英語の勉強、モチベーションが続かない…を脱出! やる気回復のための対処法

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英語のマスターにはどうしても時間がかかります。勉強しているうちに、モチベーションが下がることもありますよね。言語を専門にしている私も、しょっちゅう語学に飽きています。もうアルファベットは見たくない! とまで思うことも。

どうしたらモチベーションが続くのでしょうか?結論からいえば

  • 英語を徹底的にシャットダウン
  • 自分の好きなことを英語で
  • 外国人と話してみる

この3つを守ることで、モチベーションは維持できます。今回は、私が長年鍛えてきたスランプ脱出法をご紹介します。

モチベーションが下がったらやめてみよう

私がいちばんにおすすめするスランプ脱出法は、「モチベーションが下がったらやめちゃおう!」です。なにを今更と思われるかもしれません。やる気がなくなったらやめるなんて当たり前じゃない?

ですが、私ほど徹底的にやめている方がいるでしょうか?

モチベーションが下がっている時は、外国語はシャットダウン

あ、やる気起きないなあ…、と感じたとき、私は本当に徹底的に外国語をシャットダウンします。

  • 外国語の論文や本は全て紙袋に突っ込みます。押入れの奥底に投げ込んでしまう。
  • TwitterやYouTubeの設定言語は普段は英語にしていますが、日本語に戻します。
  • 外国の友人には連絡しません。どうしても必要なら日本語で!
  • 外国人率の高いFacebookは開きません。スマホからアンインストールします。
  • インドアの娯楽は日本のドラマ・映画・小説・Youtube・ゲーム実況だけ! ゲーム実況も洋ゲーは絶対に観ません。日本のゲームのみ。
  • 洋楽は聴きません。クラシック音楽など、歌詞がないものだけを流します。
  • ネット上では外国語がどうしても目に入るので、街歩きに行きます。都心は外国人が多いので、絶対に外国語が聞こえてこない郊外をぶらぶらします。
  • 本屋にはTOEICなどの参考書があるので近寄りません。図書館にもいきません。

外国語に本当に触れないように努力する。この生活を2・3日続けると、だんだん体が英語を求めるようになってきます。

モチベーション維持の秘訣は「ランゲージデトックス」

デジタルデトックスということばをご存知でしょうか。スマホやPCの使い過ぎで疲れている現代人が、電子機器を封印することです。脳疲労の治療に効果があると言われています。

英語も、毎日勉強していると脳が疲れてきます。外国語はいきなり上達することはありません。特に日本で勉強している人は、必ずどこかで伸び悩みます。

「どうしてこんなに頑張っているのに英語が上手くならないんだろう」
「努力が足りないのかな?」

自分を責め始めてしまうと、より頭に負担がかかってしまいますよね。私も以前は、ずっと自分を責めていたのですが……。

そんな状態で勉強しても、英語力は伸びません! 頭が疲れ切っているのに、更に自分にムチを打つのは苦しいだけ。だから、いったんデトックスして英語を頭から追い出すのです。私は勝手にこれを「ランゲージデトックス」と呼んでいます。

モチベーションUPには「好きな英語を見つける」

ランゲージデトックスで頭をクリアにしたら、次はリハビリです。自分の好きなものを英語で読んでみましょう。

資格試験、例えばTOEICの勉強が面白くないのは当たり前です。チラシ・業務連絡をえんえんと読んで楽しいと思えますか? はい、私は面白くないと思います。

第二言語習得論でもよく言われていますが、大事なのは継続したインプットなのです。資格試験の点数は後からついてきます。負担なくインプットできるものを選びましょう。

英語の勉強モチベーションが下がっていてもWikipediaなら読める

自分の好きなことを英語で読むには? いちばん手軽なのはWikipediaです。英語版のWikipediaは日本語よりはるかに充実しています。あなたの好きな映画やドラマ、ゲームのネタがゴロゴロ転がっているはず!

例えば、私は一時期スティーブンキングにはまっていたので、彼の作品ページをずっと見ていました。例えば映画にもなった有名な『霧』のページは、日本版よりはるかに充実しています。

楽しい! と思えるものを読んだり観たりして、体を英語に慣らしていきましょう。

モチベーションが下がっていても自分の好きなことなら続けられるかも!?

入院して体力が落ちてしまった人に対して、「体力つけなきゃ!」とフルマラソンを走らせる人はいないですよね。

英語のモチベーション低下も同じです。まずはリハビリをして、少しずつモチベーションを取り戻すのが大事。

Wikipediaが読めたら、次は少しずつ英語のカンを取り戻して行きましょう。

TED Talksで自分の興味のトピックを聞き流すのもいいでしょう。ただ、聴き取れないとショックですよね。私はリハビリの時には、2倍速で再生して、物理的に聴きとれないようにしています。

意味あるの? と思われるかもしれませんが、リハビリの時には「英語を聴いているぞ!」ということが大事なんです。デトックス→自分の好きなもので英語に慣れていくことが、モチベーション回復の秘訣です。

人と話すとモチベーションが回復するという事実

英語を使ってみよう! と思えるくらいにモチベーションが回復したら、次は人と話してみましょう。外国人の友達がいなくても大丈夫です。Facebookでも、YouTubeのコメント欄でも、外国人にリプライを飛ばせる環境は全員が持っています。

初めて英語を使う時は緊張しますが、やってしまえばどうということもありません。やる気がある方なら、日本語ボランティアに参加してみるのも良いでしょう。日本に来たけど、日本語ができなくて困っている外国人の方は日本中に大勢います。サポートする日本人の数は足りていません。

実際に外国人と接してみて、感謝されるという体験は、何物にも代えられないモチベーションになります。

相手がネイティブじゃなくても全然かまわない

英語を話している人全員がネイティブというわけではありません。ネイティブではない人と話す機会の方が多いと思います。ですが、相手がネイティブでなくてもまったく問題ありません。モチベーションアップで大事なのは「英語が通じた」という体験です。

ネイティブでない人と話すと、相手の文法も適当だということに気づきます。どんなに上手でも、ブロークンな部分が必ずあるのです。「英語って間違えてもいいんだ!」という体験ができることで、むしろ安心して英語を使えるようになります。あなたも「英語を使う側」になれるのです。

どうしても英語のモチベーションが戻らなければ、オンライン英会話を試してみよう

見ず知らずの外国人に絡んでいくのが怖ければ、オンライン英会話を試してみるのも良いでしょう。しっかりと教師としてトレーニングを積んだ先生たちから、生きた英語を学ぶことができます。

  • 第二言語として英語を勉強した講師から
  • 世界で本当に通じる生きた英語を勉強でき
  • 英語が通じた! という体験ができる

「ネイティブでなくても英語は使いこなせるんだ」「自分の英語は通じるんだ」という体験は、人を変えます。

オンライン英会話を受講した高校生を調査したことがありますが、みんなが英語に対してポジティブになりました。全然しゃべれなかった子たちでも、「英語が楽しい。もっと話したい」とものすごいモチベーションになっています。

オンライン英会話はモチベーションアップの切り札になるでしょう。

まとめ

英語を使う機会の少ない日本に暮らしていると、どうしても英語へのモチベーションが下がってしまいがち。英語に疲れてしまったら、まずは英語をシャットダウンしましょう。頭を空っぽにしてから少しずつリハビリしていけば、高いモチベーションを維持できるはずです。

いやいや勉強するのはもったいない! 健康に・楽しく英語を学びましょう!

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