シャイなアラフォーの私が自分から外国人に話しかけるために心がけた、たった1つのこと

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1. Part 1 でイメージ力を鍛える
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英語の勉強をしていると、「外国人と話してみたい!」という気持ちになってくる方は少なくないと思います。今では、海外に行かなくても日本国内、特に都心では多くの外国人を見かけますので、そのチャンスはあります。
でも、「そうは言ってもなかなか自分から外国人に話しかけるのは難しいし、向こうから道を尋ねられたこともない」という人も多いのではないでしょうか。シャイな人なら、尚更です。

私自身も、今まで何度か外国人に話しかけることのできる場面に遭遇しながらも、結局話しかけることができずに終わった、という経験があります。
でも、ある心がけをしたところ、なんのためらいもなく外国人に歩み寄り、英語で話しかけることができました。

私が自分から外国人に話しかけるために心がけた、たった1つのこと。

それは、【使命感】です。

なんと大袈裟な、と思われるかも知れませんが、まさにこの言葉がぴったりです。

「度胸」という言葉がよく使われますが、私が感じたのはそれとは少し違います。今まで度胸がなくて話しかけられなかったわけではないということを、具体的な例と共にご説明しますね。

まずは、失敗例から

英語学習を1年以上続け、ある程度自信もついてきたある朝、こんなことがありました。
勤務先のビルのエレベーターに、外人さんが乗ってきたのです。私は入り口の階数ボタンの前にいましたので、そこで”Which floor?”とか話しかけようか迷いました。でもできませんでした。

頭の中でいろいろ、「あれ、何階、だからWhat floorかな?What floor would you like to…」とか色々考えてしまっているうちに、外人さんはその長い指でポチッと行き先階のボタンを押してしまいました。

この時の失敗の原因は、度胸がなかったのではなく、どういう言い回しをした方がいいのかを自分本位に色々考えてしまったことです。ちょっとでもスマートな表現で、きれいな発音でと、かっこをつけようとしたわけです。
また、周りに日本人が数人いましたから、その人たちに何か思われるんじゃないかとも考えました。この時の私は、英語を使って人の役に立とうというより、自分のことを考えていた、だから声を掛けられなかった、というわけです。

次に、成功例です

そして次の例は、見事(?)外国人に声を掛けることができた日のことです。
ある日の午後、電車に乗っていると、「この電車は当駅止まりです。車庫に入ります」というアナウンスが、日本語で流れました。向かいの線に乗り換えてください、というパターンですね。

私も電車から降りようとしたところ、10m程先に、外国人が一人座っているではありませんか!
周りを見渡しても、乗務員さんや乗客は見当たりません。

私は瞬時に、

「このままではあの外人さんは車庫に入ってしまう!いやそれはないにしても、乗り換えに失敗して待ち合わせに遅れてしまうかも知れない!ここは俺が行くしかない!俺の英語で外人さんを救うしかない!!」

と、まさに【使命感】の塊となって、大股歩きでつかつかと外人さんに歩み寄って行きました。

そして、どんな表現を使おうかなどと考える余裕もなく、咄嗟に出た英語は、”This is the end of this train!”というものでした。全くスマートでない、発音も綺麗とは言えないものでしたが、とにもかくにも外人さんは少し笑いながら席を立ち、電車から降りてくれました。

※この体験談は、娘や息子が大きくなったら「パパは昔、英語を使って外人さんが車庫に入るところから救ってあげたことがあるんだよ」と、尾ひれたっぷりの武勇伝として語るつもりですので、真相は内緒にしておいてください。

不思議なことに、一度自分から外国人に話しかける経験をしてしまうと、次からは抵抗がなくなります。うまい英語でなくてもいいや、と思えるようになりました。

きっと、外国人に話しかけたい気持ちを邪魔する原因は、度胸のなさというよりも、他の人の目を気にしたり、自分の英語力を気にしたり、あとは「自分の英語を試そうとして話しかけるみたいで、迷惑に思われないだろうか」と気にしたり、ということだと思います。

そしてそれらを消し去るための心がけが、【使命感】です。自分がどうとかは考えず、ただあなたの英語で、外人さんを救うことだけを考えればいいです。
実際には役に立てなくて空振りしたとしても、異国の地で拙い言葉で向こうから助けようとしてくれる現地人がいたら、嬉しくないはずがないですよね。

【心がけ】については以上ですが、あと2つ、これを読んでくれている誰かの役に立てそうなことを思い出したので記載しますね。

【話しかけやすい外国人の見分け方】と、【日頃からやっておくといいこと】です。

話しかけやすい外国人の見分け方

以下の3つの条件が揃っている人がベストです。

1.止まっている人
2.困っている人
3.一人でいる人

1.止まっている人

道で外国人に声を掛けると言っても、歩いている人に声を掛けるのは大変です。急いでいるかも知れないし、相手を呼び止めることになるので、難易度がアップします。立ち止まっている人や座っている人がいたら、チャンスです。

2.困っている人

いきなり声を掛けろと言われても、用もないのにそんなナンパみたいなことシャイな私には無理です、という方でも、何かに困っていそうな人、助けてあげられそうな人がいたら、前述の私のように【使命感】を発揮すると、話しかけやすくなります。

3.一人でいる人

基本的には、ペアやグループでいる外人さんよりも、一人でいる人の方が話しやすいです。理由は、こちらが話さないといけない相手は一人だけだということと、一人だと駅がわからなかったりして「困っている率」が高くなることです。

最後に、【日頃からやっておくといいこと】 は、2つあります。

日頃からやっておくといいこと

1.朝から英語を口に出しておくこと

夜でもいいのですが、朝の方が効果的です。理由は、外国人に遭遇する前に英語を話しておくと咄嗟の時に口から出やすいからです。私も、前述の日は朝から英語の音読をしていました。

2.イメージトレーニング

外国人と遭遇する場面は大体想定できると思いますので、いつ遭遇してもいいように、むしろ「今日会いたい!」「明日会いたい!」という気持ちで、具体的に何と言おうか練習しておくと、チャンスを逃さずに済みます。

今まで外国人に声を掛けられなかった方が、近いうちにご自身の英語と親切な気持ちで外国の方の手助けをし、見事に英語を実用的に使われることを願っています。

今回の記事は以上です。

ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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