最上級の気持ち表わす”ever” “never” “better”の違いとは? 「これまでで一番~」が言える英語フレーズ集

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中学生の時に学ぶ「最上級」という文法。それだけを聞くとなんだか難しそうですが、実は「ever」や「never」などを使えばとっても簡単に感動の気持ちを表すことができます。「今まで食べた中で一番美味しい!」や「こんなに美味しいのは初めて!」など、新鮮な感動を自然に表現するために、ぜひ最上級を使いこなしましょう!

「ever」を使って「今までで一番〜」を表現しよう

まずは「ever」を使った定型文をご紹介します。これを使うことで、簡単に「今までで一番〜だ!」という感動の気持ちを表現することができます。相手を褒めたり感謝を伝えたい時など、色々な場面で活躍するフレーズですので、多くの例文に触れて自分のものにしてくださいね。

「今までで一番美味しい」のフレーズ

This is the best tea I’ve ever had.
(今までで一番おいしい紅茶だ。)

誰かにごちそうになったり、作ってもらったりした際に使えるお役立ち表現です。「今まで食べた中で一番美味しい!」と言えば最高の褒め言葉ですし、きっと相手も喜ぶはず。特に「best」と「ever」の部分を強く発音しましょう。「tea」の部分を「soup(スープ)」や「steak(ステーキ)」など色々な食べ物に変えて応用できますよ。「I’ve ever」は「I have ever」の略語。どちらでもOKです。飲み物でも食べ物でもこの「had」が使えるので便利です。

「今までで一番きれいな」のフレーズ

You are the most beautiful woman that I have ever met.
(君は今まで会った中で一番きれいな女の人だよ。)

彼女ができたら一度は言ってあげたい言葉。その人が奥さんになったら月に1回は言うといいかもしれません。「beautiful」のような長い英単語は最上級に「the most」をつけます。「the most important(一番重要な)」「the most useful(一番役立つ)」など多くの形容詞や副詞がこの形になります。このフレーズにある「that」はつけてもつけなくてもOK。省略可能な関係代名詞です。

「今までで一番難しい」のフレーズ

It is the most difficult question that I’ve ever encountered.
(これは今まで出くわした中で一番難しい問題です。)

誰かに質問されてちょっと返答に困った際にも使える表現です。答えを考えている間にこのフレーズを口にして時間をかせぐこともできるかもしれませんね。「encounter」は「遭遇する」という意味。誰かに偶然出くわした際にも使える単語です。

「今までで一番賢い」のフレーズ

He is the smartest boss ever.
(彼は今までで一番賢い上司だ。)

最上級の文末にeverをつけるだけでも「今までで一番〜」と最上級を強めるフレーズになります。「smart」は「利口」「洗練された」「鋭い」というような意味。仕事ができる上司に使える英単語です。同じ「賢い」でも「intelligent」なら「知的だ」「知能指数が高い」というような意味がありますし、「wise」なら「思慮深い」「分別がある」という意味合いが強いですよ。

「今までで一番良い」のフレーズ

It was the best decision ever.
(あれは今までした決断の中でも一番よかった。)

「一番良い〜」というときは「the best 〜ever」が使えます。例えば「あそこは今までで一番いいレストランだった」と言いたい場合には「That was the best restaurant ever.」というように応用しましょう。ちなみに、この例文は「It was the best decision I’ve ever made.」と言い換えることもできますよ。

「never」を使って「こんなに●●な〜は初めて」を表現しよう

「ever」を自分のものにしたら、次は「never」です。「今まで〜したことがない」という意味の「I’ve never」を用いて、「こんなに美味しいケーキは初めて食べた」や「こんなに素晴らしい景色は初めて見た」などといった感動表現しましょう。形を一度覚えれば意外と簡単で、役に立つフレーズばかりですよ!

