英検2級の面接対策!スピーキングテスト突破の絶対的コツとは?

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英検2級のスピーキングテストに対して、「スピーキングが苦手で、合格できるか心配」「面接のときの注意点や、面接で使える英語表現はある?」と不安を感じている人もいるでしょう。

今回は、英検2級の面接(スピーキングテスト)対策として、試験形式や試験の流れ、具体的な回答のコツについて解説します。合格に向けて覚えておきたい、減点されやすいポイントにも触れます。

英検の出題傾向はある程度決まっているので、この記事を参考にぜひしっかり対策に取り組みましょう。

英検2級の二次試験「スピーキングテスト」の概要

まずは、英検2級のスピーキングテスト対策に役立つ、試験の基本情報を確認しておきます。

英検では、一次試験合格者のみが二次試験に進みます。二次試験は、面接官と1対1で行われる面接形式のスピーキングテストです。試験形式や課題の内容には一定の傾向があり、対策を講じるときには最初にチェックしておきたいポイントといえます。目指すべき合格のラインや、準2級との違いについてもみていきましょう。

スピーキングの試験形式

英検2級の二次試験は個人面接で、応答内容・発音・語彙力・情報量・意欲・回答時の態度などを評価されます。

試験の形式は下記の通りです。

課題内容(得点) 出題形式・課題
音読
(5点)
60語程度の短い文章を読み上げる。
※20秒の黙読の時間が与えられる
No.1 パッセージについての質問
(5点)
音読した短い文章の内容に対するさまざまな質問がされ、1つずつ回答する。
No.2 イラストについての質問
(10点)
問題カードが渡され、描かれている3コマのイラストの展開を説明する。
※イラストを見て考える時間が20秒与えられる
No.3 受験者自身の意見を問う質問
(5点)
問題カードに関連する内容の質問があり、受験者自身の意見を回答する。
No.4 受験者自身の意見を問う質問
(5点)
日常生活における一般的な内容に関する質問があり、受験者自身の意見を回答する。問題カードに関連しない内容が含まれることもある。
受験中のアティチュード
(3点)
面接中(約7分間)、評価される

よく出題されるトピック

英検の二次試験でよく出題されるトピックには傾向があります。日本英語検定協会の公式ホームページによると、過去には下記のような問題が出題されています。

環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント
引用元:日本英語検定協会「2級の試験内容」

環境問題や時事ニュース、テクノロジーなど、日常生活に関係しつつ難しさを感じやすい社会性のあるトピックでも、自分の意見を相手に伝えられる英語レベルが求められます。

二次試験の合格ライン

英検ではどの級でも合格基準となるスコアが設定されています。また、合格基準スコアは英検CSEスコアともいわれ、違う回の試験を受けても、自分の英語力が数値で比較できるようになっています。

2級の二次試験の合格ラインは、英検CSEスコアで460点/650満点です。配点に換算すると約6割の得点率。準2級では、CSEスコア400点/600満点が合格基準となります。

ただ、各級の合格基準スコアは固定されていますが、自分のスコアは他の受験者の点数によって変動します。

英検2級・準2級の違い

準2級は高校生中級レベル、英単語や文法でいうと高校1年生の問題程度です。対して2級は高校卒業レベル、大学入試程度の問題になります。2級と準2級の難易度はかなり差があるといえるでしょう。

2級になると、留学中の社会生活やビジネスシーンで必要な英語を理解できるだけではなく、自分で使えることが大きなポイントになります。そのため、合格すれば入試優遇や単位認定などを認める国内の大学もあり、就活でも採用試験の履歴書に記入して英語力を十分アピールできます。

二次試験の内容に関しても、準2級ではホームシアターやボランティアガイドなど日常生活の話題で、社会性のある話題の2級よりも易しく感じられるでしょう。

二次試験の流れ

試験形式がある程度決まってはいるものの、面接では思いの外緊張してしまい、なかなか言葉が出てこないこともあるでしょう。緊張してもしっかりと質問に回答できるよう、面接の流れについて詳しく説明します。

挨拶をし忘れたり、面接官の要求に応えられなかったりしないよう、入室してから退席するまでの流れを確認しましょう。

入室したら面接カードを渡して着席する

控え室で自分の順番を待ち、名前や受験番号が呼ばれたら係員の指示に従って、面接室に入ります。このとき、控え室にはもう帰ることができない点に気を付けてください。自分の荷物をすべて持って面接室に移動します。

