イギリス留学を考えるうえで、IELTSの受験と7.0びスコア獲得は避けては通れません。「7.0なんてハードルが高い…」と気分が重くなっている人はいませんか?
IELTSで7.0を取るのは確かに難しいといわれています。しかし、しっかり対策を練って勉強すれば不可能ではありません。
今回は、 7.0に達成するための対策をみていきます。
IELTS 7.0は難易度が高い!
IELTS 7.0は、英検やTOEFLと比べると難易度が高いといわれています。大学に通うネイティブでさえ、予習をせずに挑むと満点をとることができないことも。日本人と同じように、スピーキング・ライティングでつまづくことがあるようです。
IELTSの正式名称は、International Language Testing Systemといいます。ケンブリッジ大学英語検定機構・ブリティッシュ・カウンシル・IDP Educationの3つの組織が共同で運営している英語検定です。イギリスの上位の大学・大学院への留学はIELTS6.0~7.0の獲得が必要となります。オックスフォード大学やケンブリッジ大学の入学を希望する場合、最低限ス7コア7.0が求められます。
どれくらいの語彙力・学習時間・英語力が必要?
IELTS公式によると、それぞれのレベルは下記のように定義付けられています。
9 エキスパート・ユーザー
英語を自由自在に使いこなす能力を有する。適切、正確、流暢、完全な理解力もある。 |
8 非常に優秀なユーザー
不正確さや不適切さがみられるが、英語を自由自在に使いこなす能力を有している。慣れない状況下では誤解が生ずる可能性もある。込み入った議論にも対応できる。 |
7 優秀なユーザー
不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を使いこなす能力を有する。複雑な言葉遣いにも概ね対応でき、詳細な論理を理解できる。 |
6 有能なユーザー
不正確さ、不適切さ、誤解もみられるが、概ね効果的に英語を使いこなす能力を有する。特に、慣れた状況下では、かなり複雑な言葉遣いの使用と理解ができる。 |
5 中程度のユーザー
不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することできる。ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。 |
4 限定的なユーザー
慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言葉遣いはできない。 |
3 非常に限定的なユーザー
非常に慣れた状況において、一般的な意味のみを伝え、理解することができる。コミュニケーションの断絶が頻発する。 |
2 散発的ユーザー
慣れた状況下で、その場の必要性に対処するため、極めて基本的な情報を片言で伝える以外、現実的なコミュニケーションをとることは不可能。英語の会話や文章を理解することは困難である。 |
1 非ユーザー
単語の羅列のみで、基本的に英語を使用する能力を有していない。 |
0 試験放棄
必要情報が提供されていない。 |
IELTS7.0は英語圏の大学生と同じ授業を受けることができる・外務省に入庁できるほどの英語レベルです。そう聞くと、かなりの難易度だと感じてしまう人もいるでしょう。
必要な学習時間は人によって異なります。スコアを0.5上げるためには200時間ほど必要といわれているため、現在のスコアから算出してみましょう。必要な語彙は6,000〜12,000語程度とされています。
ほかの英語試験と比較すると?
IELTS 7.0の難易度は確かに高いものです。しかし、IELTSのスコアが5.0〜6.5ほど、英検準1級〜2級、TOEIC550~700点程度の英語力があれば、取得可能なスコアといえます。
それぞれの試験は内容が違うので完全に同レベルとは限りませんが、実際にほかの試験と比較するとどれくらいのレベル感なのかみてみましょう。
IELTS 7.0と同じレベル帯の各試験スコア | |
---|---|
英検 | 1級 |
TOEFL iBT | 94〜101 |
TOEFL CBT | 250〜263 |
TOEFL PBT | 600〜627 |
TOEIC | 870〜970 |
レベルの高さに驚いてしまうかもしれませんが、IELTS 7.0はしっかり対策を練って挑めば取得が可能なレベルです。
IELTS 7.0を目指す!4技能+単語の勉強法まとめ
IELTS 7.0の英語レベルがわかったところで、どれくらいの勉強量が必要か見えてきたでしょう。
IELTSでは、英検やTOEFLの試験と同様、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つの技能を勉強する必要があります。
それぞれ、どのような学習方法が効果的か見てみましょう。
リーディングの勉強法
IELTSのリーディングセクションは、制限時間60分で、長文が3つあります。長文問題1設問につき20分ほどで解くことを頭に入れおきましょう。問題は全部で40問あるので、1つの問題にかけられる時間は1.5分。ゆっくり解く時間はありません。
