英語で「一番」と言えば、まずはbestやmostが思い浮かぶかもしれませんが、ほかにも当てはまる表現がいろいろあります。firstももちろん「一番」ですが、実は反対語のlastも「一番」と言うのに使えます。意外にバリエーションがある「一番」の表現を覚えて、「一番好き」「一番おいしい」など、英語でサラッと言えるようになりましょう。
1語でカンタンに言える「一番」の英語
best、most、first、topなど、1語で「一番」と表現できる単語がいろいろあります。それぞれの意味合いと、英語フレーズの中での使い方を見ていきましょう。
「一番」に使える基本単語
best(最高の)
good(よい)とwell(よく)の最上級。シンプルに「一番いい」「最高の」と表現できます。
This is the best ice cream I’ve ever had!(今まで食べたアイスの中で一番おいしい!)
most(最も)
most beautiful(一番美しい)のように形容詞を最上級にする使い方はご存じかと思いますが、「一番~する」と副詞にすることもできます。
You weren’t there when we needed you (the) most.(あなたは一番必要なときにいなかったんです)
*会話ではtheは省略可。
「順番」で考える
first(最初)
「順番が最初」ということで、日本語の「一番」とほぼ同じように使えます。
Please let me know first when you get promoted.(昇進したら、私に一番に知らせてください)
last(一番~ない)
lastは基本的には「最後」ですが、「一番したくない」「一番ほしくない」といった意味で使うことができます。
He is the last person I want to see now.(彼は今一番会いたくない人です)
「上下」で考える
top(一番上)
topは「てっぺんの」ということで、日本語の「一番上」に相当します。
The icon is on the top of the screen.(そのアイコンは画面の一番上にあります)
bottom(一番下)
bottomは「底」ですが、上下で考えると「一番下」ということになります。
Please sign at the bottom of the page.(ページの一番下にサインしてください)
比較級・最上級で表現する「一番」の英語
「何よりも~な」や「最も~でない」など、英語では比較級や最上級を使って「一番」を表現することがよくあります。「とても」「すごく」と強調したい気持ちを、この比較級・最上級に込めることができるのです。会話でよく使われる例を見ていきましょう。
比較級で言う「一番」
more than anything(何よりも)
「何よりももっと」で、つまり「一番」となります。
I love rice with natto for my breakfast more than anything.(朝ごはんには納豆がけごはんが一番好き)
nothing is better than ~(~が最高)
「~よりよいものはない」で、「~最高、一番」という意味になります。
Nothing is better than beer after taking a bath.(風呂上がりのビールが一番だ)
最上級で言う「一番」
least favorite
favoriteは「特に好きな、お気に入りの」で、これにleast(最も少ない)をつけると、「一番嫌な」となります。
Math was my least favorite at school.(学校では数学が一番嫌いでした)
very best(一番最高の)
bestだけでももちろん「一番」という意味になるのですが、veryをつけて強調することで、「一番最高の」といった感じが出せます。
It was the very best thing that happened in my life.(生涯起こった中で一番最高の出来事でした)
新しく覚えた表現は、実際に会話の中で使ってみると効果的に身につきます。ここでご紹介した表現を、オンライン英会話「レアジョブ」のレッスンで応用してみましょう。
That was the best ramen I’ve ever had!(今まで食べたラーメンの中で一番おいしかった!)
That’s the last thing I want to do now.(今一番やりたくないことです)
といった言い方で、自分の近況報告をすることができます。
慣れてきたら、先生との会話の中で
I enjoy watching baseball games more than anything.(野球の試合を見るのが一番好きです)
Nothing is better than fresh air in the mountains.(山の新鮮な空気が一番です)
など比較級・最上級にもチャレンジして、表現の幅を広げるようにしてください。
まとめ
「英語」と「一番」を関連付けるのも、表現を効果的に覚える方法の一つ。
My boss’s English is best in our office.(私の上司は会社で一番英語がうまい)
What I want to improve most is listening.(一番上達させたいのはリスニングです)
I want to have TOEIC 600 or higher more than anything.(一番に、TOEICで600点以上ほしい)
など、自分の状況と重ね合わせて言ってみましょう。best、most、more than anythingなどを使った表現が、いつしか口から自然に出てくるようになりますよ。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する