寒いって英語でなんていう?冬の寒さを伝える英語フレーズ

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2016年もあと残りわずか。東京では11月に54年ぶりの積雪が観測されるなど、徐々に寒さも厳しくなってきました。今年の冬はどんな冬になるのか、天気予報では様々な予測が飛び交っていますが、「寒い冬」であることに間違いはなさそうです。

天気の話題は万国共通で会話のきっかけとして使われます。そこで今回は、近所の人と「今日も冷えますね〜」と挨拶を交わすときや、オフィスの同僚と「ものすごく寒くて白い息が見えましたよ!」といった会話をしたいときに使える、「寒さ」にまつわる表現をご紹介します!

寒さを表す形容詞。寒さのレベルで使い分けよう

winter_expressions_cold
日本語では寒さを表すときに、「寒い」という形容詞はそのままに、「すごく寒い」、「凍えるほど寒い」など、副詞を使って程度を表します。英語では、「寒さ」を表す形容詞といえば、“cold”ですね。もちろん“very cold”など副詞を使って寒さを強調することもありますが、寒さの程度によって異なる単語を使うこともあるのです。

以下では、「涼しい」から「凍えるほど寒い」まで、寒さを表す形容詞について段階順に見ていきましょう。

涼しい/cool

It’s cool this evening.
(今日は涼しい)

肌寒い/chilly

It’s chilly this morning.
(今朝は肌寒いね)

寒い/cold

It’s getting colder day by day.
(日に日に寒くなっている)

I’m cold.
(私は寒い)

凍えるほど寒い/freezing

It’s freezing cold tonight.
(今夜は凍えるほど寒い)

I’m freezing!
(寒くて凍えそう!)

通常、気温や気候を表すときの主語としては“it”を用いますが、“cold”と”freezing”に関しては、気温が低いことを表す“It’s cold/ freezing”の他にも、自分自身が寒いことを意味する“I’m cold/ freezing”という2通りの言い方があります。

ですので、寒空の下、薄着のご友人に「寒くないの?」「すごく寒そう(に見える)」とコメントする場合には“Aren’t you cold?”や“You look freezing.”など、主語をyouにして伝えることができるのです。

寒さによる体の変化に関する表現

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「手がかじかむ」、「白い息が見える」、「鼻が赤くなる」など、日本語では寒さにまつわる表現がいろいろとありますが、英語ではなんと言うのでしょうか?

手がかじかむ

It’s so freezing cold today! My hands are numb!
(今日は、本当に凍えるほど寒いね!手がかじかんでるよ!
手がかじかむというのは、「感覚のない」「麻痺した」を意味する“numb”を使います。足がしびれた時などにも使える単語です。
例:“My leg goes numb when I sit.”(座ると足がしびれる)

吐く息が真っ白

It’s so freezing tonight! I can see my breath.
(今夜は凍えそうなくらい寒いね!白い息が見えるよ)
日本語では「白い息が見える」といいますが、”white”という単語は使わずに、単純に自分の息が見えるという表現を使います。

鼻が赤くなる

I’m so cold! My nose turned red!
(ものすごく寒いね!鼻が赤くなっちゃったよ!

体の芯まで冷える

I’m chilled to the bone!
(体の芯まで冷え切っているよ!)
こちらは比喩的な表現として、ぞっとするようなときにも使えます。

寒すぎて鳥肌が立つ

It’s so cold outside that I get goose bumps.
(外がものすごく寒いから、鳥肌が立つよ。

「あたたかくしてね!」「風邪引かないでね」出かける人に声をかけたい……英語でなんと言う?

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次にご紹介するフレーズは、どれも「あたたかくしてね」の意味ですが、厳密に言うと細かな使い分けがあります。状況に合わせて使ってみましょう!

Stay warm!/ Keep warm!
(あたたかくしてね!)
ある状態を保つ意味の“stay”や“keep”を使って、直訳すると「そのまま暖かくしてね」になります。例えば、すでにたくさん着込んでいる人が出かける前に一言声をかけるときなどに使えるフレーズです。

Bundle up!
((たくさん着込んで)あたたかくしてね!)
「たくさん着込む」を意味する“bundle up”。既に着込んでいる人に向けてでも、薄着をしている人にでもどちらの場合でも使えます。

Wrap yourself in several layers.
(たくさん着込んでね)
「くるむ」、「包む」を意味する“wrap up”。「自分自身を包む」と、「層」を意味する“layer”で、たくさん着込むという意味になります。“You should wear layers.”「たくさん着込んだ方がいいよ」も同様の意味です。このwrapという動詞は、“wrap oneself in a blanket”「ブランケットにくるまる」などと応用できます。

Don’t catch a cold!
(風邪引かないようにね!)
寒いときに日本語ではよく使うフレーズですが、”catch a cold”「風邪を引く」を使って英語でもそのまま使えます。

「雪」や「みぞれ」、冬の天気にまつわるフレーズ

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「冬」にまつわる会話といえば、「寒さ」に関する話題だけではありません。雪が降ったり、みぞれが降ったり、路面が凍結したり……など、様々な天気の変化が起こります。以下では、そんな冬ならではの天気にまつわるフレーズをご紹介します。

Watch your step. The streets are icy today.
(足元に気をつけて。今日は、道が凍っているから)
氷(名詞)”ice”が派生した形容詞の”icy”を使って、凍っている状態を表します。“icy fingers”「凍ったように冷たい指」、“icy water”「氷のように冷たい水」、“icy winds”「凍えるほど冷たい風」など、名詞と共に使います。比喩的な表現として、“icy look”、“icy stare”「冷たい視線」などと使うこともあります。

We can’t go out today, we got snowed in.
(今日は出かけられないね、雪で閉じ込められちゃったから)
“be/get snowed in”で、「雪で閉じ込められる」の意味。大雪で、ドアも開けられないほど家の外に雪が積もってしまったときに使います。

There was frost on the ground this morning when I got up.
(今朝起きたら、霜が降りていたんだ)
「霜が降りる」というと、“fall”などの動詞を使いたくなりそうですが、“frost”一語で「霜」「霜がおりること」を意味します。“We had some frost this morning.”も同じ意味になります。

It was sleeting last night.
(昨晩は、みぞれが降っていた)
日本語では雪とみぞれを使い分けますが、英語でも同じく「みぞれ」を表す“sleet”という単語があります。「雪がみぞれに変わった」は、“The snow turned into sleet.”となります。 

It’s supposed to hail this evening.
(今日は夕方からひょうが降るらしいよ)
“hail”(ひょう)には、“snow”や先述した“frost”と同じく、名詞としての用法と、動詞としての用法があります。名詞として用いる場合は、”We had hail yesterday.”(昨日ひょうが降った)となります。

「寒い!」を表すさまざまなフレーズで、冬を楽しく乗り切ろう

12月末から1月、2月にかけては、ますます気温も下がり、寒さも本番を迎えます。“I’m so cold!”だけでなく、さまざまな表現を使って会話を楽しみましょう。英語の上達への近道は、とにかく実生活の中で使うこと。毎日違う表現を実際に口に出して言うことで、体感している寒さや状況とともに体で覚えられるでしょう。

暖かい春が待ち遠しいですが、この寒い季節を有効活用して「冬にまつわるフレーズ」を覚えてみてはいかがですか?

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