「時間がない」は解決できる! 社会人のための“脳に効く”英語学習術

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企業の海外進出が進み、英語力が求められることが多い昨今。「英語力をあげなくちゃ…」「今度こそ英語をマスターするんだ!」そうは思うものの、社会人はとにかく忙しくて時間がないもの。会社に行き、残業もこなし、付き合いの飲み会や接待に出張に…。どこに学習する時間があるのでしょう?

忙しいからこそ、賢く、効率的に。この記事では、忙しい社会人の英語学習に最適の時間帯や、時間のねん出方法、モチベーション管理について詳しくご紹介します。皆さんの英語学習のヒントになりますように!

時間を制するものが英語学習を制する!? 英語学習には、“脳のゴールデンタイム”がいい!

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忙しい社会人にとって一番のハードルといえば、なんと言っても「時間の確保」ですが、「一体どうやって時間を見つければいいの!?」という悩みも、ほんのすこし行動を変えるだけで解決します。

いつもより早く起きてその時間を有効活用する「朝活」が一時期話題になりました。実際に朝の時間は、脳のしくみからみても学習に最適な時間帯なのです。脳科学者の茂木健一郎さんは、この朝の時間を「脳のゴールデンタイム」と呼び、ものを覚えることや、ひらめきを得るにはうってつけだとしています。

【参考】茂木健一郎『脳を活かす勉強法』

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画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4569675093

では、そもそもなぜ、朝の時間帯が学習に向いているのでしょう?

脳は、夜の時間帯にその日一日起きたことを整理し、睡眠を通じて記憶を定着させます。そして翌朝には、それらの情報がすっかり整理されてまたリフレッシュした状態になっているのです。これは言うなれば、夜には机の上に散乱していた本が、起きたら本棚にきれいに収納されているような状態。しゃっきりと目覚めた朝は、新しい情報をインプットするのに最適な時間帯なのです。

いつもよりすこし早く起きるのが辛ければ、まずは5分早く起きるところからはじめてみてはいかがでしょうか。いつもは余裕もなく家を飛び出していた朝も、たった5分でも英語に触れるだけで達成感が得られて、一日を気持ちよく始められそうです。

時間は“作りだすもの”。小さな時間も集めれば資産に

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「時間がないから、英語の勉強は来月からにしよう」など、つい先延ばしにしてしまいがち。でも、1日15分だったら?それなら確保できそうな気がしませんか?

心理学によれば、人間は一度にたくさんの情報を得たとき、一番はじめと一番終わりの情報が記憶に残りやすいという性質があるとされています。同じ学習を1時間続けてやるよりも、15分×4回に分けたときのほうが「始め」と「終わり」が4倍あるので、その分記憶が定着しやすい可能性があるのです。

【参考】本郷陽二『頭がいい人の一日15分勉強法』

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画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00LXR0GXA

15分などの短い時間であれば、集中力に自信がない人でも、問題なく英語学習に取り組めそうです。では、どうやってその15分をねん出すれば良いのでしょうか。

以下では、2つの具体的な方法をご紹介します。

1. 「だらだら時間」をすこし削って、有効活用

普段、テレビを観ている時間、スマホを触っている時間はありませんか?今「YES」とそっと心の中で答えた方は、きっと少なくないはず。なんとなく無意味に費やしてしまうこの時間をかき集めると結構な時間が確保できます。

テレビであれば、録画機能を積極的に利用しましょう。どうしても外せない番組だけ録画して、観る時間を別に設けます。録画だとCMを飛ばせるので、1時間の番組であれば、15分ほど視聴時間を減らすことができるだけでなく、そのあと続いてしまいがちなだらだら鑑賞も防げるでしょう。

ついいじってしまうスマホも、設定した時間は操作ができなくなるアプリなどを利用して、一定時間触れない環境をつくりましょう。まずは15分でOK。時間が設定されていると、意外にもぐっと集中できることがわかります。つい返信したいメールも、「この15分が終わってから」と我慢できると気分も爽快です。

2. 予定前15分行動を心がけてみる

打ち合わせや出勤、友人との約束。すこしだけ早く支度をして、10分でも15分でも早く目的地に着くように心がけてみましょう。それだけで立派な“学習時間”が確保できます。予定までの時間を利用すれば、十分に単語の暗記や英文読解にあてられます。