入室後、まずはHelloと挨拶をしましょう。面接官にCan I have your card, please? と声をかけられるのでYes,Here you are. と答え、「面接カード」を手渡します。Please have a seat.と着席を促されたら、Thank you.とお礼を言って着席。

氏名・級の確認・挨拶をしてから「問題カード」を受け取る

面接官が、My name is Mike Green. May I have your name,please? (私の名前はマイク・グリーンです。あなたの名前を聞かせてください)など自己紹介し、氏名を聞かれるので自分も自己紹介をしましょう。

This is the Grade 2 test,OK? と級の確認をされたら、OK.と答えます。その後、How are you today?と軽く挨拶をされる場合があるので、I am fine, thank you.と簡単でいいので、都度きちんと返事をします。問題カードを渡されたらThank you.とお礼を言って受け取ります。

問題カードの文章を黙読する

この画像には alt 属性が指定されていません引用元:日本英語検定協会「2級(二次試験)」

First, please read the passage silently for 20 seconds. (最初にその文章を20秒間黙読してください)と、言われます。

上記の問題サンプルのように、英文の量は60語程度です。20秒といってもあれこれ考えてしまうと最後まで目を通すことができない量です。止まらず、ひと通り目を通すようにしましょう。

文章(パッセージ)を音読する

Now please read the passage aloud. (いま、文章を声に出して読んでください)と促されたら、黙読を止め、タイトルから読み上げましょう。

読むときは、ゆっくり・はっきりとした発音を心がけてください。音読に時間制限はありませんが、不自然な時間止まってしまうとマイナス評価になってしまうこともあります。

詰まってしまってもすぐに切り替えて、面接官に聞こえる声の大きさで堂々と読み切りましょう。

文章(パッセージ)についての質問に答える

音読のあと、面接委員が今読み上げた文章についての質問をします。

答えるときには問題カードを見ることができるので、答えに当たる箇所を問題カードから見つけましょう。質問が聞き取れなかったときは聞き返すこともできます。聞き返すこと自体は減点対象になりませんが、何度も続くと減点の対象になり得ます。

黙っていると、次の問題に進んでしまうことがあるので注意しましょう。

イラストの展開をカードを見ながら説明する

続いて、Now, please look at the picture and describe the situation.と、問題カードに描かれたイラストの物語がどう展開していくのか説明するよう指示されます。

You have 20 seconds to prepare.と考える時間が20秒与えられます。Please begin.(始めてください)と促されたら、イラストの展開説明を開始してください。

ここは英語で会話をする能力をチェックされるのではなくて、カードを見ながら状況説明ができるかが問われます。わざわざ難しい言葉を使う必要はなく、イラスト1コマに対して2,3文で説明するといいですね。

受験者自身の意見を問う質問 に答える

Please turn over the card and put it down.(カードを裏返して置いてください)と、面接官から指示があるので従ってください。

続いて、受験者自身の意見を問う質問がされます。質問は、パッセージやイラスト展開の質問との関連性がない場合もあります。

面接官が社会的な問題を説明した後、What do you think about that? (あなたはどう思いますか?)と聞かれるので、自分の意見を答えてください。これが2問続きます。

「問題カード」を面接委員に返し退室

This is the end of the test.Could I have the card back,please. (テストはこれで終了です。カードを返してください)と言われたら、試験は終了です。

Here you are. (どうぞ)と問題カードを必ず面接官に手返し、退室してください。その際、Good bye.have a nice day! (さよなら、いい1日を!)と声をかけられたら、無視せずYou too. (あなたも)と返すようにしましょう。

退室後は、すみやかに会場から退場。控室へ戻ったり、ほかの受験者と話をしたりしないように気を付けてください。

【問題別】スピーキングテストの対策方法&回答時のコツ

流れが把握できたところで、それぞれの問題に対する、対策と回答のコツを解説します。

・音読
・パッセージ(文章)の質問
・イラストの展開説明
・受験者自身の意見を問う質問

5つの課題に対して、1つずつ理解を深めましょう。

「音読」の対策

2級の面接で最初の問題が音読です。音読がうまくできると、このあとの問題も自信を持って取り組むことができます。単語の勉強をしていても、試験に出るすべての単語を理解し、上手に発音することは難しいこともあるでしょう。そこで気を付けてほしいのが下記の3点です。

タイトルから内容を予想する

タイトルが理解できると、先の文章で何について書かれているのか、大体の予想がつきます。

内容を全く予想できずに本文を読み進めるのと、内容が少し分かってから読み進めるのでは頭に入る情報量が異なるものです。もし、本文が分からなくてもタイトルさえ分かればある程度のストーリーが予測できます。

