お菓子やコスメ、電気製品など、外国人観光客に大人気の日本の商品。量販店、ドラッグストア、そしてスーパーやコンビニなどでも、外国人のお客さんを相手にすることがあると思います。今回は、レジでの接客に役立つ英語フレーズをご紹介します。
レジで使う基本の英語フレーズ
「レジ」は英語でcash registerと言います。スーパーのレジはcheckout counterということもあります。どんなお店の人でも普段レジでよく使っているひとことを、英語でいうとどうなるのか確認してみましょう。
レジ前で迎えるときに
Please stand in the line.
(列にお並びください)
Who’s next, please?
(お次の方、どうぞ)
Thank you for waiting.
(お待たせいたしました)
「列」はlineで、「列に並ぶ」はstand in the lineとなります。「お次の方、どうぞ」はカジュアルにNext, please.と言ってもかまいません。
必要なものを尋ねる
Do you need a plastic bag?
(ビニール袋は必要ですか?)
Three yen for a small plastic bag.
(小さいビニール袋は3円です)
スーパーなどで使う「ビニール袋」は、plastic bagと言います。同様に、Do you need a spoon?(スプーンはおつけしますか?)、Do you need chopsticks?(おはしはおつけしますか?)のように聞くことができます。「無料」はfreeと言い、Chopsticks are free.(おはしは無料です)のように説明してもいいですね。
レジ前で支払いするときに使うフレーズ
Do you have a store membership card?
(当店のカードはお持ちですか?)
Here’s the change.
(こちらがおつりです)
We can’t exchange money here.
(ここでは両替はできません)
お店でポイントカードを作るというシステムは海外ではあまり浸透していないらしく、What’s that?(それは何ですか?)と聞かれたら、You can earn points by shopping, and use it for your next shopping.(お買い物をするとポイントを獲得することができ、それを次の買い物に使うことができます)と説明してあげましょう。Here’s ~は「こちらは~です」と差し出すときの定番の言い方で、Here you are.(はい、どうぞ)もよく使われます。
レジでより細かく対応するための英語フレーズ
お店のレジではただお金をやりとりすればいいだけでなく、意外に細かい対応が必要とされます。覚えておくと便利な表現を挙げておきます。
温める
Would you like it heated up?
(<電子レンジで>温めますか?)
または店内の電子レンジを指して The microwave is over there.(電子レンジはあちらです)と言ってもいいでしょう。
酒・タバコを売るのに年齢確認する
Age verification is required.
(年齢確認が必要です)
本来はID(身分証明書)を確認するところですが、英語表記のついた年齢確認用パネルがある場合、Please touch the panel.(パネルにタッチしてください)と言えば、わかってもらえるでしょう。
セルフサービスであると説明する
Please help yourself.
(ご自分でお取りください)
コンビニのおでんなど、客が自分で取るシステムになっているときに使います。逆に店員が取ることになっているときは、Let me do it for you.(私にやらせてください)と言いましょう。
支払について説明する
We don’t accept foreign currencies.
(外貨は扱っていません)
We don’t accept credit card.(クレジットカードは扱っていません)のように使うこともできます。なお、「(商品が)ありません」というときは、We don’t have alcoholic beverages.(酒類は置いていません)のように、We don’t have ~を使います。
レジに立っている人が「いらっしゃいませ」というときは、Hello!やGood morning/afternoon/evening.でOKです。会計が終わったらThank you.の後にPlease come again.(またお越しください)と言ってもいいですし、Have a good day!(よい1日を!)、Have a good evening.(よい晩を!)なんて言えるようになると、きっと感じのいい接客だと思ってもらえますよ。
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