【劣後順位】英語学習では、やることではなく「やらないこと」をリスト化すべき3つの理由

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英語学習において、単語、文法、発音、英文解釈、スピーキングの練習…など、「やらなくては!」と感じるものは、ちょっと考えてみるだけでもたくさんありますよね。でも、ただでさえ仕事で忙しく、英語学習の時間を捻出するのに苦労するビジネスマンにとって、それら全てをこなしていくのは至難の技です。

学習の計画をしている段階で「やらなくてはいけないことが多すぎて、途中で挫折してしまいそう…」「考えるだけで、すでにモチベーションが下がる…」と、感じてしまう人も少なくありません。

そんなときこそ意識したいのが「やらないこと」を決めるという視点です。「やること」ではなく「やらないこと」を考えることで、英語学習をよりシンプルかつ効率的なものへと変えていくことができるのです。

今回は、ビジネスの世界でも有効な仕事術とされる「劣後順位」についてご紹介し、英語学習への取り組み方を見直すヒントをお届けしていきます。

効率性を追求していくためのアプローチとは?

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忙しい合間を縫って、日々英語学習に励んでいる社会人の方は多いと思います。そんな社会人が英語学習に取り組むときに、何よりも大事にしたいのが「効率性」です。限られた時間の中で、効率よく学習を進めていくのが一番理想的ですよね。

「やること」だけでは効率化が難しい

仕事や日常生活において、タスクの管理や整理をしていく際に「やることリスト」や「ToDoリスト」を活用している方は多いでしょう。何かに取り組む際には、必要となるタスクをまず洗い出し、そこからいわゆる重要度・緊急度を考えてタスクに取り組む順番を決めていきますよね。このように、「やるべきこと」を洗い出し、そこから優先順位を決めるというやり方は、英語の学習計画を考えるうえでも重要です。

しかし、やることをリスト化してみたものの、いざ実行していくとなると、「結局手付かずになってしまった」、「どれもが中途半端になってしまった」……となる場合も少なくありません。実際に、英語力を向上させたいと思い、自分がやることを考えていくと、「あれもやったほうがいい」「きっとこれも必要だ」と、自分の知識・スキルに足りない要素に目がいきやすく、やるべきだと感じるものがたくさん出てきます。
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しかし、「やること」を一つ一つ遂行するためには、その分時間が必要になります。あれもこれもやろうとするとなると、時間はいくらあっても足りません。また、やることが多ければ多いほど、ひとつひとつの項目に対する意識が薄れてしまい、集中することができませんし、成果も出にくくなります。これでは、効率的に学習していくことには繋がりません。

では、この効率性を追求していくためには、どのようなアプローチが効果的なのでしょうか。

ここで取り入れたいのが、「劣後順位」という視点です。

社会人の英語学習は「劣後順位」が成功の鍵となる!?

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「劣後順位」とは、先ほどの「優先順位」の対となる言葉であり、「やらないこと」を決めることを意味します。実は、英語学習においては、この劣後順位の視点を取り入れることで「1.実践力」「2.実行可能性」「3.モチベーション」の3つを高めていくことができるのです。

「劣後順位」のメリット1:「実践力」を高める

まず、「やること」ではなく「やらないこと」を明確にすることで、自分にとって本当に必要な学習に時間を使うことができるようになります。忙しい社会人が英語学習をしていくにあたっては、自分が「やらなくてもいいこと」をしっかりと自覚し、無駄を省いていくことが必要となります。これによって、より実践的な力を身に付けていくことができるのです。

ここでは、英単語の学習を例に考えてみましょう。単語や表現を学習していこうとする際には、まず単語本や単語帳を引っ張り出して「イチから順番に取り組んでいく」という方も多いかもしれません。しかしながら、ここで考えたいのが、果たしてそれが、自分にとって必要なものなのかということです。

たとえば、すでに仕事で英語を使う場面がある人の場合は、単語本にイチから取り組むよりも、実践の場を一番の軸として、新しい単語や表現を身に付けていくという方が効率的と言えるでしょう。メール作成や会議など、実際の仕事で出てきた・使用した単語や表現からまず覚えていくという方が、自分にとって本当に必要となる実践的な単語力を身に付けることができます。

また、海外旅行・海外出張の機会に向けて英語が必要な人の場合は、実際の旅行・出張の場面を想定した単語に集中する方が、実践的です。まずは、空港・ホテルでのチェックイン、入国審査、買い物、レストランなどで使える単語・フレーズだけに絞って徹底的に学習する方が、自分にとって必要な知識・スキルを身につけていくことができるでしょう。

「劣後順位」のメリット2:「実行可能性」を高める。

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また、「やらないこと」を明確にすることで学習計画がシンプルになるため、その実行可能性も一気に高まります。例えば、単語本を「A」から順番にまるまる一冊取り組むという計画は、どうしても実行が困難です。この場合でもまた、「劣後順位」の考え方に従うという選択肢が考えられるのです。

具体的には、「不必要な単語」の学習を捨てる代わりに、まずは「日々の仕事で使う単語」を100個覚えるという方が心理的ハードルも下がりますし、実行できる可能性も高くなります。このように考えると、一見果てしないように思える単語の学習にも自分の軸ができ、取り組みやすくなるのではないでしょうか。

「劣後順位」のメリット3:「モチベーション」を高める。

そして、「劣後順位」の考え方を用いることによって、「全部やらなくては」というプレッシャーや焦りからも解放されるので、モチベーションの維持もしやすくなります。また、何よりも自分に役立つ内容で学習を進めているため、実際の仕事の現場で使えた・できたという体験も生み出しやすく、これによりモチベーションがますます高まっていくといういいサイクルを生み出すことができるのです。

おわりに

このように、「やらないこと」を意識することで、英語学習をよりシンプルに、そして効率よく進めていくことができるようになります。

仕事に限らず、英語学習においても「やること」「やらないこと」の両方の視点を持っている人は、しっかり成果を出すことができています。日頃の英語学習を見直して、「やらないこと」にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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