「やり直す」「再開する」を英語で言うと?

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「英語をやり直すことにした」「通勤を再開した」など、何かと使う機会の多い「再開」のフレーズ。againを使えば表現できるのですが、実はネイティブはさまざまな言い方を使い分けています。一度は耳にしたことがある表現を見直すとともに、新しい言い方を身につけておきましょう。

会話でよく使われる「やり直し」英語フレーズ

Start over.(やり直して)と言われて、「意味はわかるけれど、overって何?」と思ったことはありませんか?会話の中で何気なく使われるフレーズの、本来意味するところを考えてみましょう。

同じことをまたやる

do it again(再びそれをやる)

I’ll do it again.
(もう一度やります)

同じことを再びやる、ということ。

once more(もう一度)

Once more, please.
(もう一度お願いします)

これも同じことをまたやる、ということ。once againとも言います。

最初からやり直す

start over(最初からやる)

Let’s start over.
(最初からやり直しましょう)

overには「全部を」という意味合いがあり、start overは「(さかのぼって)全部を始める」ということになります。同様に、do it overも「最初からやり直す」ということです。

take it from the top(最初からやり直す)

You can take it from the top.
(最初からやり直すといいよ)

topは「てっぺん」ですが、from the topと言うと、「最初から、冒頭から」ということになります。この場合、逆の「終わり」はbottomです。

戻る

get back(戻る)

Can we get back to where we were?
(元いたところに戻りませんか?=やり直しませんか?)

where we were(元いたところ)にget back(戻る)で、「(さかのぼって)やり直す」となります。

go back to the drawing board(白紙に戻す)

The project has to go back to the drawing board.
(プロジェクトを白紙に戻さないと)

drawing boardは「製図版」で、go back to the drawing boardは「製図するところから始める」、すなわち「白紙に戻す」ということになります。

新たに試してみる

give another try(もう一度試してみる)

I think I’ll give another try.
(もう一度試してみようと思うんです)

単純に「もう一度やる」というのではなく、「なんとかうまくいくように、がんばってもう一度やってみる」というニュアンスです。

have a fresh start(新たにスタートする)

I’ll have a fresh start in my life.
(人生をやり直してみます)

fresh startは「新しいスタート」といった意味合いで、have a fresh start in business(ビジネスで新しいスタートを切る)と言うこともできます。

「再開」動詞のニュアンスの違い

これまで紹介した英語フレーズに比べ、ひとことで「再開する」という動詞は、やや硬く書類などで使われることが多いようです。ビジネスのメールや文書をきちんと読み書きできるよう、「再開する」を表す動詞を理解しておくようにしましょう。

もう一度始める

restart(再開する、もう一度始める)

We will restart our business soon.
(間もなく業務を再開します)

「再開する」という意味で幅広く使える語です。

recommence(再開する)

The project will recommence tomorrow.
(プロジェクトは明日再開します)

commenceが「開始する」で、recommenceは「再開する」となります。会話ではなく、正式な文書などで使われる語です。

中断させていたものを再び動かす

resume(再開する)発音は[リズーム]

I resumed commuting.
(通勤を再開しました)

いったん中断していたものをまた始める、という言い方です。

繰り返す

repeat(繰り返す)

I’ll repeat what I said.
(もう一度言います)

同じことをそっくりそのままやること。人のやったことにならうという意味でも使われます。

オンライン英会話レアジョブのレッスンでは、先生からこんなフレーズを聞くことがあるかもしれません。

Can you do it again?
(もう一度やってもらえますか?)

=今やったのと同じことを、またやってみる。

Can we start over?
(もう一度やってみましょうか?)

=もう一度最初からやる。

Please repeat after me.
(私の後について繰り返してください)

=先生の後について、まったく同じように言う。

何気なく使われるひとことに、実はそれぞれ異なる意味合いが含まれています。先生の話すことにじっくり耳を傾け、そこで使われている表現を自分でも言えるようになってください。

まとめ

それでは、「英語をやり直す」はどう表現すればいいのでしょうか。さまざまな言い方をすることができますが、do it againだと「再びやる」だけで「がんばる」という意気込みが感じられず、start overだと「最初からやる」で、少々範囲が広すぎる感じです。ここは、I’ll have a fresh start in learning English.(新たに英語学習をスタートさせる)ではどうでしょうか。意気込みも新たに再開するという印象になり、やる気が伝わるはずですよ。

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