話せる英語ボキャブラリが少ない!という人に大活躍する「シソーラス(類語)」って何?

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英語で長い文章を書いていると、困ることがあります。

I think…, I think…, I think…、気づくとついつい同じ単語ばっかり使ってしまっているのです。

英語のライティングを勉強するとよく言われるのは、「同じ単語は2度使ってはいけない」ということです。英語圏では、1つの文章で同じ単語を連発すると、子供っぽく映ってしまいます。できるだけ違う単語を使って文章を書くことが、ライティングの評価アップにつながります。

でも、そんなにたくさんの単語を覚えきれない時もあります。そんな時に役立つのがシソーラス(類語)辞典です。ある単語と似た意味の単語を一気に調べられるのが、この辞典の強み。類語辞典を使うと、近い意味の単語をざっくりと見ることができます。

今回は、類語辞典の使い方を勉強して、ワンランク上の英語力を目指しましょう!

類語辞典は英語ライティングの必須アイテム

英語のライティングでは、基本的に同じ単語を連続で使ってはいけません。

I think that learning languages is important, so I think all people have to learn foreign languages and I think learning them is also very interesting.
(私は言語を勉強するのは大事だと思っています。だから多くの人は外国語を勉強するべきだと思っています。私は言語を勉強することがとても面白いと思っています。)

こんな文章を見たら、ちょっと語彙が少ないんじゃない?と思われてしまうかもしれません。「think」や「learn」のような単語をくり返し過ぎているからです。だから、近い意味のことばで言い換えたい……。こういうとき、類語辞典の出番です。

類語辞典を引いてみよう

「think」はどのように言い換えられるのでしょうか?英語を勉強する人向けに作られた
『Oxford Learner’s Thesaurus(オックスフォード学習者類語辞典)』を調べてみましょう。

「考える」という意味の「think」について「believe, feel, consider, find, be under the impression that…」という類語が出てきました。

それだけでなく、「think or believe?」というタイトルで、小さなコラムもついています。

「真実だったり、可能性が高かったりするものについて話している時、他人のことについているなら『believe』を使います。

Police believe (that) the man may be armed.
警察は、その男が武装していると考えた)

一方、『think』は、自分のことについて使います。

I think this is their house, but I’m not sure.
私はこれが彼らの家だと思うが、確信はない)

「概念的なものについて考えている時は、『believe』を使います。

I believe we have a responsibility towards the less fortunate in society.
(私は、私たちには社会の中の恵まれない人に対する責任があると思う)

もっと実際的な、個人的な感じのものについて考えるときには、『think』を使います。

I think we should reserve seats in advance.
(私は、席は事前に予約した方がいいと思う)

I don’t think he’s funny at all.
(私は彼は全然面白くないと思う)(筆者訳)

このように、類語辞典では、類語の使い分けまで書いてあります。

「learn」についても「learn, study, do, pick up, know, master, acquire」という類語が挙げられています。たった一回辞書を引くだけで、これだけの情報が手に入ります。

文章を書く時、とても役立つのがお分かりいただけると思います。

実際にシソーラス辞典を使って文章を書いてみよう!

I think that learning languages is important, so I think all people have to learn foreign languages and I think learning them is also very interesting.
(私は言語を勉強するのは大事だと思っています。だから多くの人が外国語を勉強するべきだと思っています。私は言語を勉強することがとても面白いと思っています)

今回は「think」の類語「believe, feel, consider, find, be under the impression that…」や、「learn」の類語「learn, study, do, pick up, know, master, acquire」を使って、この文を書き換えてみましょう。

I think that learning languages is important, so I believe all people have to study foreign languages and I find mastering them also very interesting.

元の文から一気にことばの種類が増えたのがわかると思います。もし小論文のテストなら、こちらの文章の方が高い評価をもらえることは間違いありません。

そして、そのためにやったのは、2回辞書を引くことだけです。これだけの手間で文章が上手くなるのなら、ちょっと使ってみたいと思いませんか? 筆者が大学院でアカデミック英語の授業を受けたときも、最初に言われたのは「とにかく類語辞典を買え!」でした。それくらい、ライティングでは類語辞典は大事なのです。

おすすめシソーラス(類語)教材&辞書を紹介

筆者が実際に使った、おすすめの教材を紹介します。

石井隆之著『絵でわかる似ている英単語の使い方』明日香出版社


類語の使い分けを、わかりやすい絵と図で説明してくれる一冊です。例えば、「work」と「job」って何が違うの? 「present」と「gift」って一緒? というような、なかなか教えてもらいづらい質問にはっきりと答えをくれるのです。

ライティングの教材としてだけではなく、純粋に読んでいても面白い、それでいて勉強になる一冊です。

田中実(監修)『小学館 オックスフォード英語類語辞典』小学館 


世界で一番使われている類語辞典、「オックスフォード・シソーラス」の和訳版です。オックスフォードの類語辞典は世界で最も信頼されているといっても言い過ぎではありません。本書はそれを忠実に日本語訳しているもので、英語を勉強する方はぜひ持っていてほしい一冊です。

もし類語辞典を一冊買うなら、まずはこれを持っておくのがおすすめです。

『Oxford Leaner’s Pocket Thesaurus』Oxford University Press


さきほど挙げた、『小学館 オックスフォード英語類語辞典』の元になっている本です。こちらはポケット版で、スマートフォンくらいの大きさに収まっています。外で使いたいときや、類語辞典を試しに使いたい時におススメです。こちらは英英辞典なので、中級以上の方に向いているかもしれません。説明がすべて英語で書いてあるものを読むのは、とても勉強になります。

『Longman Collocations Dictionary and Thesaurus for Intermediate-Advanced Learners(ロングマン・中上級者向け単語の組み合わせと類語辞典)』Pearson Japan


こちらも英英辞典です。この辞書は、「単語の組み合わせ方(コロケーション)」と類語がセットで調べられる辞書になっています。どちらも英語で文章を書くときにはとても大事になる部分です。この一冊を部屋に置いておくと、不意に英語を書かなければいけなくなった時でも安心です。

まとめ

意外に学校で教えてもらえないのが、類語辞典の使い方です。英語で文章を書くときには、単語の種類が大事になります。でも、そんなにたくさんの単語は覚えられない……。そんなとき、類語辞典があれば手間をはぶいて使える単語を調べられるのです。英語を書く機会の多い方は、ぜひお手元に一冊置いてみて下さい。きっと大きな効率化につながるはずです。

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