自分がしっかり覚えたはずの英語フレーズをネイティブに使ってみたら、ネイティブがキョトンとしていた。このような経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
私たち日本人が当たり前のように使っている表現でも、ネイティブに誤解されてしまう表現があります。今回は、日本人が特によく使い、ネイティブが「?」となってしまいがちな4つの英語フレーズを紹介します。
「今朝、病院に行ってきたよ」
この内容を英語で伝えたい場合、みなさんならどのような表現を使いますか?
非常に馴染みのある表現ではないでしょうか。実際に市販されている学習書にはよく見られます。しかし、このフレーズを聞いたネイティブの多くは、想像以上に深刻な表情になり、あまり会話も弾まなくなるでしょう。
「病院」hospital、「~に行く」go to ~、は間違いがないのですが、go to hospitalには日本人の「病院に行く」とはかけ離れた深刻さを持っているのです。程度で言えば、すぐに入院して手術などが必要なレベルです。
ちょっと風邪薬をもらいに、のどが痛いので、足をくじいたので、などのレベルで病院に行ってきたよという場合には以下の表現が適切でしょう。
「いいよ、オッケー(Okay)」
ネイティブの自宅などに招かれて、いわゆるホームパーティー中です。手作りの料理の味を聞かれたとき、つい口にしてしまいがちな表現です。
okayという言葉は「いいよ、十分だ」などと解釈されることが多いようですが、その裏には「何とか・・・、我慢すれば・・・」という意味も含まれているのです。手作り料理の味について「Okay」と言ってしまうと、「何とか(がまんすれば)食べれるから大丈夫」というニュアンスになってしまうのです。
日本語における「オーケー(OK)」のニュアンスを出したいのなら以下のような表現が適切でしょう。
「昨日、髪を切ったよ」
髪型の変化は会話の切り出しに最高の話題です。また、こちらからも「髪の毛切ったの?」などと投げかけやすい話題でもあります。みなさんなら「昨日、髪の毛切ったよ」をどう表現しますか?以下のような表現をよく耳にするのではないでしょうか。
しかし、この表現は「I cut」となのでcutしたのがIになっています。これでは、髪の毛を自分で切ったということになってしまい、ネイティブは???という状態になることが多いようです。多くの人は美容院などで「髪の毛を切ってもらう」ことの方が多いはずです。
このような場合は学生時代に学んだ「have + O(目的語)+過去分詞: Oを~してもらう」の構文を用いて、次のように表現しましょう。
「さようなら」
日本人にとって、別れ際の定番英語フレーズと言えばこれでしょう。
Good byeも決して間違った表現ではありません。しかし、日本人が考えるより神妙な表現であることは覚えておいた方が良さそうです。数字で表すことは難しいですが、これから当分の間会えない場合に使うことが多そうです。
特にカジュアルな場面では、日本語でも「じゃあね」「また(会おう)ね」などのように「別れ」そのものよりも、「再会」を意識したフレーズが用いられます。英語にも同じような感覚があります。
カジュアル場合の別れのあいさつでは次のように今後のことを表すフレーズの方がしっくりきます。
今回ご紹介した表現はどれも全く間違いというわけではありません。気にしすぎて話せなくなるくらいなら、どんどん英語を使う方がベターです。ただある程度話せるようになったからレベルアップをしたいという段階では、こうした細かいニュアンスにも少しずつ気をつけてみると、今よりもワンランク上の英語が身につくはずですよ!
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