習うより慣れろ?!英語学習をはじめる人にTOEIC受験をお勧めする3つのポイント

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英語学習をされている方なら、一度は「TOEIC」という試験について耳にされたことがあるでしょう。TOEICは学生から社会人まで幅広い年代の方に受験され、年間受験者数は270万人にのぼります。私も英語学習法についていろいろな質問を受けることがありますが、常にTOEICを中心にした学習をお勧めしています。

今回は、TOEICを受験したことのある人にとってもない人にとっても役立つTOEIC情報をお伝えします。

TOEICの基礎知識

TOEICテストは大きく2つに分類されます。「TOEIC Listening & Reading Test」と「TOEIC Speaking & Writing Tests」です。一般的に「TOEIC」とだけ呼ばれる場合は「TOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC)」のことだと考えていいでしょう。

TOEICはリスニング100問、リーディング100問の合計200問で構成され、解答時間はリスニング45分、リーディング75分が基本となっています。両セクション共に最低スコアは5点、最高スコアは495点となっていますので、合計スコアは10点から990点となります。この合計スコアがよく耳にする「TOEIC〇〇点」のことです。

また、TOEICのスコアは一問〇点というかたちではありません。「イクエイティング」という特殊な採点方式がとられており、スコアの信ぴょう性と妥当性が高いレベルで保証されています。このスコアの信ぴょう性と妥当性こそが、多くの企業や大学などが採用試験や入学試験にTOEICを用いている最大の理由だと言えるでしょう。

就職や転職時に必要とされるTOEICスコアのことが話題になることがあります。実際に必要とされるスコアはその企業の規模や業種においてずいぶんと異なってきます。一つの目安としては、2017年の公開テストの大学生平均スコアは568点、社会人の平均スコアは607点でした。

TOEIC受検がもたらすメリット

それでは、英語学習の初心者にとってTOEIC受験はなぜおすすめなのでしょうか。ポイントはいくつもありますが、ここでは3つに絞ってご紹介します。

①「モチベーションアップ」

TOEICは年間10回の公開テストが実施されています。これだけの回数が実施されている英語のテストは他にはあまりありません。回数が多く実施されているということは自分の都合に合わせて受験できますし、また、回数をより多く受験することが可能なのです。テストの受験日前には学習モチベーションが高まります。受験回数を多くできるということは、このモチベーションを上げる機会を多く持つことができるということなのです。

②「実践的な文章や内容」

時々、「TOEICで用いられている英語はビジネスに偏りすぎている」という内容の話を耳にします。実際に同じようなことを考えられている人も多くいるようです。このようなことは絶対にありません。例えば、いま手元にあるTOEIC公式問題集の会話文問題を見てみても「宅配便の時間指定、スーパーの閉店時間のお知らせ、工事による道路の閉鎖、チャリティーマラソンの通知・・・」。TOEICの文章や内容は、まさに実生活の中で用いられる実践的な英語だと思っていただいて間違いありません。

③「スコアの信ぴょう性と妥当性」

いつどこで受験してもTOEICのスコアは高いレベルで保証されています。せっかく英語を勉強していても、半年前のスコアと同じスコアを取ってしまえば、英語力の伸びはなかったことになります。また、少しであってもスコアがアップしていれば、英語力は伸びていることになるのです。TOEICに「まぐれ」はありません。このことは英語学習への励みにもなりますし、なにより、学習の進捗状況や方向性の修正を可能にしてくれます。

TOEIC900点でも話せない?

この話も本当によく耳にします。実際にTOEIC高得点者、ここでは「TOEIC900点を超えるスコアを持っている人が話せるか話せないか?」という問いに答えるなら「話せないこともある」となります。

ここで「TOEICは意味がない」となってはいけません。「英語が話せる」という能力を手に入れるには通らなければならない過程があります。つまり、インプットです。アウトプット(英語を話す)の前にはしっかりとしたインプットが絶対に必要です。カラカラの雑巾をいくら絞っても水が出てこないように、英語を脳内にしっかりインプットしておかなければアウトプットはいつまでたってもできません。「TOEIC Listening & Reading Test」はまさに読む・聞くといったインプット量を測定するテストなのです。言い換えれば、「英語が話せる」前段階の能力を測定するテストだと捉えていいでしょう。

もう一度「TOEIC900点でも話せない?」という質問に詳しく答えるなら、「話せないかもしれません。しかし、アウトプットの練習をすれば、他の人たちよりもすぐに話せるようになる」という答えになります。

まとめ

実生活に即した英語が用いられているTOEICテストで英語学習を行うことは実践力を高めてくれます。書店に足を運べば、いろいろな種類のTOEIC書籍が並んでいます。ぜひ、TOEICを用いた学習を通して英語力の伸長を目指していただければと思います。

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