今超話題の全米オープンをもっとENJOY!テニス英語を解説

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近年、海外で活躍する日本のテニス選手が多くなり、日本でもテニスファンが急増しています。チケットを手に入れるのが困難といわれる全米オープンテニスツアーなどは、選手との懇親会も組み込まれたツアーが非常に人気を集めているようです。今回は全米オープンテニスに焦点を当てたテニスにまつわる英語表現をご紹介します。

全米オープンテニスとは?

全米オープンとは、毎年8月の後半から2種間にわたりNYのフラッシングメドウナショナルテニスセンターで行われるテニス国際競技大会です。全世界で行われる国際試合は4大会あり、「全豪(オーストラリア)オープン」「全仏オープン」「全英オープン」「全米(U.S)オープン」がそれにあたり、中でも集大成を飾る全米オープンは最大イベントで優勝金額も高額なことで知られています。

世界4大会を制することは至難の業で、年間グランドスラムを果たした選手は過去数えるほどしか存在しません。4大会の中でも、一番注目されるテニスのファイナルイベントとして毎年多くの人が観戦に訪れるイベントです。

テニスで使われる英単語

テニス競技で使われる英語表現は、意外と馴染みのある単語が多くあります。基本的なテニス用語は、実は日本語でもそのまま使用されているケースが多いのです。
ここではテニスで使用する英単語を中心にご紹介します。

テニスの基礎用語編

・singles & doubles
テニスの試合は基本的に1人対1人もしくは2人組みで行われます。それぞれにシングルス、ダブルスと日本語で表現しますが、英語でも同じく「singles」「doubles」と表記し読み方もそのままです。

・server & receiver
サーブをする人をサーバー、受ける人をレシーバーとカタカナ表記するこの単語も、「server 」「receiver」として同じ意味で用いられます。

・change over
対戦中にコートの入れ替えを行う時、日本語ではコートチェンジといいますが、英語は「change over」と表現されます。

テニスのスコア用語編

・love
テニスのスコアの数え方は普通の競技とことなり、1点加算されるごとに15、30、40という数え方をします。その時ポイントが0のことを「love」といいます。言葉の由来は多数の云われがありますが、フランス語の卵を意味する「l’oeuf」が何らかの形でラブと聞こえたという説があります。

・deuce
スコアが両者同点になることを英語で「deuce」といい、日本語ではジュースやデュ―スとも発音されます。

・tie break
ゲームカウントが6対6になった時に勝利に決着をつけるために、2ポイント以上の差をつけて早く7ポイント得点した方に軍配を上げるルールをタイブレークと言い、英語で「tie break」と書きます。

テニスの技用語編

・overhead
激しく打ち付けたボールを日本語ではスマッシュと言いますが、英語は「overhead」が一般的です。ヒットしたボールが人の背丈を超えて飛ぶことから、頭を超えた凄い送球という意味が込められています。

・slice
ボールに上から下への回転を付けるテクニックで日本語ではスライス、英語では「slice」と表記します。ラケットで斜めに切るようにボールを狙うことからこの表現が生まれました。

・shank
焦点がずれたり、狙いが外れてラケットの枠に当たって跳ね返ったりするエラーのことを一般にシャンクショットという言い方をします。英語でも「shank」と同様の単語を用いて表現します。ゴルフ用語にボールをクラブのヒールに当たる部分で打ってしまうこと=「シャンクする」ということから、テニスでも同様に使用されるようになったといういわれがあります。

テニス界で話題の選手

テニスファンなら当然ですが、一般視聴者も今年2018年の全米オープン戦は過去最高に盛り上がった年になったのではないでしょうか?特に日本女子テニス界にとって改新のキラ星、大阪なおみさんの大活躍と素晴らしい功績は世界中のスポーツファンに衝撃を与えたことでしょう。テニス界で大活躍の今話題の2人をご紹介します。

大阪なおみ(1997年生まれ20歳)

大阪生まれの米国と日本国籍を持つ日本テニス協会所属選手。1999年全仏のダブルスで優勝したセリーナ・ビーナスウェイリアムズ姉妹の影響を受け、テニスの経験が全くない父親がコーチとなり、なおみ3歳の頃からプロへの特訓が始まります。

初のプロ転向初の大舞台は2016年全豪オープン。日本人選手としては52年ぶりの3回戦進出を果たします。2017年にウインブルドンでセリーナ・ウェイリアムズに敗北するも、全米オープンで見事10位に入賞。そして2018年決勝相手となった競合セリーナを破り、20歳という若さでグランドスラム制覇を成し遂げました。

セリーナ・ウィリアムズ(1981年生まれ37歳)

ミシガン州出身の女子プロテニス選手。これまでに男女選手総合でシングルス・ダブルス共に「キャリア・ゴールデンスラム」を保持する唯一の選手です。1995年のデビュー以来ツアー通算勝利数95回、シングルス72回、ダブルス23回と生涯賞金獲得金額は約8000万ドル以上を数え、全女子スポーツ選手の中で堂々の1位の座をキープしています。

グランドスラム4大会連続優勝はセリーナが5人目で、2000年~2013年と2014年~2015年にかけて見事な偉業を成し遂げました。2018年の全米オープンは新生プレーヤー大阪なおみに惜しくも優勝を渡してしまいますが、セリーナによってはじめて女子プロテニス界にパワーテニスが持ち込まれ、テニスの質の向上に多大な貢献をしたキーパーソンです。

テニス観戦で使える英語フレーズ

テニス観戦中に解説者やプレーヤー、または観客が使う英語表現にはどんなものがあるのでしょうか?テニスをテレビ中継や動画で鑑賞するときによく聞くフレーズを集めてみました。

「come on! 」「Let’s go」で応援する

応援するときにとっさに出る表現で、この単純な単語でしっかり、頑張って、もたもたするな、締まって行こうなどの感情を伝えることができます。

Hey!Come on!
(しっかり!・頑張って!)

Let’s go!
(しまって行こう!・頑張って行こう!)

「great」「huge」で凄いプレーを褒める

サーブが決まり得点が入った時などには、greatやhugeを用いて凄いプレーを褒めたりします。

Great shot!
(凄いショット!素晴らしい送球です!)

That was huge serve!
(凄いサーブでした!得点のサーブでしたね!)

「rocking」で切迫した試合の状況を表現

どちらに軍配が上がるか分からない、五分五分のゲーム展開が続いたときはrockingを用いて表現します。

It was a such a rocking game.
(揺れに揺れたゲームでした。)

「win」「streak」で勝利を表現

応援する選手が勝ち続けている、絶好調なときはWinやStreakという単語を使ってムードを高めましょう。

I knew it! She is really wining on this game!
(やっぱり!彼女このゲーム勝ちだな!)

She is really on streak right now!
(彼女いま超乗りに乗ってるよね!勝ち続けてるよね!)

まとめ

今年2018年は大阪なおみさんの活躍によってテニス旋風が巻き起こりましたね。英語表現をご覧いたくと、テニスに使用されるフレーズは日本でもなじみの言葉が多く、意外と難しくありません。スポーツ観戦などでは、特に短い表現が使われ聞き取りも比較的簡単です。ご紹介した単語やフレーズを覚えておくと、テニス観戦やライブ中継などの鑑賞もより楽しくなりますよ。

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