英語の疑問文、疑問詞を徹底解説|作り方と答え方

公開日:更新日:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

疑問文は、英語を学ぶ際、最初につまずきやすい箇所です。「中学校で習ったはずだけど、すっかり忘れてしまった」という人も多いことでしょう。疑問文には複数の種類がありますが、使う単語は決まっています。また、構文の作り方にはパターンがあるため、それらを覚えれば疑問文を作るようになります。 これらを自由自在に作ることができるようになれば、英語でできる表現が一気に広がります。では、英語の疑問文、疑問詞について、一つずつ理解を深めましょう。

英語の疑問文

英語の疑問文は、一般疑問文、疑問詞を用いた疑問文、付加疑問文と大きく分けられます。

一般疑問文とは、「はい」または「いいえ」で答える形式の疑問文です。答えが肯定的(Yes)または否定的(No)であることを前提にしています。

疑問詞を用いた疑問文とは、What, Where, When, Why, Howなどを使って、具体的な情報を求める質問文です。つまりYes、Noでは答えられないものです。

付加疑問文とは、文の最後に短い疑問を付け加えた文です。相手に確認を求めたり、相手の意見を求めるたりするときに使います。

一般的な疑問文についてのおさらいは、「いまさら聞けない!?英語の疑問文の作り方を基礎から徹底解説!」を読んで理解を深めておきましょう!

疑問詞を使う疑問文(who, what, whichなど)

疑問詞とは、「あれ」「何」「どれ」などの意味を持つ疑問文に使う品詞です。疑問詞を用いた疑問文を作る場合、疑問詞は文頭に置きます。また、読むときは普通の疑問文と異なり語尾を上げません。

Who are you?  (あなたはだれ?)
答え:I’m a teacher.(私は先生です)

What are you doing now?  (いま何をしているの?)
答え:We’re playing baseball. (野球をしています)

Which one do you choose?  (どっちを選ぶの?)
答え:Take the left side, please.(左側をください)

How do you want to do it?(どのようにすればいいですか?)
答え:Please do this.(こうしてください)

疑問詞を使った疑問文の答えも、yes,noでは答えられません。かならず対応する疑問詞に沿った答えをします。

疑問詞一覧

覚えておきたい疑問詞の一覧を確認しておきましょう。上から6つの疑問詞は、それぞれの頭文字をとり、5W1Hという表現で表され、とくによく使われます。

疑問詞 意味 例文
who だれが Who was in the classroom?It’s him.
What 何を What did you eat?
I ate sweets.
Where どこに Where’s the bus stop?There is a bus stop in front of the intersection.
Which どちらを Which do you prefer?
To the right.
When いつ When will you be here?They’ll be here soon.
how どのように How to makeWe’ll make it like this
Why なぜ Why is that?
whom だれを Whom do you want me to call?
かなり堅苦しい表現。whoに言い換えられることが多い
Whose だれの Whose car is this?It’s mine.

疑問詞を使った一般的な文法構造

特殊な場合を除いて、疑問詞は文頭におき、疑問文が続きます。疑問文の作り方は、これまで習ってきたように文法です。わからないときは、「いまさら聞けない!?英語の疑問文の作り方を基礎から徹底解説!」を読んでみましょう。

疑問詞 + 助動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?

基本的な構造は以下の例文のように、疑問詞が文頭に置かれ、疑問文が続きます。

(例)

What do you want for your birthday?(誕生日に何が欲しい?)

Where is she going?(彼女はどこに行くの?)

疑問詞 + 名詞/形容詞/副詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?

疑問文の中には、疑問詞の直後に名詞・形容詞・副詞を挿入した後、通常の疑問文が続くことがあります。「疑問詞+ 名詞/形容詞/副詞」と、それぞれ例文を交えて紹介しますが、しっかりと区別する必要はありません。慣用句として、どのような使われ方をするのかを覚えてくださいね。

疑問詞 + 名詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?

(例)

What color do you like?(どの色が好きですか?)

Which book should I read?(どの本を読めばいいですか?)

疑問詞 + 形容詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ? 

形容詞は名詞を修飾するため、「どのような種類」「どの程度の特徴」を尋ねるときに使われます。

(例)

What day is it today?(今日は何曜日ですか?)

How high is this building?(このビルの高さはどれくらいですか?)

Whose house is that?(あれは誰の家ですか?)

疑問詞 + 副詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?

副詞は動詞や形容詞、または文全体を修飾し、「どのように」「どの程度」「どの頻度で」を尋ねるときに使われます。

(例)

Why suddenly did he leave?(なぜ突然彼は出て行ったの?)

How far can you run?(どのくらい走ることができますか?)

このほかに、疑問詞が、文中に配置されている間接疑問文というのもあります。

(例)

I don’t know when Ken is coming. (私はケンがいつ来るのか知りません。)

詳しくは、「【例文あり】英語の間接疑問文とは?語順や使い方をわかりやすくご紹介」を参考にしてください。

疑問詞を使った定番表現

日常英会話では、What, Howを使ったシーンがよく聞かれます。

試験だけでなく、旅行したり、友達と話すときに使うので覚えておきましょう。

・What time(何時)

What time do you usually get up on weekdays?(平日は普段何時に起きますか?)

・What kind ~?(どんな種類)

What kind of music do you listen to? (どんな種類の音楽を聴きますか?)

・What day ~?(何曜日)

What day will you arrive?(何曜日に到着しますか?)

・How much ~?(いくら)

How much is the ticket?(チケットはいくらですか?)

・How often  ~?(どのくらいの頻度)

How often do you exercise?(どれくらいの頻度で運動しますか?)

・How long ~?(どのくらいの時間)

How long does the flight take?(そのフライトはどれくらいかかりますか?)

疑問詞Howのバリエーションいくつ知ってる? 英会話で必須のHowをマスターしよう

オンライン英会話でたくさん質問しよう

今回は、疑問文の作り方について例文を交えて詳しく解説しました。疑問文が自由自在に作れるようになると表現の幅が広がるのが、よくわかったのではないでしょうか。
疑問文は、構文としてパターンで覚えるだけでなく発音も一緒に覚えておくことが大切です。疑問文は発音の仕方で意味が異なって捕えられてしまいます。

そして疑問文、疑問詞について理解を深めるために、ぜひコミュニケーションで使える英語力も高めていきませんか?英会話の練習には、レアジョブ英会話レッスンがおすすめです。

まずはレアジョブ英会話を始めよう!

Please SHARE this article.

英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう

英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。

無料登録しておくとお得な情報が届きます

今すぐ無料体験する

最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結

レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています

※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます

レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。

利用者インタビュー

無料登録~7日以内なら初月半額

今すぐ無料体験する

編集部おすすめ記事

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する