かあっても助けてもらうことができます。
英語がわからなかったり、Skypeやインターネットのトラブルがあっても、学校の先生がいれば心強いですから、安心してレッスンを進めることができるでしょう。

他にも、

・レッスン前後の予習復習のアドバイスを学校の先生がしてくれる。
・教科の一つになっているため、半期や年間のカリキュラムが設計されていて、自分で闇雲にやったり迷わなくていい。
・他の生徒のレポートが集まれば学校の先生が学習履歴を把握できるため、生徒一人一人の進み具合を比較し、フォローアップできる。

など、様々なメリットが考えられます。

社会人が応用すると、オンライン英会話スクールの提供する学習サポートやカウンセリングサービスを利用したり、セミナーやイベントに参加したり、関連書籍を読んだり、といった方法が挙げられます。

以上を備えたことを、僕自身でも何らかのかたちで実現できればと、そしてオンライン英会話のハードルを下げることができたらと願っています。
そのような機会がもしあれば、よろしければご参加くださいね。

今回の記事は以上です。
ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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