ゆっくり正しい発音を意識する

面接最初の課題だからこそ気を付けてほしいのが、ゆっくり正しい発音を意識することです。

一方で、正しい発音が分からない単語が出てきたら、自信を持って英語らしく発音してみましょう。過去形になっているのか、複数形なのかなど単語の細部までしっかり意識をしてくださいね。

もちろん、英検は試験なので発音もアクセントも完璧であるほうがプラス評価となります。単語を勉強するときは、意味だけでなく正しいアクセントの場所や発音を必ず確認しておきたいところです。

分からなくても止まらずに読み切る

日本人は語学に対して完璧であろうという意識が高すぎる傾向があります。知らない単語が1つあると止まってしまって、次に進めないというケースもよくあります。しかし、スピーキングテストでは、知らない単語があっても止まらずになんとなくでも読み切ることのほうが大切です。

音読問題に時間制限はないので、焦って読まなくても大丈夫。文章の区切りごとにひと息つくくらいのスピードで落ち着いて読み、次の質問に備えるようにしましょう。

一定時間無言が続いてしまうと終了だと思われてしまいますので、これだけは避けるようにしましょう。

「パッセージの質問」の対策

音読した文章に対する質問では、面接官が何を聞いているかを聞き取れるかがポイント。さらに、先ほどの音読のときに、どこまで文章の内容を理解できているかも重要です。文章が理解できていれば、おのずと質問内容にも予想がつきやすくなります。

指示語が指す内容を見つける

文章内にはitやthatなどの指示語があります。黙読と音読のときに、この指示語の指す内容を探し出しておきましょう。指示語を含む質問がされた場合、回答で指示語をそのまま使ってしまうと減点対象となります。

2級で大きなポイントになるのは、指示語を正確に言い換えることができるのかどうかです。問題文や文章中にある指示語を正しく言い換えるスキルが必要です。手元の問題カードを見直すのは可能なので、焦らず回答しましょう。

とにかく無言にならない

質問の内容がどうしても分からなかった場合は、聞き直すことも可能です。聞き返しても質問の内容が分からなかった場合でもとにかく何か答えてみましょう。無言で次の問題に進んでしまうと0点になってしまいます。

英検の面接では、回答が正解でなくても、態度面でプラス採点をしてもらえることがあります。無言で終わってしまうと積極性やコミュニケーション能力がないと判断され、減点対象になる可能性もあります。

「イラストの展開説明」の対策

引用元:日本英語検定協会「2級(二次試験)」

イラストの展開説明では3コマのイラストが提示します。2級では状況を1文で説明すればよかったのですが、2級では場面を切り取るだけでは不十分です。イラストやセリフを見て、状況の変化や登場人物の心情を読みとり、英語でストーリーを作るスキルが求められます。

イラストの中にある文章を使う

ゼロから文脈のある文章を作るのは難しいので、イラストの中に記載された状況を説明する英文を使いましょう。

「誰が何をした」を意識して、イラスト内のセリフや文章を使って時系列順に並べることができればある程度の加点がもらえます。あとは登場人物の心情を加えたり、要点をまとめたりします。イラストないのセリフ・文章を補いながらつなげるイメージを持つとよいでしょう。

過去形もしくは過去進行形で話す

サンプル問題のイラストを見ると、男性は未来の提案をしています。しかし、ここでナレーションをつけるのであれば、男性の言葉には過去形を使わなければいけません。

イラストの内容はすべて過去に起こったことだと思ってください。したがって、最後のコマでは「女の人は子どもが泣いていないかと心配していた」など、過去進行形を使うべきといえます。

細かいようですが、未来や現在の話ではなく、きちんと過去の話になるよう回答していきましょう。

「受験者自身の意見を問う質問」の対策

自分の意見を問われる質問は、参考にできるイラストや英文がないため、特に難易度が高くなります。そのため、ほかの課題よりも事前の対策が重要となります。

「日本語の面接でも緊張してしまうのに、英語で自分の意見を言うなんて…」と苦手意識を持っている人もいるでしょう。しかし、自分の意見の伝え方さえ知っておけば、一通り回答することができますよ。

社会的な話題を勉強しておく

2級の問題では、ほとんどが社会的な問題です。環境問題や緑化問題、新しいエネルギーなど、事前に出題されそうなトピックにまつわる英単語をインプットしておきましょう。

普段は使わない単語も多いので、予習しておかないと質問の意図が理解できない可能性があります。英字新聞などで、社会的な問題・変化についてのニュースを読んで、内容と単語を予習しておきましょう。単語だけでも分かれば質問の意図も分かり、答えやすくなります。

