MLAスタイルでいこう!正しい英文ライティングのススメ

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日本語に「 」(かぎかっこ)や「。」(マル)の使い方の決まりがあるように、英語にも“ ”(ダブルクォーテーション)や「.」(ピリオド)などを使うときのルールがあり、これは例えばMLA(Modern Language Association)といったスタイルガイドにまとめられています。正しい英文の書き方を覚えて、ネイティブから一目置かれる存在になりましょう。

普段のメールで使える基本的なルール

英語のメールや書類を書くとき、普段見ている英語をなんとなくまねしながら書いていたりしませんか?実は、「本来はこう書くべき」という細かい決まりがあります。基本的なものをおさらいしてみましょう。

「?」や「!」の前にスペースは入れない

What do you think?
(どう思いますか?)

“What do you think ?”のように、「?」の前にスペースを入れている人をよく見かけますが、「?」や「!」の前のスペースは不要です。ちなみに、ピリオドの前ももちろんスペースなしで、ピリオドの後は1スペース。2スペース空ける必要はありません。

× Thank you . I appreciate it.
〇 Thank you. I appreciate it.
(ありがとう。感謝します)

固有名詞は大文字で始めるが、前置詞・冠詞・接続詞は小文字

University of California
(カリフォルニア大学)
Gone with the Wind
(風と共に去りぬ)

「大文字」はuppercase letter / capital letter
「小文字」はlowercase letter / small letter

このように言います。固有名詞や本・映画のタイトルでは、単語を大文字で書き始めますが、前置詞・冠詞・接続詞は小文字になります。

× University Of California
× Gone With The Wind

ただし、一番初めに前置詞・冠詞・接続詞が来たときは、大文字にします。

〇 A Whole New World
(ホール・ニュー・ワールド)

タイトルはイタリックにするか“ ”(ダブルクォーテーション)で囲む

I went to see the movie“Aladdin”yesterday.
(昨日、映画『アラジン』を見に行きました)

本や映画のタイトルを文中に入れるときは、紙の新聞や雑誌ではイタリック(斜字体)になっていますが、メールなどイタリックが使えないときは、“ ”で囲んでおきましょう。ちなみに“ ”は「~が『×××』と言った」と人の話し言葉を表すときや、何かを強調したいときにも使います。

〇“That’s what I thought,” he said.
(「私はそう思った」と、彼は言いました)
〇 “Fromage” means “cheese” in English.
(「フロマージュ」とは、英語で「チーズ」という意味です)

「.」(ピリオド)や「,」(コンマ)は、“ ”の中に入れる

〇 It says, ”Keep off the grass.”
△ It says, ”Keep off the grass”.
(「芝生に入るな」と書いてあります)

アメリカ英語では、基本的に“ ”の中に入れます。イギリス英語では、外に出すのがよいとされているようです。アメリカ英語を基準として書いているのであれば、中に入れておくとよいでしょう。アメリカ式とイギリス式を混ぜてしまうのは避けたいところです。

自分で英文校正!ワンランク上のルールを使いこなそう

英語の文章でよく、「:」(コロン)や「;」(セミコロン)を使っているのを見かけたことはありませんか?こういった記号についても、実は一定のルールがあります。基本的な使い方を押さえておきましょう。

「:」(コロン)は前の語を説明する

Here are the ingredients: butter, flour, sugar, egg.
(これが材料です:バター、小麦粉、砂糖、卵)

「:」(コロン)の前にある語の例を出したり、細かく説明したりするのに使われます。ピリオドの代わりに何となく使うものではありません。

〇 I bought a new smartphone: the latest model of iPhone.
(新しいスマートフォンを買いました。iPhoneの最新モデルです)
× I bought a new smartphone: Would you like to see it?
(新しいスマートフォンを買いました。見てみたいですか?)

「;」(セミコロン)は接続詞andなどの代わり

He produced many movies; he won the Oscar.
(彼は多くの映画を製作し、アカデミー賞を獲得しました)

「:」(コロン)の下の方が「,」の形になっているのが「;」(セミコロン)で、「:」とは使い方が異なり、接続詞andなどの代わりに使われます。andを繰り返し使うのを避けたり、文章をすっきり見せたりするのに役立ちます。

「/」(スラッシュ)はorかandの代わり

Please bring your own towel/handkerchief.
(ご自身でタオルかハンカチをお持ちください)

「/」(スラッシュ)は単語を区切るのに何となく使われてしまうことがありますが、正式には、文の中でorかandを意味します。なお、「/」はメールで使う分にはかまわないのですが、正式な書類を作る際には使われません。

‘ ’(シングルクォーテーション)は””の中で使う

Jane said, “I think ‘Boccaccio’ is the best Italian restaurant in town.”
(ジェーンは、「『ボッカチオ』が町で一番のイタリア料理店です」と言いました)

‘ ’(シングルクォーテーション)はよく“ ”(ダブルクォーテーション)と混同されていますが、基本的には“ ”の中にタイトルや強調したい語があるときに使います。なお、イギリス英語では、“ ”より‘ ’を使うといった例があるようですが、自分の文章の中で統一した使い方をするよう心がけましょう。

まとめ

MLA(Modern Language Association)は本来、大学生・研究者が論文を書いたり、新聞・雑誌の編集者・校正者が記事を作成したりする際に参照するスタイルガイドで、「タイトルはこのように書く」「ページの余白はこれくらい空ける」など、細かい決まりがいろいろとあります。APA(American Psychological Association)など、他にもいくつか基準となるスタイルガイドがありますが、普段メールを書いたり英語の書類をまとめたりする際は、すべてに厳密に従う必要はありません。

ただ、アメリカやカナダの大学で学んだネイティブはたいていこれらのスタイルガイドを参照したことがあるので、これに沿った英文を書いていると、「この人は正しい英語の書き方を知っている」と思ってもらうことができます。ひとまず、ここに挙げたようなルールを取り入れて、正しくきちんとした英文が書ける人になりましょう!

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