英語だと無口になる自分はもう卒業!グローバルビジネスで活躍するための発言倍増計画

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

英語会議となると、頭で英文を組み立てているうちに話が流れてしまい、つい周囲の発言をじっと聞くだけになってしまう。その結果、英語となると普段よりも無口な人になってしまう。英会話に自信がない頃は口数が少なくなりがち、もどかしい思いをしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、グローバルビジネスの世界では「発言をすること」が重要なため、無口で控えめな姿勢はマイナスになってしまうことも。議論に参加しているの?と思われてしまったり、意思表示ができなければ「何も考えていない」と判断されてしまう場合もあります。

もちろん英語となると「なかなか思うように発言できない」「短いフレーズで答えてしまう」「言葉が続かない」など、悩みは尽きませんよね。そこで今回は、実際のビジネスシーンで自分の発言量を倍増させ、よりスムーズにコミュニケーションを取るための方法やコツを紹介します。

プレゼン技術「PREP法」で言いたいことを伝える!

3s_02
相手の質問や発言に対し、ただひとこと“Yes”と答えるだけ。“I think so.(そう思います。)”“That sounds great!(素晴らしいですね!)”など、相槌や短い文での回答になってしまっている日本人は多くいます。そんな方におすすめしたいのが「PREP法」です。

PREP(プレップ)法とは、主にビジネスシーンで用いられる文章構成方法で、話者は次のような流れで話を展開していきます。

「PREP」の構成要素


P=Point(ポイント、結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)(E=Experience(経験))
P=Point(ポイント、結論を繰り返す)

※最初にポイントや結論を伝える。次に、その理由を説明し、事例や具体例で理由を補強する。そして最後に再びポイント・結論を述べる。

自分が言いたいことを簡潔に伝える・話の内容に説得力を持たせることができるため、日本語での商談やプレゼンで実践している方も多いのはないでしょうか。

英語を話すあらゆる場面においてPREPを意識すれば、発言量をぐんと増やすことができます。たとえば、誰かの発言やアイデアに対して、自分のスタンス・意見を述べる場面を想像してみてください。“I agree with you.(同感です)”とひとことで発言を終えるのではなく、理由(R=Reason)や具体例(E=Example)を付け加えるのです。

「PREP」を用いた発言例

P:I agree with you.
(あなたに賛成です。)
R:That’s because the new system will improve productivity.
(この新しいシステムは、生産性を向上させるからです。)
E:For example, the sales department raised its productivity by 20%.
(たとえば、営業部の生産性は20%向上しました。)
P:For this reason, I think we should go ahead with it.
(そういう訳で、これを進めるべきだと思います。)

以下にPREPに沿って意見を述べる際に使える定番フレーズをまとめました。

「PREP」で使えるフレーズ例

P=Point(ポイント・結論)

・I totally agree with you.(全く同感です)
・I agree with your opinion/idea.(あなたの意見/アイデアに賛成します)
・I’m afraid I can’t agree with you.(残念ながら賛成しかねます)
・My point of view is that~(私の考えは~です)
・I think~/ I believe~(~と私は考えます、~と思います)

R=Reason(理由)

・Because~(なぜなら)
・It’s because~ / That’s because~(それは〜だからです)
・The reason for this is~(この理由は~です)
・The main reason why I think so is that~(私がそう考える主な理由は~です)

E=Example(事例・具体例)(E=Experience(経験))

・For example/ For instance(たとえば)
・In my experience私の経験では)
・When I was~, (私が~だったとき)
・As far as I know(私が知る限り)
・As far as I’m concerned(私としては、私に関する限り)
・Generally speaking(一般的に言って)
・According to a certain survey(ある調査によると)

P=Point(ポイント・結論を繰り返す)

・That’s why~/ That’s the reason why~(それが~の理由です)
・For this/ That reason(そういう訳で)
・As a result/ Therefore(結果として、したがって)

付け足し発言で会話を続けるための「一問二答」

3s_03
聞かれたことだけに答えるような「一問一答スタイル」では、会話はうまく続きません。そこで意識したいのが一つの問いに対して、二答で返す「一問二答」です。相手からの質問に対し、もう一文付け足すよう常に心がけてみましょう。

■一問一答の場合

相手の質問:Have you seen any good films recently?
(最近何かいい映画を見ましたか?)

