「わあ、すごい!」「素晴らしいですね!」と思ったとき、思い浮かぶ形容詞がgreatやwonderfulだけだったりしませんか?英語には、amazingやfantasticなど「すごい、素晴らしい」という意味で使われる形容詞が多数あります。
やや長めで覚えにくい語もあるかもしれませんが、語源や元になっている動詞・名詞などに注目すると、その形容詞本来の性格がわかるようになります。ここでは、「すごい」「素晴らしい」に使える形容詞と、ニュアンスを覚えるための元の意味をお教えします。
ビックリなど感情から来る「すごい」の形容詞
「驚き」「恐れ」といった意味を表す語から生まれた形容詞は、「ビックリするくらいすごい」「怖いくらい素晴らしい」といった意味になります。例えば、気持ちを表す語から来た形容詞には以下のようなものがあります。
amazing(ビックリするくらいすごい)
Thank you for the great gift. You’re amazing.
(素晴らしい贈り物をありがとう。あなたは本当にすごい)
amaze(ビックリさせる、仰天させる)という動詞のing形。「ビックリするくらいすごい」という感じで、会話でよく使われます。
awesome(怖いくらいすごい)
You did it! Awesome!
(やったね!すごい!)
aweは「恐れ、敬意」という名詞で、awesomeは元々「恐れ多い」といった意味でした。今では「怖いくらいすごい」といったニュアンスで、口語で「すごい(またはスゲエ)」と言いたいときに使われます。読み方は「オーサム」。
incredible(信じられないくらいすごい)
Have you listened to his speech? It’s incredible!
(彼のスピーチを聞きましたか?素晴らしい!)
credible「信じられる」という形容詞に否定のinがついて、incredibleは「信じられない」という意味になりますが、会話ではもっぱら「信じられないくらいすごい」と言いたいときに使います。
impressive(感銘を受けるくらいすごい)
The exhibition was so impressive.
(その展覧会にとても感銘を受けました)
impress(印象付ける)という動詞から来ていて、「印象付けられる、感銘する」ということ。I’m impressed.(感銘を受けました)もよく使われます。
この世のものではないような素晴らしさを表す「すごい」の形容詞
日本語で「この世のものではないような」「おとぎ話のような」と言うように、英語でも空想や物語の世界の出来事のように素晴らしい、と表現することがあります。
fantastic(夢のように素晴らしい)
I love this song. It’s fantastic!
(この歌、大好き。素晴らしいですね!)
fantasy(想像、空想)という名詞から来ています。「夢のように素晴らしい」とほめたいときに使えます。
fabulous(おとぎ話のように素晴らしい)
The party was fabulous.
(パーティーは素晴らしかった)
fable(寓話、伝説)という名詞から来ていて、「おとぎ話のようにすばらしい」ということです。文字通り「伝説上の」という意味を表すこともあります。
輝く、大きいなど見た目の様子を表す「すごい」の形容詞
キラキラ輝くもの、大きいものはやはり「すごい」と思いますよね。英語にもそういう印象を表す言葉からできた形容詞があります。
brilliant(輝くように素晴らしい)
Her dress is brilliant.
(彼女のドレスは素晴らしいですね)
イタリア語のbrillare(輝く)という動詞から生まれた語で、「輝くように素晴らしい」ということ。「頭がいい」というときにも使われます。
splendid(輝くように立派な)
The hotel room was splendid.
(ホテルの部屋は素晴らしいものでした)
splendorは「輝き」という名詞で、splendidも「輝くように素晴らしい」ということ。brilliantに比べ、splendidには「(見た目が)豪華、立派な」というニュアンスがあります。
magnificent(大きくて素晴らしい)
What a magnificent view!
(なんて素晴らしい眺めなんだ!)
magnify(大きくする)という動詞から来ています。「大きくて素晴らしい」、つまり「壮大だ、豪華だ」ということで、建物や景色などによく使われます。
「他よりすごい」を表す形容詞
より優れているもの、目立つものはやはり「素晴らしい」と思いますよね。そういう言い方そのものを使った形容詞があります。
excellent(他より優れていて素晴らしい)
Excellent job, Mike!
(マイク、素晴らしい仕事ぶりですね!)
excel(勝つ、~より優れている)という動詞から来ていて、「他より優れていて素晴らしい」ということ。very goodやgreatをさらに強調したいときによく使われます。
outstanding(抜きん出て素晴らしい)
He is outstanding in his business.
(彼はビジネスにおいて抜きん出ている)
outstand(目立つ、抜きん出る)という動詞のing形。「抜きん出て、目立って素晴らしい」ということ。能力や出来栄えなどをほめたいときによく使います。
オンライン英会話レアジョブのレッスンでは、先生にほめられることがよくあります。amazing、fantastic、excellentといった語を使ってほめられると少々気恥ずかしい感じがするかもしれませんが、英語圏ではちょっと大げさなくらいの形容詞を使ってほめるのが、当たり前のこと。気分が明るくなって、話が弾みやすくなるようです。
自分でもThe food was amazing.(食べ物がおいしかったですよ)、The weather was fantastic.(素晴らしい天気でした)といった言い方を使って、会話を盛り上げてみましょう。こういった形容詞が、自然に使えるようになるかもしれません。
まとめ
今回ご紹介したような形容詞は、読んだり書いたりするときにも活躍します。「文章の中にgoodやgreatばっかりなのはどうも…」と思ったら、impressiveやexcellentなどで変化をつけてみましょう。そうやって覚えた形容詞が、TOEICなどの試験で役に立つことがありますよ。
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