ハロウィンに英語を話そう!「怖い」「ぞっとした」は英語でなんていう?

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10月31日といえば、もうなんの日かわかりますよね? そう、日本でもここ数年ですっかり市民権を得たハロウィンです。街中が、ジャック・オー・ランタンなどの装飾で賑やかになり、仮装用の衣装をワクワクしながら選ぶ人々が溢れる季節。皆さんの中にも仮装をする予定の方が多いかもしれません。

ハロウィンの起源は、古代ケルト民族のお祭りにあるとされています。秋の収穫祭とともに、悪霊が戻ってくるとも考えられていたことから、ハロウィンといえば、おばけや怖〜いイメージを持つという人もいるかもしれません。

英語を学習しているみなさんなら、季節の話題は押さえておきたいところ。ハロウィンにちなんで、「恐怖」にまつわる表現を見てみましょう!

いくつ知ってる?怖い様子を表すさまざまな形容詞

halloween_adjective
一口に「怖い」と言っても、その怖さの程度や、怖いと思う内容は千差万別。まずは、「怖さ」にまつわる形容詞を覚えることで、幅広いシチュエーションに対応できるようになりましょう!

1.おどろおどろしい「ominous」

何か悪いことが起こりそうな様子を表します。“ominous dark clouds 「不吉な黒い雲」”、“ominous silence「不気味な沈黙」”など、どこかつかみどころのないモノや名詞と合わせて使うことができます

<例>
The forest had an ominous aura.
その森はおどろおどろしい雰囲気があった。

He told me an ominous story.
彼におどろおどろしい話を聞かされた。

2.不気味な「spooky」

spookyは、気味が悪い様子を表す形容詞です。幽霊や怪物など、この世のものではない怪奇が出てきそうな怖さを表します。

<例>
That house is really spooky. There are even rumors that someone died there and now it’s haunted.
あそこの家はすごくうす気味悪い。あの家で死んだ人がいて、お化けが出るなんて噂もあるくらいだ。
*haunted: 幽霊(お化け)が出る

It’s really spooky how the lights keep flickering on and off.
電気がゆらゆらとついたり消えたりしていて、本当に不気味なんだけど。

3.身の毛もよだつ「hair-raising」

hair-raisingとは文字どおり、毛が(hair)起き上がる(raise)ほどの恐怖、思わずゾクッとするような怖さを表現する形容詞です。“hair-raising adventure「ゾクゾクするような冒険」”、“hair-raising story 「身の毛もよだつような話」”などの名詞と組み合わせて使ってみましょう。

<例>
Walking past the bear was a hair-raising experience.
クマのそばを通るのは、身の毛もよだつような経験だった。

4.背筋がゾッとするような「spine-chilling」

背筋(spine)に寒気を覚える(chill)で、恐怖で背筋がゾッとするような状態を表します。

<例>
A trip inside the haunted house in Fuji Q is spine-chilling.
富士急ハイランドのお化け屋敷のツアーは背筋がぞっとするほど怖い。

「死ぬほど怖い!」はなんて言う?“scare”を使って怖さの程度を表現しよう

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「怖い」と聞いて、動詞の“scare”をぱっと思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。scareには、自動詞の「怖がる」と、他動詞の「怖がらせる」という2つの用法があります。

自動詞としては、“She scares over nothing.「彼女はなんでもないことにビクビクする」”といったような用法があります。一方、他動詞では、“You scared me!「ああ、びっくりした!(直訳:君が私を怖がらせた)」”、もしくは受動態にすることによって。“I’m scared of heights. 「高いところが怖いんだ(高所恐怖症なんだ)」”といったような表現を耳にすることも多いかもしれません。似た意味の“frighten”に比べて少し口語的なので、会話で使うことも多いですね。