自分の答え:No, I haven’t.(いいえ、見ていません。)

■一問二答の場合

相手の質問:Have you seen any good films recently?
(最近何かいい映画を見ましたか?)

自分の答え:No, I haven’t.(いいえ、見ていません。)
I’ve been tied up with work.(最近、仕事で忙しくて。)
Basically, I go to the movies three or four times a month.(基本的には、月に3〜4回映画を観に行きます。)
I’m into American dramas.(アメリカのドラマにハマっています。)

文脈により“No, I haven’t, but~(いいえ、見ていません。でも~)”のように、適切な接続詞やつなぎ言葉を入れると自然な会話になります。

「5W1H」でネタ・情報を追加する!

3s_05
「一問二答」を実践しようとしていても、会話によっては続ける内容が思い付かない場合もありますよね。そんな時に使えるのが「5W1H」です。

疑問詞「5W1H」

・Who(誰が)/ with whom(誰と)
・What(何を)
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Why(なぜ)
・How(どうやって)

追加のネタや情報に困ったら、5W1Hをヒントにひとこと付け加えるといいでしょう。先ほどの例を用いて具体的な考え方をご紹介します。

【答え+「5W1H」】を用いた発言例

■一問一答の場合

相手の質問:Have you seen any good films recently?
(最近何かいい映画を見ましたか?)
自分の答え:Yes, I have.(はい、見ました。)

■答え+「5W1H」の場合

相手の質問:Have you seen any good films recently?
(最近何かいい映画を見ましたか?)

自分の答え:Yes, I have.(はい、見ました。)
I went to see the movie with my friend. ← with whom(誰と)
I saw “La La Land” last month. ← What, When(何を、いつ)
I bought the tickets online. ← How(どうやって)

相槌の代わりに、相手の発言を「パラフレーズ」する

3s_04
「パラフレーズ(paraphrase)」とは、元の言葉を別の言葉で言い換え、同じ意味・内容を表現していくという方法です。“Exactly.”“I see.”“That’s right.”といった相槌の代わりにパラフレーズすれば、相手の話をちゃんと理解していると示すことができます。

パラフレーズを用いた発言例

Aさんの発言をBさんが異なる単語・文章構成で言い換えた場合、次のようになります。

・Aさん:I think we should do more research before carrying out the project.
(プロジェクトを実行する前に、もっと調査すべきだと思います。)
・Bさん:So you believe that more research is needed before we launch the project.
(プロジェクトを始める前に、もっと調査が必要だということですね。)

【過去記事】『相槌マシーンはもう卒業!
ビジネス英会話で最も重要な「発言力」を養う3つのテクニック』

パラフレーズのポイント

■同義語を使う(単語・表現)

・carry out→ launch, conduct, perform, implementなど
・( I ) think→ believe, suppose, feel, guess, reckonなど

■態を変更する

【do(能動態)→ be done(受動態)へ】
We should do more research.→ More research should be done(by us).

■品詞を変更する

【benefit(動詞)→benefit(名詞)へ】
People benefit more from positive comment than from negative criticism.
→People can get more benefits from positive comment than from negative criticism.
(人々は否定的な批評よりも肯定的なコメントから利益を得る。)

おわりに

以上、発言量を倍増させ、よりスムーズにコミュニケーションするための方法・コツをご紹介しました。ビジネスの現場では、コミュニケーションがなにより重要。とくに海外のビジネスシーンでは、黙って会議室にいるだけでは、会議に参加したことにはなりません。

もちろんむやみに発言量を増やす必要はありません。ちゃんと自分の意思を表明し、相手と対話しようとする態度を示すことが大切です。英語になるとつい無口になってしまうビジネスパーソンの方は、さっそく紹介した方法を使って、意識的に発言量を増やしてみてはいかがでしょうか?あなたが何気なく付け加えた一言から、思わぬ方向に会話が広がっていったり、新しいアイディアが生まれるかもしれませんよ。

Please SHARE this article.

レアジョブ英会話 レアジョブ英会話 RareJob English LabはNo.1オンライン英会話スクール「レアジョブ英会話」が運営しています。
英語を「話せる」ようになるにはくり返しアウトプットする機会が必要です。 レアジョブ英会話なら1レッスン129円で每日外国人講師と話せます。
メールマガジンで新着記事や、あなたの英語学習をサポートする情報をお届けします。

購読する