TOEIC L&Rテスト 難化傾向のパート2で「受験中」やるべき2つのこと

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新年度を迎え、学校や職場でTOEIC L&Rテスト(以下、TOEIC)のスコア提出などが必要になってくる人も多いのではないでしょうか。また、TOEICの目標スコアを掲げ、新年度の英語学習をスタートしようとしている人もいるはずです。

TOEICのスコアアップには、日々の英語学習をしっかり行い、英語力そのものを高めておくことが何より大切です。特にTOEICスコアの妥当性は高いレベルで保証されており、まぐれを期待して実力以上のスコアを望むことは現実的ではありません。その一方、2時間の試験時間の中で、自分の力を出し切れずに実力以下のスコアをとってしまう人は多くいます。特に、最近難化傾向にあるパート2(応答問題)において、リズムを崩してしまう受験者は多くいます。

今回は難化傾向にあるTOEICパート2の「受験中」にやるべき2つのことを紹介します。

TOEICパート2では〇△×の消去法を使う

パート2では、ある人物の発言や質問に対して、3つの返答が放送され、内容的に最もふさわしいものを解答として選びます。

かつては正解となる選択肢は非常にはっきりと正解がわかるものでした。一例をあげておきます。

<男性>
When will you have some time to discuss new advertisement program?
「いつなら新しい宣伝番組について話し合うことができますか?」

<女性>
A) Advertising should help us increase sales figures.
「宣伝により、売り上げ額は伸びるはずです」
B) How about tomorrow evening.
「明日の夕方はどうですか」
C) We have to discuss time management.
「私たちは時間管理について話し合わなければならない」

この場合、英語の聞き取りさえできれば、自信をもってB)のHow about tomorrow evening を選べるのではないでしょうか。しかし、最近は「曖昧ではあるが答えになりうるもの」が正解となるケースが非常に増加しています。
具体的には下記のような問題です。

<男性>
The new Japanese restaurant is big enough for our farewell party.
「あの新しい日本料理店は、当社の送別会には十分な大きさです」

<女性>
A) They don’t have a private room.
「そこには個室がありません」
B) Japanese lesson is so popular in Australia.
「日本語の授業はオーストラリアでは大変人気があります」
C) I really enjoyed our farewell party.
「私たちは送別会を本当に楽しみました」

この場合正解は、選択肢A) They don’t have a private room. 「そこには個室がありません」が正解になるわけですが、選択肢B) Japanese lesson is so popular in Australia.「日本語の授業はオーストラリアでは大変人気があります」と選択肢C) I really enjoyed our farewell party.「私たちは送別会を本当に楽しみました」は「全く」話がかみ合わないということが最大の解答根拠なのです。

質問文のThe new Japanese restaurant is big enough for our farewell party.「あの新しい日本料理店は、当社の送別会には十分な大きさです」に対する応答として、A)の They don’t have a private room.「そこには個室がありません」であれば、事前に男性と女性が送別会の計画を立てており、「個室のある」料理店での開催を計画しているという仮説をたてれば文意は通じます。このような「曖昧であるが答えになりうるもの」が正解になる問題は、パート2の25問中5問程度出題されています。

曖昧でしっくりこないものを「△」、全く違うものを「×」として選択肢を消去していくことにより、A)B)C)ともに「×」で正解がわからないという状況を避けることができます。

TOEICパート2では聞き取れなかった問題は諦める

これはいまだに自分自身でもやってしまうことですが、「聞き取れなかった」設問は諦めるしかありません。しかし、実際には「多分、〇〇といっていたのでは?」などといった「予想」をして、問題を解いてしまいがちです。

特にTOEICでは、リスニング問題100問すべてが一回だけしか放送されず、問題と問題の間隔も非常に短く設定されています。聞き取れなかった一問にこだわりすぎ、そのあとの問題に影響を与えてしまうのではなく、聞き取れなかった問題は潔く諦めてしまうことが大切です。

自分の目標スコアに対して、何問ほど間違うことが許容されるかの参考に下記の表を参考にしてください。


TOEICパート2では「〇△×の消去法」と「問題の諦め」を意識してください。安定したスコアにつながるはずです。

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