「ずっと」って英語でなんていう?現在完了形や副詞を使っていってみよう!

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「ずっと友達でいよう!」「ずっと行きたいと思ってたんです。」「高校生のときからずっとファンです。」など、日常生活で「ずっと」を使う機会は意外と多いですよね。そして、一口に「ずっと」と言っても、色んなニュアンスの「ずっと」があります。そこでこの記事では、未来形、現在完了形、現在形、過去形などを使って、様々なニュアンスの「ずっと」に関する英語フレーズをご紹介していきます。

未来形を使って「ずっと」という方法

まずは未来形を使って「ずっと」を英語で表す方法をご紹介します。基本的に「will+副詞」で表していきます。それぞれ見ていきましょう。

will+forever

I will love you forever.(あなたのことをずっと愛し続けます。)

foreverは「永遠に」「永久に」「絶え間なく」という意味の単語です。そこから「ずっと」というニュアンスが出ます。

will+always

You will always be special to me.(あなたは私にとってずっと特別な存在だよ。)

alwaysは「いつも」と覚えている方も多いかと思いますが、上記の例文のように「ずっと」を意味することもあります。ホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」という曲をご存知でしょうか。あれは「あなたをいつも愛しているよ。」ではなくて、「あなたをずっと愛しているよ。」という意味になります。

will+until

I will be working here until February.(私は2月までずっとここで働く予定です。)

untilは「~までずっと」という意味です。「行動がある時期まで続く」というニュアンスですね。上記の例では、「働く」という行動が「2月」まで続くことを意味しています。untilと似ている単語にbyがあります。この2つは、区別できるようにしておきたいですね。byは「期限」を表すときに使います。例えば、I have to finish my homework by 9 pm.(午後9時までに宿題を終わらせないといけません。)だったら、期限は「午後9時」となります。

現在完了形・現在完了進行形を使って「ずっと」と言う方法

現在完了形や現在完了進行形を使って「ずっと」を表すこともできます。現在完了形と現在完了進行形は、「過去に始めたことが今までずっと続いている」というニュアンスです。現在完了形と現在進行形の作り方は以下のとおりです。

現在完了形:have+過去分詞
現在完了進行形:have+been+動詞のing形

今までずっと

I’ve been putting it off.(今までずっと後回しにしてきた。)

これは、現在完了進行形の文ですね。「過去から今までずっと後回しにしてきた。」という意味になります。put offは「後回しにする」という意味の句動詞です。

~からずっと

I have been a big fan of yours ever since I was in high school.(高校生のときからずっとあなたの大ファンです。)

sinceは「行動や状態が始まった時点」を示します。上記の例文だと、大ファンになったのは高校生のときで、その時から今までずっと大ファンである、ということが分かります。

~の間ずっと

I have been working on this project for3days.(3日間ずっとこのプロジェクトに取り組んでいる。)

She has been listening to the song for 2 hours.(彼女は2時間ずっとその曲を聞いている。)

forは「行動や状態が続いている期間」を表します。上記の例文ではそれぞれ、for3days(3日間続いている)、for 2 hours(2時間続いている)ということになります。

ここ~週間/年間ずっと

I have been walking 2 miles a day for the last 3 weeks.(ここ3週間ずっと1日2マイルのウォーキングを続けている。)

The building has been under construction for the past 5 years.(あの建物は、ここ5年間ずっと工事中です。)

「ここ~週間/年間ずっと」と言いたいときは、for the pastを使いましょう。over the past 3 years(ここ3年間)、during the past 5 years(ここ5年間)と言うこともできます。

ここ最近ずっと

I’ve been eating healthy recently.(ここ最近ずっと健康的な食生活を送っている。)

I haven’t been able to sleep lately.(ここ最近ずっと眠れないんです。)

文末にrecentlyやlatelyなど「最近」を表す単語を入れると、「ここ最近ずっと」という意味になります。また、eat healthyで「健康的な生活をする」「体に良いものを食べる」といった意味になります。

「1日中ずっと」

It’s been raining all day.(1日中ずっと雨が降っています。)

We have been walking all day long.(私たち1日中ずっと歩いてるね。)

「1日中ずっと~している」と言いたいときは、文末にall dayやall day longを付けましょう。

「長い間ずっと」

I have wanted to go to Italy for a long time.(長い間ずっとイタリアに行きたいと思っていたの。)