できれば、誰かとディスカッションして、英語で意見を述べる練習をするのがおすすめです。友達とテーマを決めて会話をしたり、英会話レッスンを利用したりして、人前で英語で意見を述べる練習をしておくことで、面接本番で緊張するなかでもスムーズに意見を述べられるでしょう。

自分の意見をまずははっきり述べる

日本人は自分の意見をいう前に、理由や状況を長く説明してから結論を最後にいう傾向があります。しかし、英語は大切なこと・結論は最初に伝える言語です。

そのため、面接官に質問されたら、最初に下記のように自分自身の意見をはっきりと述べましょう。No3ならI agree. (賛成です)/I disagree.(反対です)を、No4ならYes./No.から、入ることで自分の立場を最初に主張できます。

その後、続けて理由を2,3文で答えましょう。I think that~. (私は~と思います。)/ I don’t think that~. (私は~とは思いません。)と続けると回答しやすいですよ。

受験者自身の意見を問う問題なのでYes,Noどちらの立場で答えても間違いはありません。恥ずかしがらず、堂々と回答しましょう。

困ったときに使える英語表現

質問を聞き返すときや、考える時間が欲しいときなど、困ったときに共通して使える英語表現を紹介します。

・「もう一度お願いします」と伝える表現
Come again?
Sorry? Could you say that again?
I’m Sorry?
I am sorry, but could you repeat the question again?
I beg your pardon?
Excuse me?

・「うーん」など、音で間をつなぐ表現
Well…
yeah…
Hmm…
so…
Let me see…

ただし、考える時間が欲しいときに「うーん…」と口ごもってしまい、そのあとの言葉が続かないと、回答できないと判断されかねません。すぐに次が続かないが、もう少し考えたいという場合は、Just a second! (少し待ってください)や、How do you say…? (なんといえばいいのかな…)を使って間とつなぐとよいでしょう。

In my opinion, (私の考えでは~)、Anyway, (やはり、とにかく)、That is why (理由はこうです)なども知っておくと使うと表現の幅が広がります。

英検2級に合格するためには「アティチュード」も要注目!

英検2級では音読と4つの質問以外に、アティチュードも採点がされます。合格のためには、アティチュードも減点されないよう対策を練っておく必要があります。

緊張して、うまく答えられなかったという場合でもアティチュードの加点は期待できるところなので、減点されないコツを確認しておきましょう。

アティチュードとは?

アティチュードは直訳すると「態度」という意味ですが、「礼儀正しい態度」に加点されるということではありません。

英検で評価されるアティチュードは、「コミュニケーションや意欲のある態度をとれているか」を指します。アイコンタクトや表情や声の抑揚やボリューム、ジェスチャーなどを使って自分の思っていることを伝えようとする能力も評価対象になるのです。

英検で評価されるのはリスニング力・スピーキング力だけではない点を留意しておきましょう。

アティチュードで減点されないコツ

それでは、アティチュードで減点されないためには、どうすればよいのでしょうか。

ここでは「積極性をアピール」「アイコンタクト」「礼儀作法・印象」「声の大きさ・声色・喋り方」「ジェスチャー・リズム」に分けて、コツを解説します。

積極性をアピールする

スピーキングテストで減点になる理由で特に多いのが「積極性の無さ」です。

英語で挨拶や質問をされたときに、無言が続くと積極性がないという理由で減点になることがあります。ほかにも、面接が始まってすぐ面接官からHow are you today? (今日の調子はどう?)と挨拶をされた場合に返答しないのもNGです。

着席を勧められたり、問題カードを渡されたりするときも、Thank you.などと一言添えて、受け取りましょう。

アイコンタクトを取る

日本ではそれほど重視されませんが、英語圏ではアイコンタクトを非常に大切にします。そのため、英検の面接でも、「意思を伝えたい」「コミュニケーションをとりたいという気持ちの表れ」として、アイコンタクトの有無が評価に含まれます。

挨拶をするときは、声だけではなくてアイコンタクトもセットで行ってください。挨拶以外でも、質問に答えるときは時折アイコンタクトを交えながら回答しましょう。特に、自分の意見を述べるタイミングのアイコンタクトは効果的。反対に、アイコンタクトを取れないと、コミュニケーションを取りたくないと思われる可能性があります。