長文の内容は、大学や大学院で実際に触れるものが多いです。アカデミックな記事や論文の抜粋で、700〜900語ほどのものになります。得手不得手によって難易度が変わってくる可能性がありますが、本文に登場した順番で出題されるのであまり気負わずに挑みましょう。
IELTS 7.0を取るためにリーディングでスコアを伸ばす勉強法を3つご紹介します。
語彙を増やす
ボキャブラリーは、英語を勉強するときに必ず立ちはだかる壁と感じる人も多いはずです。
しかし、ここはどうしても避けて通ることはできません。
単語帳などを使って「1日○語覚える」など、目標を定めて淡々と覚えていくのもいいでしょう。しかし、単語は使わないとすぐに忘れてしまうので、リーディングやスピーキングと合わせて暗記していくのが得策。とにかく復習と新しい単語の暗記を繰り返し行い、習慣的に英単語に触れる努力が必要となります。
また語源から調べながら記憶するのもおすすめ。たとえば、語尾に「- able」が付くと「〜が可能」という単語になりますし、「- ology」だと「〜学」であることがわかります。英語はラテン語起源なので、単語を分解するとおおよその意味が推測できるのも面白いところです。
英語を多読する
たくさんの英文を読むこともスコアアップへの近道です。1冊読み通すだけでも、達成感と自信がつくでしょう。興味のある分野をネットニュースで探して読むだけでも良いですし、日本語で読んだことのある小説の洋書を手に入れて読むのも英文への抵抗感がグッと減るはずです。
現在、洋書は電子書籍で簡単に手に入る時代になりました。わからない単語が登場したらすぐに辞書で索引できるのも非常に助かります。さらに、同じ著者のものを読み続けると、似たようなボキャブラリーが登場することが多いので、著者縛りで読み続けるのも1つの方法です。
ほかにも、雑誌や新聞など英語を読む機会は身の回りにたくさんあります。スマホやタブレットなど文明の力を大いに活用してください。
できるだけ多くの問題を解いて英語に慣れる
過去問題も出版されており、比較的受験勉強しやすい試験といえます。
しかし、問題集をたくさん購入するだけでも出費はかさんでしまうのが悩みどころです。
参考書や問題集は、高得点をスコアしている先輩やプロの講師がおすすめしているものをピンポイントで買ってみると良いでしょう。手当たり次第こなすのも良いですが、確実な内容を確認しながら勉強すると効率的です。
IELTSの公式サイトでは、無料の出題形式別練習問題を申し込むことができます。そのほかIELTS公式問題集を購入して解き進めるのもよいでしょう。
IELTS公式|出題形式別練習問題
IELTS 16 Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank
IELTS 7.0取得のためのリスニング勉強法
IELTSのリスニングの問題数はリーディングと同じく40問で、そのうち何問解けたかでスコアが算出されます。全部で4つのセクションで構成されており、はじめの2セクションは日常的な場面から。あとのセクションでは、学術的な場面が出題されます。
リスニング問題を解く際は、まず先に問題文を読んでおき、話される内容を事前に把握しておくと理解度が増すでしょう。問われる内容にも集中できるメリットもあるのでおすすめです。
IELTSのリスニング問題の形式は、下記のように6つの種類があります。
・質問に対して答える「Q&A問題」
・3つの選択肢の中から選ぶ「選択肢問題」
・リストの中からマッチするものを選んでいく「マッチング問題」
・図の穴埋め
・文章の穴埋め
・メモなどの穴埋め
それぞれ、どんな内容かを事前に把握しておき、質問がどのパターンになるか知っておくのも対策になります。
オーバーラッピングをする
オーバーラッピングはリスニングの向上に効果的な勉強法です。リスニングだけではなく、リーディング能力とスピーキング能力の向上に役立つ勉強方法といえます。
オーバーラッピングは、教材のスクリプトを見ながら、流れてくる英語の音声と同時に発音していきます。聞き取って発音することでリスニングを鍛えられ、リズムやイントネーションも確認できるので、出題される試験で聞き間違いが減少します。
ネイティブのスピードに合わせていくことで、スピード感にも慣れることができます。聞き取れる語彙が格段に増えたことが実感できるでしょう。
映像配信サイトを利用する
洋画や海外ドラマを日本語字幕や吹き替えで見ている人は、その習慣を変えてみるだけでリスニング能力が向上します。
とくにNetflixは英語字幕を表示することもできるので、耳と目で同時に発話されている英語が確認できます。自分が好きなコンテンツを見ながら英語を勉強できるので、勉強するという堅苦しさがだいぶ減るでしょう。
また、復習のため、繰り返しみることもリスニング力アップにつながります。大好きな番組を選んで、英語漬けになってしまいましょう。
ポッドキャストでさまざまなトピックの英語を聞く
ポッドキャストにはあらゆるコンテンツがありますが、とくにニュース番組がおすすめです。
