私がこれまで外国人に「うまく説明できなかった日本のこと」

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東京オリンピックを控え、日本を訪れる外国人数は右肩上がりです。訪日外国人が宿泊や飲食などに使う消費額もかなりの増加傾向にあり、政府も「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」という有識者たちによる集まりの中で、2020年度の訪日外国人観光客数の目標を現在の年間2000万人からその2倍の4000万人に設定しました。わずか4年で倍増させるということです。これからの日本人は、今とは比べものにならないくらいに、日常的に外国人と顔を合わせる環境に置かれることは間違いありません。

私も仕事上、ほとんど毎日、英語圏を中心とした外国人の方と接しています。その中でも簡単に説明できると思っていたけど、「うまく説明できなかった日本のこと」というものがあります。今回は私が実際に経験した「うまく説明できなかった日本のこと」についてです。

「自宅」に招いて

一人暮らしのワンルームにお住まいの方でも、実家で家族と同居している方でも、自分が外国人を家に招く際には家の大きさを説明することはよくあります。こう言った場合、日本人であれば「4LDK」などの言葉を用いて説明します。しかし、この「4LDK」は外国人には通じない和製英語です。「4LDK」というニュアンスを表現したいのであれば、「4bedrooms and living, dining rooms」と説明します。bedroomには文字通りの「寝室」という意味の他に「区切られた部屋」という意味もあるのです。一人暮らしの方などで、ワンルームや1LDKに住んでいる場合は「one-room apartment」で大丈夫です。

また、和室と畳については外国人にとって興味が大きいようです。「たたみ」は「tatami (mat)」で十分に通じます。「6畳」なら「six mat room」です。また、畳1枚の大きさが約90cm×約180cmとなっていて、一辺が他の一辺の2倍の長さとなっているために、部屋の大きさに応じて縦横自在に組み合わせていくことができる話は初めて畳を経験する外国人の興味を大きく引き出すことができます。

表現できそうでできない「自宅」における表現リスト
マンション condominium
インターホン intercom
下駄箱 shoe cupboard
ランドセル、通学カバンなど school bag
フローリング wooden floor
たたみ tatami mat
和(洋)室 Japanese(Western)-style room
生ごみ kitchen garbage

「食事」をしていて

食事中は何かと多く質問されます。特に和食メインの食事を楽しんでいる場合、外国人にとっては初めての食品も多く、いろいろ聞きたいことも多いようです。かつては日本を代表する食事と言えば、大半の外国人は「すし」と答えていました。しかし、2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたころから、「てんぷら」「そば」などの食事にも注目が集まり始めています。

食事について、日本にあまり精通していない外国人にとって二つの驚くことがあります。一つ目は「いただきます」と「ごちそうさまです」。確かにこのフレーズに相当する日本語も思いつきません。次に、外食時していてアルコールを頼んだときに提供される「つきだし」です。「つきだし」そのものがサービスではなくお金を取られるシステムにも驚きます。

表現できそうでできない「食事」における表現リスト
おしぼり moist towel
焼き(揚げ)たて freshly grilled(fried)
お酒 sake(で十分通じます)
モーニング(サービス) breakfast special
お湯割り with hot water
焼酎 syou-tyuu(で十分通じます)

「IT機器」について

英語圏の多くの国では日本とは比較にならないほどWi-Fiシステムが発達しています。駅やショッピングモールなど人が集中するところでは、必ずと言っていいほどWi-Fiを無料で利用することができます。このような状況を期待していた外国人に日本の状況を説明しなければならないことも多くあります。

また、やはり日本の電化製品は依然人気があります。電化製品の大型店を案内することもよくあります。

表現できそうでできない「IT機器」における表現リスト
圏外 no service
ノートパソコン laptop computer
手ぶれ補正 shake compensation
迷惑メール spam mail
絵文字 pictogram
充電(完了) charge (completion)
待ち受け(画面) standby display

今回は完全に私の実体験をもとにして書かせていただきました。これらの中でうまく英語で表現できずに気まずい思いもしました。ぜひ私と同じ思いをしないためにも活用してください。

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