礼儀を守って好印象を与える

アティチュードの面から見ると、英検は入室時から退室するときまですべての態度が採点の対象になります。ノックもなしに入室したり、何も言われる前から席に座ったり、カバンを机に置いたりなどマナー違反が多いと、印象は悪くなります。

入室するときにはMay I come in? (入ってもいいですか)と聞くなど、丁寧な対応を心がけましょう。

聞き取りやすい声の大きさ・声色・喋り方を意識する

面接は、面接官に自分の言葉を聞いてもらい、採点してもらいます。知らない単語でも、多少間違った発音をしてしまっても、もごもご不明瞭に喋ってはいけません。相手が聞き取りやすい声の大きさや声色、喋り方を意識することが大切です。

下を向いて話をすると声がこもってしまいます。アイコンタクトもそうですが、目を合わせることで自然と聞き取りやすい声色や喋り方になります。

ジェスチャーを交えてリズム・テンポを作る

スピーキングテストでは、外国人になりきって自信を持って話すことが重要です。少しおおげさにジェスチャーを交えてリズム・テンポを作り、英語圏の人らしい雰囲気を作りましょう。

手は上品に膝の上に置いているのではなく、胸から顔の付近まで上げて、ジェスチャーを取り入れます。ジェスチャーを入れることで、自然と声の大きさや英語独特のリズムが作られ、さらに積極性のある態度として評価も自然と上がります。

自分の意見に合わせて、表情をしっかり変えることもポイント。明るい話題で、暗い顔をしているのは不自然です。英語でのコミュニケーション力は、「なりきること」で一気に上達しますよ。

英検2級面接のおすすめの練習方法

ここまで英検2級の二次試験の内容や特徴、合格に向けた対策のコツなどを紹介しました。

試験の傾向は分かったものの、実際に受験をしようと思ったときにどのような練習や勉強をしたらいいのでしょうか。

最後は、面接に合格するために効果的な練習方法を紹介します。

過去問を使って自分で練習

英検のスピーキングテストには、質問と解答のパターンがある程度決まっているので、過去問を使って練習することが合格への最短コースといえます。

過去問にはCDと問題カードがついているものがあるので、何度も聞いて流れを掴みましょう。何度も練習しているうちに傾向や自分の苦手ポイントも見えてきます。

「こう聞かれたら、私ならこう答えるだろう」と試行錯誤しながら関連する単語や熟語、面接で使えるフレーズを集めましょう。自分なりの回答の構成を作っておくのも有効です。

参考書や問題集を使って自分で練習

過去問の練習が終わったら、参考書や問題集を使ってさらに知識の幅を広げましょう。

参考書や問題集を使って、シャドーイングをしたり英語を聞いたりして耳を鍛えます。ネイティブと会話をすることが1番ですが.慣れていないうちは自分でシャドーイングをするといいですね。

まず、英語で聞くこと、話すことに慣れていきましょう。ここで気を付けてほしいのは、参考書を何冊も違うものを用意するのではなくて、過去問以外にはこの1冊と決めて何度も反復練習をすることです。語学は一度取り組んだだけでは身に付きません。アウトプットして使えるようになるまで、何度も反復します。

質問をしたらすらすら口から出るようになるまで練習しましょう。

オンライン英会話を使って講師相手に練習

スピーキング力・リスニング力のアップ、英語でのコミュニティーの取り方、面接対策の全てにおいて有効なのが、英語講師を相手に本番さながらの面接対策をすることです。

海外の人を目の前にするだけでも緊張する人は、自分で過去問をしても問題集を反復練習をしても、緊張して頭が真っ白になることもあります。そのため、面接と同じような状況に慣れておくことで、本番の緊張もやわらげることができます。

英会話教室の場合、残業で授業に参加できない可能性があり、休日にわざわざ通うのは億劫になることも。忙しくてビジネスパーソンにとっては、少しハードルが高くなります。

しかし、オンライン英会話であれば自宅でネイティブを相手に会話ができます。無料教材が使えるオンライン英会話もあり経済的。インプットもアウトプットも同時に効果的に行うことができるので、英検の一次試験・二時試験対策、総合的な英語力のアップに特に効果的といえるでしょう。

まとめ

この記事では英検2級の面接対策と試験の流れ、面接対策について解説しました。試験の流れや得点のコツ、注意点を知ることでスコアは確実に上がります。しかし、スピーキングの力は過去問や参考書で自分1人で練習していてもなかなか上がらないものです。

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