「こんなに美味しい〜は初めて」のフレーズ

I’ve never had such a delicious dish in my life.
(こんなに美味しい料理を食べたのは人生で初めてです。)

「such」で「こんなに」を表現しています。「美味しい」は「delicious」が最も一般的ですが、他にも「tasty(旨味があって味の良い)」や、カジュアルな「yummy(おいしい)」などもよく使われます。「dish」はお皿の意味もありますが、ここでは「料理」の意味。

「こんなに美しい〜は初めて」のフレーズ

I’ve never seen such a beautiful sunset.
(こんなに美しい夕焼けは初めてみた。)

美しい景色や場所に出会ったら、その感動をこの一言で表してみませんか?「sunset(夕焼け)」の部分を「scenery(景色)」「night view(夜景)」などに替えて応用してみましょう!もちろん「woman」に替えて女性に送る言葉にも使えますよ。

「こんなに素晴らしい〜は初めて」のフレーズ

I’ve never had such a wonderful experience since I was born.
(生まれて初めてこんなに素晴らしい経験をした。)

楽しいことや素晴らしい経験をさせてもらった時のお礼の言葉にも使えますよね。「since I was born」は「自分が生まれて以来初めて」という意味で、「生まれてこのかたこんな素晴らしい経験をしたことがない」と、文を強調する働きがあります。

「こんなに面白い〜は初めて」のフレーズ

I have never read such an interesting book.
(そんなに面白い本は初めて読みました。)

面白い映画を見たり、面白い話を聞いた際などに使える、会話を盛り上げるフレーズです。ここでは「read」は過去分詞形なので「リード」ではなく「レッド」と発音しますよ。

「こんなにひどい〜は初めて」のフレーズ

Oh my god! I’ve never heard such a terrible story in my life!
(なんてこと!そんなにひどい話は聞いたことがないよ!)

友人が「聞いてよ!」と言いながら身に降りかかった不幸な話をシェアしてくれたら、こんな言葉をかけて慰めてあげるのもいいでしょう。「ひどい」は「terrible」の他に「awful」や「dreadful」などの単語がありますよ。

「こんな〜は初めてだ」のフレーズ

I’ve never seen anything like this!
(こんなの初めて見たよ!)

最後は少し形を変えた頻出フレーズをご紹介します。とにかく「こんなの初めてだ!」と、何かを初体験した時に使えるフレーズ。似たもので、「I’ve never met anyone like you(君みたいな人に初めて会ったよ)」や「I’ve never tasted anything like it.(こんな味は初めてだよ)」などもあります。いい意味でも悪い意味でも使える便利な表現なので覚えておいて損はありませんよ!

「Couldn’t be better」を使って「最高だ」を表現しよう

最後は比較級の「better」を使って最上の状態を表す方法をご紹介します。「couldn’t be better」は比較級の形ですが、「これ以上良くはなりえない」という意味から、最「最高だ」という感動表現になります。このフレーズを覚えるだけで色々なところで使えますのでぜひ覚えてみてください。

「最高!」のフレーズ

How’s it going? – Couldn’t be better!
(調子どう? – 最高だね!)

挨拶でかわされる言葉です。「How are you?(元気ですか?)」「How’s it going?(元気?)」と調子を聞かれた際に、「Couldn’t be better(最高にいい気分!)」と答えると、とてもかっこいいですよね。

「最高だった」のフレーズ

The weather couldn’t have been better.
(最高の天気だったよ。)

過去の出来事について「これ以上良くなりえないくらい最高だった」と言いたい場合は、「couldn’t have been better」の形に変形します。形は複雑ですが、この形のまま覚えてしまいましょう!

まとめ

今回は大きく分けて「ever」、「never」、「couldn’t be better」の3つを使ったフレーズをご紹介しました。どれも日常の会話を盛り上げるのに最適の文章ばかり。沢山あるように見えて、実は同じ形ばかりなので、ご紹介したすべてのフレーズを声に出して読んでみてください。するとだんだんと口から勝手にでるようになると思います。ぜひ気持ちを込めながら練習してみてくださいね。

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