疑問文は、英語を学ぶ際、最初につまずきやすい箇所です。「中学校で習ったはずだけど、すっかり忘れてしまった」という人も多いことでしょう。疑問文には複数の種類がありますが、使う単語は決まっています。また、構文の作り方にはパターンがあるため、それらを覚えれば疑問文を作るようになります。 これらを自由自在に作ることができるようになれば、英語でできる表現が一気に広がります。では、英語の疑問文、疑問詞について、一つずつ理解を深めましょう。
英語の疑問文
英語の疑問文は、一般疑問文、疑問詞を用いた疑問文、付加疑問文と大きく分けられます。
一般疑問文とは、「はい」または「いいえ」で答える形式の疑問文です。答えが肯定的(Yes)または否定的(No)であることを前提にしています。
疑問詞を用いた疑問文とは、What, Where, When, Why, Howなどを使って、具体的な情報を求める質問文です。つまりYes、Noでは答えられないものです。
付加疑問文とは、文の最後に短い疑問を付け加えた文です。相手に確認を求めたり、相手の意見を求めるたりするときに使います。
一般的な疑問文についてのおさらいは、「いまさら聞けない!?英語の疑問文の作り方を基礎から徹底解説!」を読んで理解を深めておきましょう!
疑問詞を使う疑問文(who, what, whichなど)
疑問詞とは、「あれ」「何」「どれ」などの意味を持つ疑問文に使う品詞です。疑問詞を用いた疑問文を作る場合、疑問詞は文頭に置きます。また、読むときは普通の疑問文と異なり語尾を上げません。
Who are you? (あなたはだれ?)
答え:I’m a teacher.(私は先生です)
What are you doing now? (いま何をしているの?)
答え:We’re playing baseball. (野球をしています)
Which one do you choose? (どっちを選ぶの?)
答え:Take the left side, please.(左側をください)
How do you want to do it?(どのようにすればいいですか?)
答え:Please do this.(こうしてください)
疑問詞を使った疑問文の答えも、yes,noでは答えられません。かならず対応する疑問詞に沿った答えをします。
疑問詞一覧
覚えておきたい疑問詞の一覧を確認しておきましょう。上から6つの疑問詞は、それぞれの頭文字をとり、5W1Hという表現で表され、とくによく使われます。
疑問詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
who | だれが | Who was in the classroom?It’s him. |
What | 何を | What did you eat? I ate sweets. |
Where | どこに | Where’s the bus stop?There is a bus stop in front of the intersection. |
Which | どちらを | Which do you prefer? To the right. |
When | いつ | When will you be here?They’ll be here soon. |
how | どのように | How to makeWe’ll make it like this |
Why | なぜ | Why is that? |
whom | だれを | Whom do you want me to call? ※かなり堅苦しい表現。whoに言い換えられることが多い |
Whose | だれの | Whose car is this?It’s mine. |
疑問詞を使った一般的な文法構造
特殊な場合を除いて、疑問詞は文頭におき、疑問文が続きます。疑問文の作り方は、これまで習ってきたように文法です。わからないときは、「いまさら聞けない!?英語の疑問文の作り方を基礎から徹底解説!」を読んでみましょう。
疑問詞 + 助動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?
基本的な構造は以下の例文のように、疑問詞が文頭に置かれ、疑問文が続きます。
(例)
What do you want for your birthday?(誕生日に何が欲しい?)
Where is she going?(彼女はどこに行くの?)
疑問詞 + 名詞/形容詞/副詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?
疑問文の中には、疑問詞の直後に名詞・形容詞・副詞を挿入した後、通常の疑問文が続くことがあります。「疑問詞+ 名詞/形容詞/副詞」と、それぞれ例文を交えて紹介しますが、しっかりと区別する必要はありません。慣用句として、どのような使われ方をするのかを覚えてくださいね。
疑問詞 + 名詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?
(例)
What color do you like?(どの色が好きですか?)
Which book should I read?(どの本を読めばいいですか?)
疑問詞 + 形容詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?
形容詞は名詞を修飾するため、「どのような種類」「どの程度の特徴」を尋ねるときに使われます。
(例)
What day is it today?(今日は何曜日ですか?)
How high is this building?(このビルの高さはどれくらいですか?)
Whose house is that?(あれは誰の家ですか?)
疑問詞 + 副詞 + 動詞/Be動詞 + 主語 ~ ?
副詞は動詞や形容詞、または文全体を修飾し、「どのように」「どの程度」「どの頻度で」を尋ねるときに使われます。
(例)
Why suddenly did he leave?(なぜ突然彼は出て行ったの?)
How far can you run?(どのくらい走ることができますか?)
このほかに、疑問詞が、文中に配置されている間接疑問文というのもあります。
(例)
I don’t know when Ken is coming. (私はケンがいつ来るのか知りません。)
詳しくは、「【例文あり】英語の間接疑問文とは?語順や使い方をわかりやすくご紹介」を参考にしてください。
疑問詞を使った定番表現
日常英会話では、What, Howを使ったシーンがよく聞かれます。
試験だけでなく、旅行したり、友達と話すときに使うので覚えておきましょう。
・What time(何時)
What time do you usually get up on weekdays?(平日は普段何時に起きますか?)
・What kind ~?(どんな種類)
What kind of music do you listen to? (どんな種類の音楽を聴きますか?)
・What day ~?(何曜日)
What day will you arrive?(何曜日に到着しますか?)
・How much ~?(いくら)
How much is the ticket?(チケットはいくらですか?)
・How often ~?(どのくらいの頻度)
How often do you exercise?(どれくらいの頻度で運動しますか?)
・How long ~?(どのくらいの時間)
How long does the flight take?(そのフライトはどれくらいかかりますか?)
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今回は、疑問文の作り方について例文を交えて詳しく解説しました。疑問文が自由自在に作れるようになると表現の幅が広がるのが、よくわかったのではないでしょうか。
疑問文は、構文としてパターンで覚えるだけでなく発音も一緒に覚えておくことが大切です。疑問文は発音の仕方で意味が異なって捕えられてしまいます。
そして疑問文、疑問詞について理解を深めるために、ぜひコミュニケーションで使える英語力も高めていきませんか?英会話の練習には、レアジョブ英会話レッスンがおすすめです。
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