英語の前置詞を復習しよう!覚えておきたいつ6つの前置詞を解説!

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英語の前置詞というと、「種類が多くて覚えるのが大変!」「どのタイミングでどの前置詞を使えばいいのか分からない」のように、苦手意識を持っている方もいるのではないでしょうか。確かに前置詞は種類が多いので、ここはatを使うべき?それともin?など迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、英語の基礎的な6つの前置詞を分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、前置詞が使いこなせるようになりますよ。前置詞をマスターしたい人はぜひ参考にしてくださいね!

英語の前置詞とは?

前置詞は名前のとおり、名詞の前に置く語であり、位置関係、時間、状態などを表します。前置詞を学ぶときに重要なことは各前置詞のイメージを掴むことです。イメージさえ掴むことができれば、初見のフレーズやイディオムであっても意味を予測することができます。「in」を例に取りましょう。「in」には「~の中」というイメージがあります。このイメージを理解できていれば、in Osaka(大阪の中で=大阪で)、She is in pajamas(彼女はパジャマの中にいる=彼女はパジャマを着ている)のように、意味が予測できますよね。次の章で、各前置詞のイメージ、意味、使い方について分かりやすく解説していきます!

英語の前置詞の意味と使い方

ここからは、例文を使いながら基礎的な前置詞を解説しますね。

前置詞「at」の意味と使い方

「at」のイメージは「点」です。

場所を表す「at」の例文

I had dinner at that restaurant.(私はそのレストランでディナーを食べました。)

They are playing tennis at the park.(彼らは公園でテニスをしている。)

「at」のイメージは「点」なので、at the library (図書館で)、at the station(駅で)のように比較的狭い場所を示すときに使います。

時間を表す「at」の例文

I woke up at 9 this morning.(私は今朝9時に起きました。)

He usually leaves the house at 10 am.(彼はたいてい家を朝の10時に出ます。)

時刻を表すときは、「at」を使います。時計の針が数字を指しているのをイメージすると分かりやすいでしょう。

対象を表す「at」の例文

She is looking at you.(彼女はあなたのことを見ています。)

He is waving at you.(彼はあなたに手を振っています。)

点をめがけて「見ている」「手を振っている」というニュアンスです。

前置詞「on」の意味と使い方

「on」のイメージは「接触」です。

場所を表す「on」の例文

The plate is on the table.(お皿はテーブルの上にあります。)

The picture is on the wall.(絵は壁にかかっています。)

上記の例文では、「お皿とテーブル」「絵と壁」がそれぞれ接触しているイメージです。

状態を表す「on」の例文

I’m on a diet.(私はダイエット中です。)

My sister is on holiday.(私の妹は休暇を取っています。)

on ~で「~な状態」を表すことができます。上記の例文以外にも、on duty(勤務中)、on sale(発売中)など様々なことが言えるので便利ですよ。

支えを表す「on」の例文

My grandfather is living on a pension.(私のおじいちゃんは年金暮らしです。)

Can you stand on your head?(逆立ちができますか?)

2つ目の例文は直訳すると、「頭を支えに立つことができますか?」となりますね。つまり、「逆立ちができますか?」ということになります。

前置詞「in」の意味と使い方

「in」のイメージは「~の中」です。

場所を表す「in」の例文

I used to live in America.(私は昔アメリカに住んでいました。)

She was born and raised in Tokyo.(彼女は東京で生まれ育ちました。)

「in」は先ほど紹介した「at」よりも広い場所を示します。なので、国や地域を示すときは、「in」を使います。

時間を表す「in」の例文

I graduated from the university in 2004.(私は2004年に大学を卒業しました。)

I’m going to France in November.(私は11月にフランスに行く予定です。)

長い期間を表すときに「in」を使います。例えば、in the next week(来週に)、in August(8月に)、in 2021(2021年に)、in summer(夏に)など、週・月・年・季節などは「in」を使いましょう。

方法を表す「in」の例文

Do you know how to say that in German?(これドイツ語で何と言うか知ってますか?)

Please write your name in pencil.(あなたの名前を鉛筆で書いてください。)

上記のように手段や方法を示すときは、「in」が使えますよ。

前置詞「to」の意味と使い方

「to」は「どこかに到着する」イメージです。

到着地点を表す「to」の例文

He went to the office.(彼は事務所に行きました。)

I gave the letter to her.(私はその手紙を彼女にあげた。)

「to」は、彼が事務所に到着、手紙が彼女に到着しているのを示しています。

範囲を表す「to」の例文

The number of students has increased from 200 to 500.(生徒の数が200人から500人に増えた。)

「to」を使うことによって、生徒の数が500人に到達したことを表すことができます。

前置詞「for」の意味と使い方

「for」のイメージは「~に向かって」です。

場所を表す「for」の例文

This train is bound for Shinjuku.(この電車は新宿行きです。)

She left for America.(彼女はアメリカに向けて出発しました。)

どちらの例文でも「for」は向かっている方向を示しています。「to」は目的まで到達するイメージですが、「for」はあくまで向かっている方向を示すのみです。

目的を表す「for」の例文

I made this cake for my daughter.(このケーキは私の娘のために作りました。)

What are you going to use this money for?(このお金はなんのために使うんですか?)

What for?(何のために?)も日常英会話でよく使います。

範囲を表す「for」の例文

I have been studying English for 6 years.(私は英語を6年間勉強しています。)

It‘s hot for June.(6月にしては暑いね。)

2つ目の例文は「6月の範囲の中では暑い」といったニュアンスです。

前置詞「from」の意味と使い方

「from」のイメージは「起点からの出発」です。

場所の起点を表す「from」の例文

I came from Japan.(私は日本出身です。)

I walked from my house to the station.(私は家から駅まで歩いていきました。)

「from」は起点(出発地点)を表しています。

時間の起点を表す「from」の例文

I worked from 9 a.m. to 6 p.m. yesterday.(私は昨日、午前6時から午後9時まで働きました。)

The event will be held from April to June.(そのイベントは4月から6月まで開催される予定です。)

from A to B(AからBまで)とセットで覚えておきましょう!

理由の起点を表す「from」の例文

My grandmother died from a heart attack.(私のおばあちゃんは心臓麻痺で亡くなった。)

I’m tired from my work.(私は仕事で疲れています。)

I’m tired of my work.と言うと、「私は仕事にうんざりしています。」「私は仕事に飽きました。」という意味になるので、気を付けてくださいね。

まとめ

今回は覚えておきたい英語の前置詞を詳しく解説しました。いかがでしたでしょうか。繰り返しになりますが、前置詞はイメージを捉えることが大切です。イメージを把握できれば、各前置詞の意味を丸暗記する必要はありません。今回解説した6つの前置詞は日常会話でもよく使います。まずはこの6つの前置詞のイメージをしっかり理解し、オンライン英会話などでアウトプットしてみてくださいね!

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