「言い間違えた!」から「間違えて送った!」まで – あらゆる「間違えた」を正確に伝える英語表現集

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忙しい生活を送る中で、「あ!しまった!間違えた!」とつい声を出してしまう瞬間は皆さんにあると思います。そんな時、間違えたことをいち早く相手に正確に伝えたいものですよね。今回はそんな「間違えた」の英語表現を、基本表現から、色々なシーンの応用編まで、豊富に取り揃えました。そのまま使っていただけるように辞書代わりにして頂いてもいいでしょう。ぜひお気に入りに登録してくださいね。

「間違えた」の基本表現

「間違えちゃった!」「私が間違ってた」など、単に「間違えた」と言いたい時はどのようなフレーズを使えばいいのでしょうか。まずは、シンプルに「間違えた」と言いたい時の基本表現をご紹介したいと思います。

「間違えた」

I made a mistake!
(間違えた!)

最も一般的な「間違った」の表現が「made a mistake」です。ここでの「mistake」は「間違い」という名詞で、動詞の「make」を一緒にともなって「made a mistake」でワンセットです。単に「間違えた!」と言いたい時にとても便利な表現です。ちなみに間違いを複数してしまった場合には、「I made 3 mistakes.(3つ間違った)」というように表現しますよ。

I mistook you for my friend.
(君を自分の友達と間違えました。)

ここでの「mistake」は動詞で、「誤解する」「混同する」「勘違いする」という意味が根底にあります。通常「mistake A for B.(AをBと間違える)」というように使われます。先出の「make a mistake」と違って、何をどう間違えたのかを詳しく伝える必要がある場合にはこの表現を使いましょう。

I was wrong. I shouldn’t have taken that train.
(私が間違ってたわ。あの電車にのるべきじゃなかった。)

判断や方法が間違っていたとき、「wrong」という表現が使えます。道徳的に間違っていた、という場合にも「wrong」が用いられます。同じ「間違った」という形容詞に「incorrect」という単語がありますが、これは多くの場合、計算や解答など、客観的な間違いをした場合に使われます。(例:I typed an incorrect ID.(間違ったIDを入力した。))

Oh, I did it again.
(またやっちゃった。)

口語で「また間違えた!」「失敗した!」という場合には「I did it again!」という表現が使えます。ちなみに「I did it」は、間違えた場合だけではなく、何かに成功したり克服した際の「やったぞ!」という意味でも使われます。ですので「間違えた」と言いたい場合には、「やっちゃった」という顔つきや声のトーンで「I did it」を発音するようにしましょう。

よく使う「〜し間違えた」をご紹介

「聞き間違えた」「言い間違えた」「見間違えた」など、色々な場面で間違えたことを英語で伝えたい時があると思います。次に、そんな「間違えた」の中でも、特に日常でよく使う表現を複数の例文付きでご紹介します。まずは覚えやすいものから、一つでもいいので覚えておくといいですよ。

「聞き間違えた」

I heard wrong.
(聞き間違えた。)

「I 〜 wrong」で「〜し間違える」という表現になります。「I heard you wrong.」とも表現しますが、この「you」が省略されることもよくあります。

I misheard you.
(君の言ったことを聞き間違えた。)

動詞の頭に「mis」がついて「〜し間違える」という意味になることが多々あります。この場合は「hear」に「mis」がついて「mishear=聞き間違える」という意味になっています。どんな動詞にも「mis」をつければよいわけではありませんが、よく使う表現は「mis-」で「〜し間違える」という意味になります。

I thought you said “E.T”.
(君がE・Tって言ったと聞き間違えた。)

相手が言ったことを聞き間違えた場合、「I thought you said〜(あなたが〜って言ったと思った)」と表現してもいいでしょう。

「言い間違えた」

I said it wrong.
(言い間違えた。)

こちらも「I 〜 wrong(〜し間違える)」の形です。「it」を省略して「I said wrong」とも表現されます。

Could you pass me the salt, I mean, the pepper, please?
(塩、じゃなくて、胡椒をとっていただけますか?)

