「sushi(寿司)」、「tempura(天ぷら)」、「manga(マンガ)」
これらの日本語は海外でも通じるものとして有名ですが、その他にも日本語が英語化し世界で通じるものはたくさんあります。海外旅行に行った時や、留学で海外に行った時に、「この日本語通じるんだ!」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな海外で通じる意外な日本語をまとめてみました。日本が世界に誇るジャパンカルチャーに端を発するものから、日本の社会問題を反映したものまで、世界中でさまざまな日本語が使用されているのです。
え、これも通じるの? 日本語がそのまま英単語になった事例5選
futon=ふとん
和英辞書で「ふとん」と調べても、”futon”と出てきます。しかし正確には、このfutonは日本でいうところの掛け布団とは微妙に異なっている様子。英語のfutonは、床に直に敷くマットレスタイプのベッドやソファーベッドのようなものを指します。日本語の「掛け布団」を表すには、quiltやcoverlet、comforterと言いましょう。
bento=弁当
海外の日本食レストランに行くと、sushiやtempuraなどと並んでbentoというメニューがあります。もちろんlunch boxも弁当のことを意味しますが、lunch boxとbentoは少し違います。海外でホームステイなどをした際に持たせてもらうランチボックスは、食パンにジャムを塗っただけのものとリンゴ丸ごと一つと言ったようなずいぶんザックリとしたもの。それに対してbentoは、日本の弁当のように数種類のおかずが入った、見た目にも豪華で楽しいものを意味します。
hikikomori=ひきこもり
日本の社会問題にもなっているひきこもりも海外で通じます。その意味をオックスフォード英語辞書で引いてみると、「主に思春期の男性に多く、社会との接触を異常なまでに避けること」となっています。他にもotaku(おたく)も英語化していますし、日本の文化(社会現象)は世界中に広まっているようです。
kanban=看板
日本が世界に誇るトヨタ社が生み出した生産システムである「カンバン方式」から来ていて、これが世界中に広まり使われているといいます。さすが技術立国ニッポン。
ちなみに、ファミコンのことを英語でNintendoと呼ぶように、北米では商品のことを企業名で呼ぶことがあります。同様に「Toyota」や「Honda」もまた、企業名だけでなく製品である自動車のことを表すことがあるのです。60年代の人気バンド、ザ・ビーチボーイズに「My Little Honda」という曲があることからも、その浸透度が伺えますね。
mottainai=もったいない
「もったいない」というモノや食べ物への敬意が込められた言葉を正確に表すものは英語にはないのだそう。「もったいない」というモノを大切にする日本の文化や価値観が、言葉と共に世界中に広まってくれることは、日本人としてとても誇らしいことです。
困ったら日本語で言ってみるのもアリ?
他にも有名なところでは「banzai=万歳」や「karaoke=カラオケ」、意外なところでは”satsuma”が日本の「みかん」を表す名詞になっているなど、海外で通じる日本語はまだまだたくさん!
日本の良い面も悪い面も、言葉というコミュニケーションツールを通して世界中に広まっていくのが分かりますね。
海外に行った時や、外国人に英語で話しかけられた時、ダメ元で日本語で言ってみると、意外に通じるかもしれませんよ?
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