ならば出かける前に家でやれば…という声が聞こえてきそうですが、よほど意思が強くなければ実際にやるのはなかなか難しいのが事実。一度家を出てしまえば、それだけで「やるしかない」環境を作ることができます。例えば待ち合わせのカフェなど自宅と違った環境を用意すれば、周りの目もあるので気が引き締まるので集中力も上がるでしょう。

1日15分、英語に触れる時間を作ったと考えてみましょう。1週間で105分、1ヶ月で約450分……「ちりも積もれば山となる」とはまさにこのこと。全くやらないという選択からしたら、“たったの15分”だってとても大きな時間です。

でも、どうやってモチベーションを保てばいいの…?

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ものごとを始めるときは誰でも成功した自分の姿がキラキラと見えるので、やる気に満ちてなんでもできそうな気がします。でも、「いざ始めたらなんだか成果も見えないし、飽きてしまった」なんてこともよくありますよね。では、どうやってモチベーションを維持したらよいのでしょうか?

1. 英語を「やらなきゃ」から、「やりたい」に変える

小学生のころ、苦手な宿題は集中できなかったのに、大好きなゲームなら時間を忘れてやっていませんでしたか?ここでいうところの“大好きなゲーム”のように、英語学習を楽しいものにするのが理想的な状態です。誰だって“好きなもの”なら、夢中になって取り組めるものですから。

例えば、英語学習を始めたきっかけが、「会社でTOEICのハイスコアを取らなくては“いけない”」だと、やる気が出にくくても仕方ありません。そこで、TOEICで高得点を取ったときに自分が心から嬉しくなれるようなメリットを考えてみましょう。

例えば、「海外旅行にいったときに現地の人と仲良くなれる」「周りの人から尊敬の目で見られる」など。たくさんあげてみれば、自分の心が動くものがきっとあるはずです。英語が話せるようになったら、外国人の友達もできるかもしれません。

頭に描いてみてワクワクするものがあれば、それをモチベーションにしましょう。「外国人の友達を作りたい、だからTOEICでハイスコアを目指そう!」こう考えたら、英語学習がすこし楽しくなりそうではないですか?

「○○しなきゃ」を「△△したい」に変えてみる。ちょっとした発想の転換がモチベーションアップにつながります。

2. ハードルを下げて。英語学習は細く長く

「英語ペラペラになるんだ!」と意気込んで教材をそろえたのに、3日坊主に終わってしまった経験は誰にでもあるはず。どうして続かなかったのか、原因を考えてみたことはありますか?

心理学的にみて大切なのは、「この方法なら成功する」とわかっていること、そして「そのやり方は自分にもできそうだ」と信じられること。目標が高すぎたり、すぐに結果が見えなかったりすると、やる気がなくなってしまうのは仕方がないのです。

【参考】市川伸一『勉強法の科学』

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画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4000296116

例えるならば、マラソンをやったこともない人が、突然42.195キロ目指してトレーニングを始めたらどうでしょう。走っても走っても、ゴールにつけそうにありません。誰だって投げ出したくなります。

これを「まずは1キロから走ってみよう」と、目標を下げると心のハードルもぐっと下がるので「1キロならできるかもしれない」そんな気がしてきます。すぐに達成感も味わえるので次へのやる気にもつながるでしょう。

語学の習得も同じ。突然1日でネイティブ並みの英語力を目指して厳しい学習をするのではなく、まずは「この単語が理解できるようになる」「短い文章が読めるようになる」など、小さな目標を作ってすこしずつクリアしていきましょう。

忙しいからこそ工夫をして。楽しく英語学習を続けよう

脳科学や心理学を通じて“勉強”を科学すると、「時間がないから」という言い訳が、もう通用しないということがわかります。いきなり富士山の頂上を目指すのではなく、1合目、2合目とすこしずつゆっくり進むつもりで。1日5分でも、10分でも積み重なれば大きな時間になります。

今日はとりあえず1分でもやってみよう。そんな心がけで始めてみれば、気づいたころにはリズムがついて、毎日15分、20分と英語学習に励んでいる自分に出会えるかもしれません。

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