AIと一緒に英語で楽々ライティング!この勉強法で悩みを解決

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「仕事で英語のレポートを書かないといけない」「会議で英語でプレゼンをしないと」といったとき、「英語で」と思うだけで、気が重くなったりしますよね。そんなとき、強力な助っ人となってくれるのが、AIライティングツールです。

書きたいことについてキーワードを入力しただけで、AI(人工知能)が自動的に文章を書いてくれるのです。これを使って、英語のライティング力を鍛えることもできそうです。ここでは、AIライティングの賢い活用法をお教えしましょう。

英語を書くときの最大の悩みは?

たいていの人は、「英語を書くのは苦手」と感じていると思います。例えば、どんな問題があるのか、ここでいったん整理してみましょう。

「何を書けばいいかわからない」

例えば、日本の伝統的な食べ物について説明したいと思います。「寿司?」「天ぷら?」などいろいろ頭に浮かんでくるかもしれませんが、まず、何をどのように説明すればいいのか、うまくまとめるのが意外と難しいものです。

「単語や文法が間違っているかもしれない」

たいていの人は、和英辞典を引きながら英作文しようとすると思います。でも、例えば「味」という単語を辞書で引くと「taste、flavor、sapor」などさまざまな単語が出てきて、「どれを選べばいいかわからない!」ということになってしまいます。

自分が知っている簡単な文法で書くのが一番ですが、「冠詞はa?the?それとも冠詞なし?」など、細かいところでつまずいてしまったりするのではないでしょうか。

こんなとき、例えば「お手本」があるとしたらどうでしょうか?そのまま使うわけではないとしても、「ああ、こういう単語を使って、こんなふうに書けばいいんだ」とわかれば、書き進めるのがだいぶ楽になります。また、お手本にある単語やフレーズを覚えれば、自分で使える表現が増えることにもなります。

AIライティングツールを試してみよう

AI(人工知能)は、私たちに英語ライティングの「お手本」を作ってくれます。AIが自動で翻訳してくれたり必要な情報を検索してくれるのは聞いたことがあるかもしれませんが、最近は、オリジナルで文章の作成もしてくれるのです。具体的な使い方をご紹介しましょう。

例)
AI Writer
http://ai-writer.com/
*要登録。7日間無料

1)キーワードを入力する
例えば、日本の伝統的な食べ物について説明したいとします。「Japan, traditional、food」というキーワードを入力するだけで大丈夫。もう少し細かく説明したいと思ったら、「history、recipe」などを追加します。自分が書きたいことを具体的に表すキーワードを選びましょう。

2)文章が作成される
キーワードをもとに、AIが自動的に文章を作ってくれます。「In this article, we will introduce some of the most popular dishes of traditional Japanese cuisine.」(この記事では、伝統的な和食で最も人気のある料理のいくつかを紹介します)といった導入から始まり、和食の歴史、寿司やおせち料理など代表的な日本料理の説明が続きます。

3)参考にしたい部分を選ぶ
AIはかなり精度の高い文章を作れるようになっていますが、まだ完璧というわけではありません(例えば、伝統料理の中になぜか「kabuki」が入っていたりします)。そこで、全体を読んで自分が使いたい文をピックアップし、順番に並べていきます。

例えば、「和食とは何か」「和食の歴史」「代表的な料理とその説明」の部分を並べるだけで、立派な「日本の伝統的な食べ物」を説明する文章になるでしょう。

AIを使って英語ライティングを鍛える

ライティングのお手本を作ってくれるというだけでなく、このAIツールは、英語で文章力を鍛えるための手助けをしてくれます。次のような勉強法を参考にしてください。

1)AIに文章を作ってもらう

例えば、日本の在宅ワーク(telework)事情について説明したいとします。「Japanese、telework、business」といったキーワードを入力して、AIに文章を書いてもらいましょう。

2)使える表現を拾い出す

でき上った文章をじっくり読んで、どんなことをどういう順番で説明しているか確認し、役に立ちそうな表現を拾い出します。

give their employees the flexibility to work remotely
(従業員に、リモートで働く柔軟性を与える)

Japanese workers often lack the well-defined jobs that Americans do.
(日本の労働者には、アメリカ人のようなはっきりとした仕事の定義が欠けている)

といった表現から、flexibility(柔軟性)well-defined jobs(はっきり定義された仕事)といった言い方があることがわかります。冠詞の使い方や、名詞を複数形にするところなども参考にしましょう。

3)自分で文章をまとめてみる

拾い出した表現を参考にしながら、自分で文章を書いてみます。例えば、

Recently, we have more flexibility to work remotely but still, not all of us has the well-defined jobs.(最近は、リモートで仕事をする柔軟性が増えています。それでも、すべての人の仕事にはっきり定義された仕事があるというわけでありません)

といったようにまとめてみてもいいでしょう。基本的な文の構造はAIのまねをして、自分が言いたいことをうまくつなぎ合わせていくようにしましょう。

AIライティングツールには他にも以下のようなものがあります。参考にしてみください。

●Talk to Transformer
https://app.inferkit.com/demo
*InferKitという有料サービスのデモ版。無料。「Custom prompt」(カスタムのセリフ)を選択し、Let me explain about Japanese traditional food.(日本の伝統的な食べ物について説明します)のように最初の1文を書くと、その続きを書いてくれます。

●Article Forge
https://www.articleforge.com/
*要登録。5日間無料。キーワードを入力して1分間待つと、文章を生成してくれます。

AIライティングツールでは、プレゼンの原稿を作ることもできます。上記のような手順で自分なりのプレゼン原稿を作成したら、レアジョブのレッスンで、先生を相手にそれを読んでみましょう。

AIはまだ、わかりやすさや面白さなどが理解できるわけではありません。生身の人間である先生を相手に話してみることで、「今のところはちょっとわかりにくかった。こういうふうに言ったほうがいいのでは」といったように先生が教えてくれるかもしれません。AIのよさと人間の先生を相手にしたレッスンのいいところ、両方を上手に活用していきましょう。

まとめ

ビックリするほど立派な文章が作れるかと思ったら、突然意味の通らないことを言い出したりと、AIのライティングはまだまだ発展途上。完全に人間の代わりができるというわけではありません。何が必要で何が不要か、人間である自分が判断する必要があります。今のところAIはお助けツールと割り切って、いつしか自分で一から文章を書けるようになるための、よきサポーターとなってもらうことにしましょう。

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