「伸びない」感覚こそ英語上達の鍵!英語力を伸ばす突破法はコレ!

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英語学習で成果を出すための鉄則として、「継続すること」が重要だといわれています。その一方で、真面目に英語学習の時間を確保していた人も、ある理由で挫折してしまうことがあります。

その理由というのが、「伸び悩み」です。明確な目的をもって、計画的に勉強を続けていても、上達を体感できない期間が続くと、モチベーションが保てなくなるのは当然ですよね。

実は「伸びない」と感じた時こそ、上達の予兆なのです。「伸びない」理由を理解して対策すれば、確実にその状況を突破することができます。

今回は、英語学習の「伸び悩み」の原因ととらえ方、そしておすすめの突破法をご紹介していきます。

「英語力が伸びない」原因とは?

ちゃんと勉強しているのに英語力が伸びない、この状態を「私には英語の能力がない」と判断して挫折してしまうのは、まだ早いですよ。

「伸びない」と感じるのは、あなたが勉強をしているからこそ感じる感覚です。あきらめる前に、「何か問題がないか」という視点でいつものやり方を見直してみましょう。

ここでは、「英語力が伸びない」状態が起きる原因の具体例を確認してみましょう。

毎日継続できていない

「継続」という言葉は、英語学習のコツとして必ず登場します。それだけ、「継続」することが必要だということです。

ただあなたの「継続」が英語力アップに必要な「継続」ではないのかもしれません。

ここで改めて理解しておきたいことが、英語力アップに求められる「継続」は「毎日」が原則だということ。週に3回のオンラインレッスンを「続ける」ことは、長期的には確実に成果を出してくれますが、どこかで「伸び悩み」が発生します。

10分でも、必ず毎日英語を学んで使う時間をもつことが「英語学習の継続」だということを再認識することが大切です。

英語学習の目的が明確になっていない

意外に忘れがちなのが、英語学習の目的の明確化です。

英語を学んで何をできるようになりたいのか、というのを具体的にすることは、適切な勉強方法を選択するために必要なことです。また、具体的な目的があれば、細かく目標設定もしやすくなり、漠然と「英語力が伸びない」と感じることもありません。

TOEICのスコアを3カ月で200点上げる、TEDトークを字幕なしで理解できるようになる、というように、できる限り具体的に可能であれば期間を設定して目的を具体化させましょう。

アウトプットが足りていない

特に独学で英語学習している人は、どうしてもインプット過多になりやすいといえます。つまり、新しい知識を学び覚えていくことに集中しやすいということです。

参考書といった教材を読み進めることで、「勉強した」感覚は残りますが、インプットしたものはアウトプットして初めて脳に定着していきます。「伸びない」と感じた時は、インプットとアウトプットのバランスが取れているか再確認するタイミングだと意識しましょう。

インプットで学んだ知識をアウトプットで使って定着させる、この1セットが「勉強」だと理解して毎日の学習プランを組むことが上達のポイントです。

「伸び悩み」はブレイクスルーの兆し?

ここで「ブレイクスルー(breakthrough)」という言葉をご紹介します。
これは、「行き詰まりの状態を突破すること」を意味し、英語学習の伸び悩み状態から抜けて上達を体感するということです。

「伸びない」と感じる感覚は、「ブレイクスルー」するチャンスが到来したともいえます。そこでここでは、英語学習における「ブレイクスルー」について確認していきましょう。

英語学習で必ず訪れるブレイクスルー

英語学習を続ければ、誰もがかけた時間に比例して英語力アップできるというわけではありません。これはダイエットを経験したことがある人であれば、イメージしやすいでしょう。

英語の勉強は、英語を使うための筋肉をつけるためのトレーニングのようなもので、トレーニングを続けていれば、どんなに停滞感があってもブレイクスルーを迎えることができます。

大事なのは、どうも「伸びない」というときに、いつものトレーニング(勉強)を止めないことです。決して楽なことではありませんが、その先には必ずブレイクスルーして上達を体感することができる、ということを覚えておきましょう。

ブレイクスルーを待たない姿勢が近道

ブレイクスルーは必ず訪れる、と意識しすぎると「早く来るようにしよう」と考えてしまう人もいるかもしれません。

ここで大切なのは、ブレイクスルーはどの程度の勉強時間をクリアすれば必ず来るというように数値化できるものではなく、人それぞれです。だからこそ、「ブレイクスルーを起こすための勉強」ではなく、目的に合った毎日の勉強を続けることが一番の近道だと考えるようにしましょう。

