「これって英語で何て言うんだろう?」「自分で作ったこの英文、自然な英語なのかな?」と悩んでしまうことがありますよね。そんなとき気軽に質問できる「HiNative」をご存じですか。
ちょっとした疑問にネイティブスピーカーが回答してくれるアプリで、これまで世界で1,500万件の質問に対し、4,500万件もの回答が寄せられているほど。登録者は570万人(2020年12月現在)と、世界中の語学学習者に活用されているサービスなんです。ここではこの「HiNative」を、英語学習に上手に取り入れる方法をご紹介します。
「これ英語で何て言う?」と気軽に質問、発音の確認も
「HiNative」は、世界のネイティブスピーカーたちをつなぐアプリ。英語について質問すると、「アメリカ英語」を知りたければアメリカ英語のネイティブスピーカーが、「イギリス英語」を知りたければイギリス英語のネイティブスピーカーが、回答をアップしてくれます。
テンプレートを使って簡単に質問できる
例えば、「『よろしくお願いします』は英語で何と言いますか?」と質問すると、ネイティブスピーカーが「When you first meet someone, it’s always “Nice to meet you.”」(誰かに初めて会ったときは、いつも“Nice to meet you.”です)と回答してくれます。まるでいつもそばにプライベートティーチャーがいるかのようですね!
「HiNative」はスマートフォンのアプリ(iOS/Android)またはウェブサイトhttps://hinative.com/jaで利用可能。ユーザー登録は必要ですが、本名など個人情報を出す必要はありません。基本的な機能は無料で、有料のPremium会員になると、英文を添削してもらったり、質問を上位に表示する「優先表示チケット」が利用できたりします。
アプリで登録が済んだら、さっそく何か質問してみましょう。「〇〇は英語(アメリカ)で何と言いますか?」「〇〇と××はどう違いますか?説明が難しい場合は、例文を教えてください」といった日本語の質問テンプレートがあるので、聞いてみたい言葉を入力するだけでも大丈夫。テンプレートは自動的に英語に翻訳されて、ネイティブスピーカーたちに表示されます。
発音の確認もできる
さらにこのアプリがすごいのは、「〇〇の発音を音声で教えてください」と、発音の仕方について尋ねたり、自分の声を録音してネイティブスピーカーにチェックしてもらったりできること。
例えば、 “I’m allergic to poultry.”(私は鶏肉アレルギーです)と録音し、「私の発音は自然ですか?あなたの発音を聞かせてください」と質問します。すると、ネイティブスピーカーがその良し悪しを判断し、自分で“I’m allergic to poultry.”と吹き込んだものを聞かせてくれるのです。
日本語の質問にも答えてあげよう
世界中のネイティブスピーカーたちが参加しているので、日本語に関する質問もあります。「“How are you?”は日本語で何と言いますか?」といった質問を読んだら、日本語ネイティブスピーカーとして答えを教えてあげましょう。英語でコメントを書いて質問者とやりとりしたりする、英会話の練習の場ともなります。
世界の国のことを聞いてみよう
英語について質問するだけでなく、世界の国の文化、習慣、気候などについて尋ねることもできます。例えば、“Does it snow in Los Angeles?”(ロサンゼルスでは雪が降るんですか?)といった疑問に、ロサンゼルス在住のユーザーが回答してくれるかもしれません。
映画やドラマを見ていて気になったことを聞いてみるのもいいですね。「アメリカではスーツにスポーツシューズで通勤してもいいのかな」なんて、ふと心に浮かんだ疑問を解決する、絶好のチャンスです。
「HiNative」でネイティブスピーカーとやりとりしてみる
実際に「HiNative」で英語について質問してみました。どんな回答が返ってくるのか、最初はちょっとドキドキしますね。その分、すぐに回答が来ると、すごくうれしいものです。
質問してみた!果たしてどんな回答が?
「上達するは英語(アメリカ)で何と言いますか」と聞いてみました。すると、「improve, progress」など、2~3分であっという間に答えが返ってきました!
ほかにも、こんな質問に対して、こういう回答がありました。
質問:Beat itとはどういう意味ですか?
回答:It means “Get out.”(「出て行け」という意味です)
質問:avenueとstreetはどう違いますか?説明が難しい場合は、例文を教えてください。
回答:Street is in town. Avenue has trees on both sides.(streetは町にあります。avenueは両側に木があります)
回答は日本語に自動翻訳できるのですが、英語のまま理解できるようになるといいですね。
ひとことお礼を伝えよう
回答が役に立ったと思ったら「いいね!」ボタンをクリック。複数の解答があった場合は、「最も役に立った回答」を選びます。これだけでもいいのですが、できれば次のように、ひとことお礼を伝えましょう。
Got it! Thanks!(わかりました!ありがとう!)
Thank you! It’s very helpful.(ありがとう!とても役に立ちます)
Great! It’s fun to keep learning.(すごい!勉強を続けるのは楽しいですね)
確実に、すぐに回答をもらうには?
すぐに回答が来ない場合には、質問の仕方を少し工夫してみるといいでしょう。
1. 質問テンプレートを使って、簡潔に。長すぎると読んでもらえないことがあります。
2. 状況を正確に。例えば「上達する」の英語での言い方を知りたいのであれば、I’m learning English. I want to speak English better.(英語を勉強しています。もっと上手に話したいんです)とひとこと添えると、相手も回答しやすくなります。
3. 優先表示チケットを使って確実に。有料のPremium会員に登録すれば、毎月10枚の優先表示チケットをもらうことができます。このチケットを使うと、上位に表示されるのはもちろんのこと、ほかの投稿よりも目立って表示されるため、短時間で様々な回答をもらえる可能性が高くなります。
オンライン英会話の予習復習に活用してみよう
オンライン英会話を利用されている人は、特にこの「HiNative」との併用がおすすめ。1回のレッスンでは教材をこなすのに精いっぱいで質問できなかったこともあるでしょう。このようにいつでも質問に答えてくれるネイティブスピーカーが側にいると思うと、オンライン英会話の予習復習もしやすくなります。レッスンと併用して、勉強の効果をさらに高めましょう。
言いたいことを英語にしておく
レッスンで先生に、「今日は大変な1日だった」と伝えたいとします。「HiNative」を使い、「英語(アメリカ)で何と言いますか」と聞いてもいいし、自分で作文して添削してもらってもいいでしょう。It’s been a hard day.といった答えが返ってきたら、レッスンではこれを使い、先生とスムーズに会話が楽しめます。
レッスンの疑問点を解決する
レッスン中に習った新しい単語やフレーズについて、「もう一度発音を聞きたい!」と思うことがありますよね。先生に頼んでもいいのですが、次のレッスンが3日後だったりすることもあります。そんなときは「HiNative」で質問すれば、知りたいときにすぐに発音がわかるのです。
ぜひ、「HiNative」をレアジョブのオンライン英会話レッスンで活用してみてください。
レアジョブ https://www.rarejob.com/
HiNative https://hinative.com/ja
まとめ
「ネイティブスピーカーの知り合いなんて、いない」という人は多いと思います。たとえいたとしても、「英語で何て言うのかなんて、気軽に聞けない」ということがあるでしょう。そんな悩みを即座に解消してくれるのが、「HiNative」です。すきま時間に気軽に利用して、英語にまつわるささやかな疑問を、どんどん解決していきましょう。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する