TOEICのスコアを少しでも上げるために自分が「スキマ時間」で行っていること

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私は年間10回程度(IP数回含む)TOEICを受験しています。すでに990点(満点)を取得しているので、他人からは「なぜ何回も取得する必要が?」「一度990点取ればもういいのでは?」とよく聞かれます。この答えは伝わらないことも多いのですが、全てがテストに向けた緊張感のためです。目標のない学習は無意味です。なんとなく勉強するのと、目標を持って勉強するのでは、その後の英語力は大きく違ったものになります。次のTOEICで990点を取る目標と、前回のTOEICで990点を取れた喜び、または990点を取れなかった悔しさが、私の英語学習の大きなモチベーションになっているのです。何回990点・・・という感覚はありません。極端な言い方のようになってしまいますが、私は前回のスコアは覚えていますが、前々回のスコアは忘れてしまっています。
今回はTOEICでスコアを少しでも上げるために自分が「スキマ時間」で行っている学習法を紹介します。

TOEIC特有の語彙をチェックする

TOEICの語彙は、全てのパートにおいて極端に難易度の高いものは使用されていません。これは特筆すべきことです。多くの日本の資格試験は日常レベルを超えたもの、言い換えれば、ネイティブでさえもはっきりわからないレベルの語彙が使用されていることが多々あります。すると、このマニアックな語彙を覚えるというあまり意味のない学習に時間を使わなければならなくなります。TOEICはこのような心配をする必要がないのです。

しかし、TOEICは語彙の難易度は高いわけではないのですが、日本の受験英語やビジネス英語ではほとんど使われない語彙、つまり、多くの日本人英語学習者が使用してきた学習書や単語集に掲載されていない語彙が出題されます。例えば、wheelbarrow(手押しの一輪車)、 windowpane(窓ガラス)などです。これらの単語はどれほど難易度の高い大学受験英単語集にも上級者向けビジネス英単語集にも掲載されていません。だからこそ、TOEICに特化した単語集を用いてマスターしておく必要があります。

また、普段TOEICに特化した学習をしていない人にとっては、これらの単語はすぐに忘れてしまいがちです。TOEIC以外の英語学習では目にする機会がないからです。このような理由から、私はこのようなTOEIC特有の語をノートにまとめておき、5分程度の空いた時間を使って見直しするようにしています。

パート3・4の暗唱

私はパート3・4の問題の復習をスキマ時間に行いません。理由は、リスニングの復習は落ち着いた場所で集中力を高めて行わないと、聞き流してしまうからです。「聞き流すだけで・・・」こんな英語学習法は無意味です。

私がスキマ時間に行うパート3・4の学習は、暗唱、もしくは、スクリプトの日本語を見て英訳するトレーニングです。このトレーニングは一定量の英文のストックが頭の中にできるまで効果が表れにくいのですが、あるポイントを過ぎると自分にも周囲の人にもはっきりとその効果がわかるようになります。当然ですが、英文のストックが多ければ多いほどスピーキング力が上がります。また、速読力・速聴力もアップします。「暗記の嫌いな日本人」には最も避けられるトレーニングですが、非常に効果のあるトレーニングです。

TOEIC特有の文法問題をチェックする

TOEICの文法問題の中には日本語の感覚だけでは解きにくい問題が出題されることがあります。しかも同じような問題が繰り返し出題される傾向があります。(理由は高得点取得者も間違えるためだと思われます)。私もはじめて見たときは理解できず、ネイティブからの説明を受けてようやく理解できる問題も多いです。このような問題も日常の英語学習では目にする機会が少ないのでまとめておくとよいと思います。問題の漏洩はTOEICでは禁止行為となっているので具体例を載せることができないのが残念です。

単語集をフレーズ集に変えて目を通す

英語学習において自作の単語集を用いている人は多いと思います。私はそのこと自体は悪いとは思いません。例えば英検一級レベルの語彙であれば、一つの英語に対いて一つの日本語を対応させる覚え方でもいいと思います。しかしTOEICでは全てのパートにおいてフレーズで覚えておく方が効果的です。

例えば、additional → 「追加の」ではなく、at no additional charge → 「追加料金なしで」。generous → 「寛大な」ではなく、generous contributions to ~ → 「寛大な~への寄付」というようにフレーズで覚えることが大切なのです。理由はいくつもありますが、まずは覚えやすい・忘れにくいということです。次に、これらのフレーズそのものが実用英語でもよく使われ、TOEICでも頻出するということです。また、これは前述した暗唱についての内容とかぶるのですが、英語そのものの処理能力が高くなり、速読力・速聴力が格段にアップします。

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