「伸びない」と感じたら試してほしいおすすめ勉強法

いつか訪れるであろうブレイクスルーを信じていても、「伸びない」ときは勉強そのものも辛くなってしまいがちです。

ここでは、「伸びない」と感じたときに試してほしいおすすめ勉強法をご紹介します。

あえて基礎に戻って「成功体験」を積もう

「伸びない」ときは、「英語は難しい」「私にはできない」という否定的な気持ちになりやすいといえます。こういう時は、あえて基礎に戻りましょう。

もう何度も解いた問題集や、簡単なリスニングコンテンツなどを使って、「英語を理解できる」成功体験をどんどん積んでいきます。基礎の復習をすることで、忘れてしまっていたことにも気付けるので、英語力を支える筋肉を増やすような効果もあります。

まずは基礎に戻る。これが「伸びない」ときに最初に試してほしい勉強法です。

英語の音をとことん「マネ」してみよう

英語を学ぶ目的にはいろいろなものがありますが、どの目的をクリアするためにも必要なのが「英語の音を理解する」スキルです。

「伸びない」ときは、「できる・できない」を意識せずに、とことん英語の音を「マネ」する時間をとってみましょう。

英語には国や地域によってさまざまなアクセントがあり、「正しい発音」は存在しません。はっきりと伝わるような「音」を身に付けるため、自分の発する音にこだわってみると、今まで気付かなかった英語の特徴に気付くこともあります。

英語の音「マネ」する時間を、「伸びない」ときに楽しむことで、「英語は楽しい」感覚をしっかり染み込ませましょう。

英語で遊んでみよう

個人的にブレイクスルーのきっかけになった方法としておすすめするのが、「英語で遊ぶ」ことです。

「遊ぶ」というのは、具体的にいうと、まちがえることが気にならない環境で英語を使う、ということです。例えば、簡単なゲームを英語でしてみる、英語を使ってスポーツをしてみるなど、「遊び」に英語を取り入れてみましょう。

実際に、私が語学学校に通っている頃、なかなか上達を感じず悩んでいた時、クラスメイトとスポーツバーに行って、ボーリングをするようになりました。何度かそんな機会をもっていたある日、「あれ、言いたいことが簡単に英語にできる」とはっきり体感したのを覚えています。

「英語をうまく話したい」「まちがいたくない」そういったものを忘れて、英語で楽しむ経験をすることで、自信がもてるといえます。

これは逆効果!ブレイクスルーを遠ざけるNG勉強法

ここでは、意外にやりがちなブレイクスルーを遠ざけてしまう勉強法をご紹介します。

それぞれのNGポイントを理解して、「伸びない」ときに逆効果になる勉強をしないようにしましょう。

新しい教材を使う

現状を打破したいからこそ、新しい方法を試してみたくなるものです。ただ、英語学習では逆効果になってしまいます。

新しい教材を使って、知らないこと、今までのやり方と違うことに触れると、焦りが生じてしまい、今まで学んできた理解を歪めてしまう可能性もあります。

どんな教材も、同じ英語について解説しているものです。「伸びない」ときこそ、今までのやり方を大切に続けるようにしましょう。

勉強時間をむやみに長くする

「伸びない」のは、「足りない」からだという考え方はまちがってはいませんが、不必要な負荷をかけることがブレイクスルーへの近道になるとは限りません。

今までの勉強に+αする程度の感覚を忘れずに、ペースを崩さずに毎日の勉強を続けることが大切です。

勉強時間を長くしたのに効果が出ない、という状況で「伸び悩み」を悪化させてしまう可能性もあるので、やはり逆効果を引き起こしてしまう方法と言えます。

リフレッシュとして勉強しない日を作る

少し距離を置くことで新鮮な感覚になるという効果があるものもありますが、残念ながら英語学習にはあてはまらない方法です。

「毎日継続」は英語学習の鉄則、というのは変わりないからです。数日間リフレッシュしたつもりが、勉強を再開した時に、確実に英語への感度は鈍っているもので、その感覚は逆効果ですよね。

英語学習でのリフレッシュは、「いつもの単語の勉強を、発音にとことんこだわる感じにしよう」というように、いつもの選択肢にアレンジを加えることで取り入れていきましょう。

まとめ

英語学習の「伸び悩み」は、すぐに解決しないことが多く、ストレスになってしまうものです。ただそのストレスは、上達の予兆だと知ることで一気に解消することができます。

「伸びない」のは、あなたが英語をちゃんと勉強している証拠です。今回ご紹介した伸びない理由を再確認して、ブレイクスルーのきっかけになる勉強法を取り入れてみましょう。

「私の英語は通じる」「英語を理解できる」「英語っておもしろい」、こんな感覚を積極的に生み出すことで、ブレイクスルーは確実に近づきますよ。

自信をもって、「伸び悩み」期間を乗り越えましょう!

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