前述の映像配信サイトで見る動画は、日常会話などの内容が多くなってしまいます。しかし、ポッドキャストのニュースなどは語彙が多彩で、科学や政治、経済などあらゆるトピックが選べるのが魅力です。
スマートフォンで聴けるので、いつでもどこでもリスニングを鍛えることができるのも利点といえるでしょう。毎日の情報収集は英語で行うようにするなど、リスニングを習慣化するのに最適な方法といっても過言ではありません。
IELTS 7.0取得のためのライティング勉強法
IELTSのライティングはペーパーでのテストになり、全部で60分あります。設問は2つに別れ、Task1は20分、Task2は40分を割り当てられており、筆記での回答です。
Task1は、図表などを使って表示されたデータや事実の特徴をとらえ、150文字以上で内容をまとめます。客観的なレポートになるので、比較級や動詞の姿勢、分数やパーセンテージの英語表記など、文法をしっかり抑えておくのがポイントです。
Task2は、与えられた課題に対して、知識や経験などを活かしながら考えを論文としてまとめます。論文なので、導入・本題・結論の構成をしっかり立て、論拠を示して結論をまとめられるようにしておきましょう。
英語力を洗練させる
英語力、というとおそらく文法や語彙、英語表現などの知識量を想像するのではないでしょうか?しかし、英語力を洗練させる、ということは必ずしも知識を増やすことだけを意味するわけではありません。
IELTSの6点台であれば、文法ミスやスペルミスは多少見逃してもらえますが、7.0を目指す場合は、極力ミスはなくしたいところ。また「意味が通じる」レベルでは7.0点を取得するのは厳しいでしょう。ネイティブの英語に近い自然な英語で書けているかがポイントになります。
どんなに複雑な英文でも、自然な英語でなければスコアを取れないので、できるだけ多くの英語に触れて、英語の感覚を身に付けましょう。ネイティブスピーカーや英語圏に長年住んだことのある人に読んでもらい、添削してもらうのも1つの方法です。
論文で出す論拠を的確にする
論文の基本構造は「導入」「本題」「結論」です。「導入」には自分の意見を提示、「本題」では意見の論拠を示し、「結論」でまとめます。
IELTSでは、あるトピックに対して意見を述べる論文を書きますが、提示されているトピックに対して意見を持っていなくても、立場を明確にする必要があります。
とくに難しいのは、本論で自分の意見の正当性を的確に、英語で論じる必要があるという点です。説得力がある文章を書くためには、1文を簡潔にまとめる・論拠として具体例を示す・客観的な視点で作文することを意識しましょう。
同意語や気に入った表現をノートにまとめる
同意語や対義語、フレーズなどが独自のノートにまとめて覚えておくと、ハイスコアにダイレクトにつながります。
英語の論文では、同じ単語を何度も使ったり、同じ文法を多用すると稚拙と受け取られてしまいます。ハイスコアを取るためには、豊かな英語表現を目指したいところです。
そのためにはやはり、語彙や慣用句をできるだけ多く知っておく必要があります。使用する単語帳に「同義語」「対義語」が載っている場合は、合せて暗記しておくとライティングでは非常に役立つでしょう。問題集や参考書を勉強しているときに出会ったフレーズなども、同様に書き留めて覚えておくのがおすすめです。
IELTS 7.0取得のためのスピーキング勉強法
IELTSのスピーキングのテストは実際に試験官と1対1で行い、試験時間は11〜14分です。
「自己紹介と日常生活に関する質問」を4~5分行った後に、3〜4分の「スピーチ」と4~5分の「ディスカッション」が続きます。
IELTS6点代までは意味が通じていれば、ある程度は点数を稼げましたが、7.0を目指すとなると流暢さや一貫性が求められます。言い直しは極力少なく、テーマについて論理的根拠を示しながら話すスキルが必要です。
また、語彙力もテーマを語るうえで適切な語句やフレーズを使用して、より深く表現できるかも問われます。難しい言葉で話せばいいというわけではありません。トピックに対して的確な表現で、かつ説得力のある内容を話すために適切な単語や表現を使いこなすことが大切です。
オンライン英会話でコミュニケーション力を上げる
オンライン英会話でコミュニケーション力を上げておくと、IELTSのスピーキングにも強くなります。
おすすめは、フィリピン人講師のオンライン英会話です。実は、フィリピンは世界3位の英語を公用語にする国です。フィリピン講師は明るくフレンドリーで、ホスピタリティ精神が高いため、丁寧にレッスンを進めてくれます。リーズナブルな価格で授業を受けられる点も魅力です。
毎日英語で話す習慣を持つだけで、英語のコミュニケーション力は伸びます。生活の一部となるくらい、英語を話すことが身近に感じられるのが、オンライン英会話の魅力です。
毎日かかさず英語に触れる
スピーキングに必要なのは、毎日英語を喋って、英語を話すハードルを下げること。英語の正確さや英文法を気にしながら話すとどうしてもたどたどしい英語になってしまいますが、「通じる」経験を積んでおけば自信にもつながります。