「A, I mean, B」は、「A、じゃなくて、B」と訳し、言い間違えたことを間接的に表現する方法です。「no I mean」という場合もありますよ。

「見間違えた」

You saw it wrong.
(それは見間違えだよ。)

「You 〜 wrong」で「〜し間違える」の構文がここでも使えます。「it」は省略しても通じますが、あまり耳にしない表現ではあります。

You saw it by mistake.
(見間違えたんだよ。)

「間違って〜する」と言いたい時、「〜 by mistake」という表現が使えます。「by mistake」は「不注意で」「つい」というニュアンスが強い表現です。

I mistook you for my sister.
(君を妹と見間違えた。)

先出の「mistake A for B.(AをBと間違える)」の表現を使って「AをBと見間違える」とも訳すことができます。

「書き間違えた」

I spelled it wrong.
(スペルミスをしました。=書き間違えました。)

スペルを書き間違えた時には「I 〜 wrong(〜し間違える)」の構文を使ってこのように伝えることができます。また「I misspelled it.」と「mis+動詞」の表現でも同じ意味を表すことができますよ。

I made a typo.
(タイプミスでした。=書き間違えました。)

キーボードを打ち間違えた場合には、「I made a typo.」という表現が使えます。「Sorry for the typo.(タイプミスすいません)」や「It was a typo(タイプミスでした)」という風にも表現されます。また「mis+動詞」で「I mistyped.(打ち間違えた)」ということもできますよ。

I incorrectly wrote the contents of that list.
(私はそのリストの中身を書き間違えました。)

「incorrectly」は「間違って」という意味の副詞です。「incorrectly wrote」で「間違って書いた」という表現になります。ちなみにこの例文の「content」は「内容」や「中身」という意味ですよ。

「名前を間違えた」

I am sorry that I mistook your name.
(あなたの名前を間違えて申し訳ありません。)

「〜の名前を間違える」は「mistake 〜’s name」で表現できます。ちなみにもし名前のスペルを間違えたのであれば「I am sorry that I mistook your name’s spelling.」となります。

My grandpa calls me by the wrong name.
(おじいちゃんは私の名前を間違って呼ぶ。)

「call 人 by the wrong name」で「人の名前を間違って呼ぶ」という意味です。ちなみに「grandpa」は「おじいちゃん」という意味で、「grandfather(祖父)」より少しくだけた表現です。

I am sorry for my error on your name in the email.
(メールであなたのお名前を間違って書いてしまい申し訳ありませんでした。)

「error」も「間違い」という意味です。「mistake」に比べると書き言葉でよく使われる表現です。口語での使用頻度は「mistake」の方が圧倒的に多いですが、「過失」や「誤差」といったように少し固めの意味合いが強い時に用いられる単語です。

I apologize for writing your name incorrectly.
(あなたのお名前を誤って記してしまったことをお詫び申し上げます。)

「incorrectly」は副詞で「誤って」「不正確に」という意味です。「事実と異なって」というようなニュアンスがあります。「I apologize for〜」は「〜をお詫びいたします」という丁寧な表現なので覚えておきましょう。

まだまだある!その他の「〜し間違えた」

学校や職場でたまにある「間違った!」という表現をさらにご紹介していきましょう。これまでご紹介したものほど頻出ではありませんが、知っているといざという時便利な表現ばかりですよ。

I got the setting wrong.
(設定を間違えた)

「I got 〜 wrong」で「〜を間違えた」という意味。「設定」は「the setting」と表現できます。ちなみに、プログラミング用語で「誤って設定する」と表現したい時には「misconfigure」という専門用語も存在しますよ。(例:ERROR ―Ant is misconfigured and cannot be run.(エラー。Antが正しく設定されていないため、実行できません。))

I operated it wrongly.
(操作を間違えた。)

「操作する」は「operate」とい表現があります。「wrongly」は「間違えて」という意味の副詞。また、同じ意味で「I mishandled it.(操作を間違えた)」という表現を使うこともできます。

I sent it by mistake.
(間違えて送信した。)

メールやメッセージなどを間違えて送ってしまった場合にはこの表現。似た表現でもう少し軽めに表現したい場合には、「I didn’t mean to send it.(間違えて送っちゃった!)」という風にも表現できます。「I didn’t mean to〜」は「〜するつもりはなかった」という意味ですよ。

I got the time wrong.
(時間を間違えた。)

待ち合わせ時間などを間違えていた場合には、この表現が便利です。「I got 〜 wrong」で「〜を間違えた」という意味ですよ。ちなみに日時を間違えた時には、「I got the date wrong.(日を間違えた。)」と表現できます。

I‘m sorry. I was waiting for you in the wrong place.
(ごめんなさい。私、間違った場所で待っていました。)

待ち合わせ場所などを間違えた場合に使える表現です。待ち合わせ場所を勘違いしていた場合には「I believed a wrong place.(間違えた場所を勘違いして思い込んでいた)」という風にも表現できますよ。

まとめ

いろいろな「間違えた」を取り揃えてみました。並べてみてみると、「I 〜 wrong」や「〜by mistake」のように、色々な場面で応用のきくフレーズも多々あります。まずは基本の表現をマスターし、色々な場面で使いまわしていきましょう。

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