では、「死ぬほど怖い」は英語でなんと言うのでしょうか?scareを使って、表現の幅を広げてみましょう。

1.~を気絶しそうなほど怖がらせる「scare the hell out of~」

動詞の「気絶する」は通常、faintやpass out で表現しますが、ここではメインの動詞は「怖がらせる(scare)」なので使いません。程度を強調する表現であるthe hell out ofをscareと目的語の間に加えることで、「怖がらせる」の意味を強めることができます。

ちなみに、hellの他にも、もっと俗っぽい四文字言葉が使われることがあります。スラングでくだけた表現なので、友人同士などの会話で使ってみましょう。

<例>
I saw a snake on my hike yesterday and it scared the hell out of me!
昨日ハイキングの途中でへびを見たんだけど、気絶するくらい怖かったよ!

2.死ぬほど怖がらせる「scare someone (half) to death」

死に至るほどひどく怖がらせる様子を表すフレーズです。scare はfrighten でも代用可能です。

<例>
The haunted house scared me (half) to death.
そのお化け屋敷は、死ぬほど怖かった。

その他、「怖〜い」ときに使いたい表現

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1.鳥肌が立つ「get goose bumps」

寒いときや何かが怖いというときに「鳥肌がたった」というのは日本語も同じですね。もちろん、感激のあまり鳥肌がたったときにも使えます。

<例>
I heard a loud noise in my house and I got goose bumps. What if it was a ghost?
家の中で大きな音が聞こえて、鳥肌が立ったよ。おばけだったらどうしよう?

It’s so cold outside that I got goose bumps.
外がものすごく寒くて鳥肌が立ったよ。

Beyoncé’s voice is so beautiful that I get chills and goose bumps.
ビヨンセの声は本当にきれいで、鳥肌が立つほどだ。

2.びびる「(be) freaked out」

突然のことにショックを受けたり、驚いて気が動転するような様子を表す口語的な表現です。freak out は、「びびらせる」という意味の他動詞ですので、「びびった」と言いたい時にはbe動詞とともに受動態で用いるようにしましょう

<例>
Seeing the dead body freaked him out.
死体を見て彼はびびった。

She was completely freaked out when she saw the ghost at the window.
彼女は、窓にお化けが見えたとき完全にびびってしまった。

【おまけ】ハロウィンについて話してみよう!

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ハロウィンが近づくと、仮装やパーティーの計画を毎年楽しみにしているという人もいるのではないでしょうか。せっかくなので、ハロウィンについて英語で話すときに使える表現をご紹介します。

1.仮装の予定を尋ねる表現

「~の仮装をする」は、dress up as~の形で表します。ですので、疑問文にするときには疑問詞のwhatを用いて次のように質問しましょう。

<例>
A: What are you dressed up as for Halloween?
なんの仮装をしているの?
B: I’m not sure yet, but I want to be either Batman or Superman.
まだ分からないけど、バットマンかスーパーマンがいいかな。

2.ハロウィンの予定について話す表現

ハロウィンの本場と言ってもいい英米圏では、ハロウィン当日の楽しみ方は世代によって異なる様子。大学生などの若者層は日本と同じく仮装パーティーに乗り出しますが、子持ちのファミリー世代にとってハロウィンは、可愛らしい仮装で近所を練り歩く子どもたちにお菓子を配る一日になります。

合言葉はもちろん、“Trick or treat!「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」”ですね。

A: What are you going to do for Halloween?
ハロウィンはなにをするの?
B: I’m going to stay at home and give out candies to trick-or-treaters.
家にいて、子どもたちにお菓子をくばる予定だよ。
*trick-or-treater:ハロウィンでお菓子をもらいにくる子どもたちのこと

色々な「怖〜い」を覚えて表現を豊かに!

「怖い」という様子を表すのに、日本語でもさまざまな表現があるように、英語でもシチュエーションに合った色々な言い回しがあります。それぞれのニュアンスは、なんとなくつかめましたか?

シンプルな”scare”、”scary”というような言葉で済ませるのもいいですが、せっかくなので新しい単語やフレーズを使って、会話の幅を広げてみましょう。

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