毎日のスピーキングの場として、オンライン英会話が力になってくれるでしょう。通学制の英会話教室と違い、オンライン英会話は毎日受講することができます。1日の終わりに、昼休みに、深夜早朝関係なく、いつでも英語の練習が作れるので、英語学習の習慣づけがしやすくなります。
IELTS 7.0はかなり難易度が高いため、まずは英語を話す抵抗をなくすことに集中しましょう。慣れてきたらアドバイスを受けながら英文法や語彙などを身につける訓練の場として利用するのがおすすめです。
英語が話せる知人を作る
英語を習慣づけするのは「言うが易し行うが難し」です。しかし、英語を教えてくれる人が友人だったらずっと楽になるのではないでしょうか?
言語交換を目的としたサークルは日本中にあり、街中のカフェなどで言語交換イベントも開催されています。スポーツやBBQを一緒に楽しむというイベントもあるので、英語で会話ができる友達を作ることができます。IELTS 7.0を取るための英語力を楽しく磨くことができます。
また、オンライン英会話でも、同様の効果が得られます。先生を選ぶことができるため気が合う先生と出会えれば、コミュニケーションが楽しくなり、会話もはずむでしょう。なかには、先生と話をするのが毎日楽しみでレッスンがストレスの発散の場になったという人もいます。
IELTS 7.0取得のための単語勉強法
英単語を6,000〜12,000語覚えるといっても、至難の業に思えてしまいますが高得点を取った人はどうやって英単語を覚えたのか、気になるところ。
ここでは難関となりがちが英単語の勉強法を紹介します。
エビングハウスの忘却曲線を極める
エビングハウスの忘却曲線によると、人間は1度記憶しても、1時間で56%・1日で74%・1週間で77%・1ヶ月後には79%を忘れてしまいます。しかし、忘れるタイミングで復習すれば、記憶を継続させられると理解することもできます。
そのため、復習は、急激に忘れ始める1〜2時間後に行うようにしましょう。そのあとも、1日後・4日後・7日後・11日後・15日後・20日後と、忘れるタイミングで復習を続けることで、効率よく単語を覚えることができます。
単語アプリを活用する
単語アプリは隙間時間を有効活用できるので非常に便利です。休み時間や、通勤通学の時間のちょっとした時間で勉強できるので、毎日しっかりと単語力を積み上げられます。
さまざまなアプリが存在しますが、IELTSを運営しているブリティッシュ・カウンシルが開発した「IELTS World Power」なら間違いないでしょう。単語専用アプリではないのですが、単語力強化に重きを置いていて、100以上のカテゴリーを選んでクイズ形式で単語対策が取れるようになっています。
そのほか、リスニングやリーディング、ライティング対策にも使えるのでダウンロードして損はありません。そのほか、イギリスの英語学習アプリの「BBC Learning English」も人気です。
IELTS World Power
AppStore / Google Play
BBC Learning English
AppStore / Google Play
IELTS 7.0突破するときに役立つおすすめの教材8選
IELTSの参考書は数多くありますが、実はハイスコアを狙った人向けに作られた参考書はそう多くはありません。専門書を入手するよりも、コツコツと英語力を鍛えるのが1番です。自分が苦手な箇所を重点的に勉強する教材で、対策をしましょう。
ここでは、ハイスコアを狙いたい人におすすめする教材を8つ紹介します。
模試:【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分
「IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分」は、IELTSを運営するブリティッシュカウンシル公認の、IELTS対策に特化した問題集です。
本番によく似た試験を収録していて、ライティングとスピーキングは模範解答が載っているのが特徴。
本家ブリティッシュカウンシルが出版しているだけあり、本番さながらの問題に取り組むことができます。模擬試験としても使えるので、受験対策にはぴったりです。
おすすめレベル | 初級~ |
---|---|
著者 | ブリティッシュカウンシル |
出版社 | 旺文社 |
価格(税込み) | 3,080円 |
模試:ケンブリッジ出版 公式問題集
「IELTS 公式問題集(IELTS 16 Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank)」英語学習に強く、英語辞書なども出版している、ケンブリッジ出版から出ている問題集です。4回分の問題が入っている本が16版まで出ているので、合計64回分の試験問題が解けるのが心強いです。
日本語解説がないので、ブリティッシュカウンシル版と比べて、やや難易度があがるといえるでしょう。偽物も出回っているようなので、正規版を購入するようにしてください。
おすすめレベル | 初中級〜 |