I have been single all my life.(生涯ずっと独身です。)

for a long timeは文字通り「長い間」という意味で、all my lifeは「生涯」といった意味になります。I have wantedだけでも「ずっと~したかったんです」といったニュアンスがでます。日常会話でよく使うフレーズなので、覚えておきましょう。

現在形・過去形を使って「ずっと」と言う方法

続いて、現在形や過去形を使って「ずっと」を表す方法を見ていきましょう。

keep

My wife has a pollen allergy. She keeps sneezing.(私の妻は花粉症です。ずっとくしゃみをしています。)

He kept talking about the movie.(彼はその映画についてずっと喋っていた。)

「keep+動詞のing形」は「~し続ける」という意味になります。そこから「ずっと」というニュアンスを表すことができます。sneezeは「くしゃみをする」という動詞で、花粉症の季節になるとよく使う単語なので、覚えておきましょう。

continue

We can’t continue this relationship.(私たちはこの関係をずっと続けることはできないよ。)

She continued working until shortly before her death.(彼女は亡くなる直前までずっと働いていた。)

continueもkeepと同じく、「続ける」という意味の動詞です。使い方としては、「continue+名詞」「continue+動詞のing形」となります。untilの後ろには、曜日や日付以外に、until 2 days ago(2日前まで)、until it gets dark(暗くなるまで)のなどを入れることもできます。

副詞を使って「ずっと」と言う方法

forever

Let’s be friends forever!(ずっと友達でいよう!)

I want to be with you forever.(ずっとあなたと一緒にいたいです。)

「ずっと」を表す最も一般的な副詞は、このforeverです。より口語的な表現としてfor goodというフレーズもあります。意味としては、「永遠に」「永久に」となります。

I’m moving to America for good.(私はアメリカに永住します。)

上記の例文は、「アメリカに行って、そこにずっと住み続けます」というニュアンスですね。

permanently

We have decided to live here permanently.(私たちは、ここにずっと住み続けることにしました。)

The tattoo will stay on your skin permanently.(そのタトゥーはずっと肌に残りますよ。)

permanentlyもforeverと同様、「永久に」「いつまでも」といった意味の副詞です。foreverに比べると、堅い印象のある単語になります。

比較級を使って「ずっと」と言う方法

次にご紹介するのは、比較級の「ずっと」です。「AはBよりずっと~です」と言ったりしますよね。この「ずっと」の言い方を見ていきましょう。

まずは、比較級の作り方からおさらいです。

A+動詞+形容詞/副詞の比較級(er)+than B = AはBより~です

A+動詞+more 形容詞/副詞 than B = AはBより~です

語尾が-ing, -ous, -fulで終わる形容詞・副詞、または、3音節以上の長い語の形容詞・副詞にはmoreを付けます。

「AはBよりずっと~です」と、比較級を強調する場合は、比較級もしくはmoreの前に以下のフレーズを挿入します。

・much
・by far
・even
・still
・a lot
・way

いくつか例文を見てみましょう。

He is way taller than I.(彼は私よりずっと背が高い。)

than Iのあとには、amが省略されています。なので、meではなく、Iが使われています。しかし、口語ではthan meという人もいます。

I woke up much earlier than usual.(いつもよりずっと早く起きました。)

上記のように、副詞の比較級を強調することもできます。また、earlyのように単語の最後がyで終わる単語は、yをiに変えて、erを付けます。busy, easy, happyの比較級はそれぞれbusier, easier, happierとなります。

This cake turned out a lot better than I expected.(このケーキは想像よりずっとおいしかった。)

than I expected(想像より~)はよく使うので覚えておきましょう。worse than I expected(想像より悪かった)、more interesting than I expected(想像より面白かった)など、 色んな場面で使えますよ。

まとめ

今回は「ずっと」に関する英語フレーズをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。「1日中ずっと雨が降っている」と継続を表す「ずっと」から「彼は私よりずっと背が高い」と比較級を強調する「ずっと」まで、色んな種類の「ずっと」がありましたね。今日ご紹介した英語フレーズは、オンライン英会話などで使ってみてくださいね。上手に使いこなせるようになると、表現の幅がグッと広がると思いますよ。

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