英語手帳・英語日記で英会話力アップ！

「英語力アップには英語で手帳や日記をつけるといい」とよく言われますが、私自身も５年間ほぼ毎日続けてみて、その効果を実感しています。具体的には、自分の日常にまつわる語彙やフレーズが蓄積されたことで、英会話力がぐんとアップしました。

毎日１０分で構いません。まずは
１．自分の予定や行動、気持ちや感想を「英語でどう言うんだろう？」と考える
２．オンライン辞書「英辞郎」やGoogle.comでフレーズを調べる
３．１～２行の英文をメモ　この３ステップを続けてみましょう。
忙しいときは単語だけでもＯＫ（presentation, exhaustedなど）。気楽に長く続けることが重要です。

１．「結果」や「感想」を述べるフレーズは英会話で大活躍！

ただ漫然と英作文するのではなく、「いつか会話で使えるかも」と意識するだけで、フレーズがより定着しやすくなります。
たとえば、プレゼンやミーティング、スピーチなどを終えたときの結果報告。映画を見たり本を読んだりした後の感想。一日の終わりに、その日がどんな日だったかを一言で表すと…？　これらのフレーズは、日常会話や雑談で大活躍します。
「英語手帳2016」より、いくつかフレーズ例をご紹介しますね。

★結果報告フレーズ×単語例

It was [　　　　].（～だった）

a total success（大成功）　like a dream（夢のよう）
※It went great!（うまくいった！）I did it!（やったー！）なども定番フレーズ。

a total failure（完全な失敗）　a disaster, a fiasco（大参事）

★感想を述べるフレーズ×単語例

It was [　　　].（～だった）

a lot of fun（すごく楽しい）　hilarious（超おもしろい、大爆笑の）
just great（もう最高）　amazing（すばらしい、見事）
a masterpiece（傑作）　perfect（カンペキ）

not my taste（好みじゃない）　boring（退屈）
the worst（最低）　a waste of money/time（お金／時間のムダ）

★どんな一日だったかを述べるフレーズ×単語例

It was a [　　　] day today.（今日は～な日だった）
※How was your day?と聞かれたときに使えます！

wonderful, fabulous（素晴らしい）　fruitful（実りの多い）
memorable（記念すべき、忘れられない）

hectic（てんやわんやの、バタバタした） stressful（ストレスの多い）
rough（大変な）

※これらはあくまで一例です。お気に入りのフレーズ集を参考にしたり、オンライン辞書やGoogle検索などを利用したりして、自分の気持ちを表すのにぴったりのフレーズを見つけてください。

ちょっとしたイラストや顔文字を入れても楽しいですね♪

こういったフレーズの引き出しは多ければ多いほど、自分の気持ちをより的確に表すことができ、会話が弾むようになるので、ぜひ楽しみながら続けてみてください。

２．続けるためのコツは？

何事も最初の数日が肝心！３日続けば１週間、１週間続けば１カ月、１年、２年…と、一度習慣化してしまえばあとはいつの間にか続いているものです。
習慣化するコツは「無理をしない」ことです。しんどい日はI caught a cold.（風邪を引いちゃった）I’m exhausted.（もうクタクタ）などの一行でもＯＫ。

１週間に１日はお休みを作るのも有効です。ただし、２日以上は間を空けないようにしましょう。
もし可能なら、「周りの人に宣言する」「仲間を作る」のもおすすめです。私はTwitterでこれらを実現しました。（参考記事：インプットにもアウトプットにも使える！ スキマ時間のTwitter活用法）

３．英語日記を強力サポート！「英語手帳２０１６」

来年度で１０周年を迎える「英語手帳」は、「毎日自然と英語に触れる」ための工夫が満載です。予定や行動を英語で書くためのWords&Phrases、毎日の英単語、週ごとの名言やワークに加え、２０１６年度版からは先ほどご紹介した「気持ちや感想を述べるフレーズ」も追加しました。よろしければぜひ書店でお手に取ってみてくださいね。

毎日コツコツ、楽しみながら英語を取り入れていきましょう！

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