---|---|
著者 | Cambridge University Press |
出版社 | ケンブリッジ出版 |
価格(税込み) | 3,915円 |
対策全般:IELTS Liz
IELTS Lizは、Lizという先生が運営しているIELTSの受験対策を専門とするウェブサイトです。
Liz先生はIELTSと直接は関係ないものの、世界中でIELTS受験対策を教えた経験をもとに、勉強法や模擬テスト、レッスンなどを編集しています。
完全に無料で受験対策ができるのが非常に魅力的なこのサイトでは、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのクラスが充実しています。ほかにも、ボキャブラリーやコツなどもまとめたセクションがあり、おすすめです。
対策全般:IELTS Prep App
IELTS Prep AppはIELTSを運営するブリティッシュカウンシルが作ったIELTSに特化した英語勉強アプリです。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションを、解説付きで解けるのが特徴で、模擬試験も無料で受けられます。さらに英文法の勉強もできるようになっており、至れり尽くせりのアプリといえるでしょう。
文法:English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook
「English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook」は、英語のエキスパート、ケンブリッジ大学出版による英文法の本です。中級者が必要とする英文法を全て網羅した骨太の本といえるでしょう。何年も前から存在し、知る人ぞ知る名著として知られていましたが、今ではスタンダートな1冊となりました。
タブレットやスマホにebookをダウンロードして使用できるので、どこでも勉強できるのも魅力です。
おすすめレベル | 中級 |
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著者 | Raymond Murphy |
出版社 | ケンブリッジ大学出版 |
価格(税込み) | 3,550円 |
文法:IELTS Exam Preparation & Tutor
IELTS Exam Preparation & Tutorは英語学習に強いMagooshにより運営されているIELTS受験に特化したアプリです。作っているのは、IELTS専門の講師たちということで、単語や問題のセレクションが厳選されており、スコアアップを目指すのに好適です。
125以上もの動画レッスンと、随時更新される教材、新しい勉強法がハイクオリティで、勉強の進み具合や弱点なども指摘してくれます。
単語:IELTS必須英単語4400
「IELTS必須英単語4400」は、IELTSで必須とされる3300の英単語と、1100の英熟語が収録されている日本人による単語帳です。テストによく出題されるフレーズとともに英語と熟語が覚えられるようになっており、同意語やテストで注意すべきポイントの解説もついています。
IELTSのみならず、TOEICも、この本でスコアアップしたという声も聞こえるほど効果が高いと評判です。
おすすめレベル | 初級~中級 |
---|---|
著者 | 林功、小玉英央 |
出版社 | ベレ出版 |
価格(税込み) | 2,970円 |
単語:Cambridge Vocabulary for IELTS advanced
「Cambridge Vocabulary for IELTS advanced」は英語学習で名高いケンブリッジ大学関連の出版社によるIELTSに特化したボキャブラリーの教材です。上級者向けに作られたボキャブラリーの教材で、IELTS 6.5以上の人にターゲットを絞っています。
問題を解くコツのほかに、パラフレーズや連語など難しい問題を重点的に解説しているのが魅力。単語が、さまざまな分野に分けて特集されており、ハイスコアを目指す人にとって心強い1冊となるでしょう。
おすすめレベル | 中級〜上級 |
---|---|
著者 | Pauline Cullen |
出版社 | Cambridge English |
価格(税込み) | 4,900円 |
まとめ
IELTS 7.0は確かに難易度の高いレベルではあるものの、しっかり勉強をすれば着実にスコアを伸ばせるテストです。ある程度まで英語力がついたら、英語と触れる習慣をつけることが大切です。日々、インプットを繰り返してハイスコアを狙いましょう。
しかし、アウトプットはなかなか1人ではできません。スピーキングの練習として誰かに聞いてもらいたい人はもちろんのこと、リスニングの練習としても、受験勉強の相談場所としても、レアジョブ英会話がおすすめです。リーズナブルな価格で毎日英語に触れられるので、4技能をバランスよく伸ばせるでしょう。
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