単語の正しい組み合わせ「コロケーション」で、日本人英語を卒業!

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日本語でよく「空気を読む」と言いますが、これをそのまま英語にしてread the airと言っても、相手にはまったく通じません。日本語で結びつきのよい言葉の組み合わせが決まっているように、英語でも自然な言葉の並べ方が存在し、これをコロケーションcollocationと呼びます。コロケーションに強くなって、日本人英語から脱却しましょう。

日本語から直訳すると通じない

例えば、次のような言い方を英語にしてみてください。

・ランチを取る
・電話を切る
・答えを考える

普段英語で話そうとするとき、「ランチを取る=take lunch」「電話を切る=cut the phone」「答えを考える=think the answer」とそのまま訳してはいないでしょうか。これをネイティブが聞くと、「take lunch=ランチをどこかに持っていく?」「cut the phone=電話線を切る!?」「think the answer=答えについて分析する?」といったようにとらえてしまい、話がうまく通じない可能性があります。

このような場合、英語では次のような言い方を使います。これが「正しいコロケーションによる表現」ということになります。

・ランチを取る=have lunch
・電話を切る=hang up the phone
・答えを考える=find the answer

日本語の「取る」には「食べる」という意味がありますが、英語のtakeは「食べる」というイメージがなく、ここではhaveを使います。日本語の「電話」には「(電話での)会話」という意味が含まれますが、英語でthe phoneというと単に「電話機」なので、「止める」という意味のcutがうまく合わず、「(受話器を)かける」という意味のhang upを使います。また、日本語の「考える」には解決策を探すといったようなニュアンスがありますが、英語のthinkにはそれがないことから、「答えを考える」はfind the answer(答えを見つける)と表現します。

このように、言葉の持つ本来の意味によって、うまく結びつく語が変わってくるのです。そこで、正しい英語を使うためには、以下のような心構えが大切になってきます。

1.単語の持つ本来の意味が、日本語と異なることを意識する
2.日本語の文を単語単位で英語に訳さない
3.「動詞+名詞」といったように句の単位で表現を覚え、言葉の自然な結びつきに親しむ

カタカナ英語にご用心!

コロケーションに慣れてくると、外国人に通じない奇妙なカタカナ英語を使ってしまう可能性も少なくなります。例えば、次の語を英語にするとどうなるでしょうか。

・アフターサービス
・ホームパーティ
・ビジネスチャンス

日本語の「アフターサービス」は買った後もいろいろケアをしてくれることですが、英語のafter serviceは単に「サービスの後で」。何かしてくれるという意味にはなりません。また、英語のhomeは「故郷、自分が戻るべきところ」というイメージなので、「家という建物の中で開くパーティー」と言いたいのであれば、home partyではなくhouse partyとなります。「ビジネスチャンス」はbusiness chanceで通じるように思えるかもしれませんが、chanceは「偶然、たまたま起こること」「いちかばちかでやってみること」というニュアンスであるため、計画的に物事を進めるbusinessとはうまく結びつきません。「ビジネスチャンス」を英語で言うには、business opportunityという言い方がピッタリきます。

コロケーションを身に着ける方法とは

最初から完璧なコロケーションを使って英語を話すのは難しいかと思いますが、努力次第で、次第に慣れていくことができます。例えば、以下のようなことに気をつけてみてください。

1.辞書を引くとき、単語の意味だけでなく、その単語と結びつく動詞や形容詞、名詞などを一緒に見ておく。
2.普段英語を読んだり聞いたりするときに、気になる表現を”have lunch”、”hang up the phone”などフレーズ単位でチェックしておく。
3.自分で話す際、日本語を英語に訳すのではなく、自分の耳で聞いたことのある表現を使うよう心がける。

こういう習慣をつけるようにすると、やがて”take lunch”、”cut the phone”といった表現に自分自身が違和感を覚えるようになり、「それを言うならhave lunchでは」と気がつくようになります。1カ月、2カ月といった短い単位では難しいかもしれませんが、半年、1年続けていると、確実に違いが表れてきます。ぜひコツコツと試してみてください。

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