英語学習を独学で効率よくマスターしよう

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英語学習を始めるにあたり、何から学習しようかと悩む方も多いはず。実は英語学習の順番次第で、英語の上達スピードは大きく異なります。本記事では、効率よく英語をマスターできる英語勉強の順番について解説します。ぜひ最後まで読んで、英語学習計画の参考にしてください。

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「基礎知識」→「読む・聞く」→「書く・話す」の順番がベスト

英語勉強を行う際、まずは中学で習う単語と文法の基礎知識を学ぶ必要があります。基本的な単語と文法を身につけていない状態では、インプットもアウトプットもできません。英語に自信がない方は、まずは中学英語からやり直しましょう。遠回りに思われるかもしれませんが、基礎を築くことが一番の近道です。

基礎知識が身についたら、インプット系スキルの「読む・聞く」を中心に英語学習を行いましょう。聞いて理解できないことは話せなければ、読んで理解できないことは書けません。したがって、まずはインプット系スキルを学習して、英語の知識を蓄積します。

インプット学習だけでは、実践で使える知識は身につきません。そこで最後に「書く・話す」のアウトプット学習を行い、蓄積した知識を使える知識にするという流れです。

基礎知識を身につけたら、インプット学習の割合を多めにして、定期的にアウトプット学習で使える知識にしましょう。

英語勉強の最短ルートを具体的に解説!

理想の英語学習の順番を紹介したので、以下ではより具体的に最短ルートを解説します。ぜひ英語学習計画の参考にしてください。

1.まずは基礎知識を身につける

英語の基礎知識とは、大きく語彙力と文法の2つに分けられます。以下では、語彙と文法について解説します。

語彙:日常生活で使う最重要3000語を覚えよう

中学校で習う英単語の数は約1,000語と言われています。この1,000単語は重要であり、日常会話からビジネス英会話まであらゆるシーンで頻出するものなので、確実に覚えるようにしましょう。重要1,000単語は複数の意味を持つものが多いです。

例えば、makeは「作る」という意味のほか、「~させる」という使役動詞としても使われます。基礎単語だからこそ奥が深いので、一つずつ確実に暗記しましょう。

基礎単語1,000語を覚えたら、最重要3,000語の暗記を行う必要があります。実は、日常会話の大部分は3,000語でカバーできると言われています。最重要3,000語を暗記することが、英語学習の一番初めの目標です。

単語学習をする際は、単語と意味を見比べるのではなく、英英辞典や例文で実際の使われ方と共に暗記することがおすすめ。意味と使われるシーンを紐づけることで、記憶への定着率向上が見込めます。

文法:中学で習う英文法をマスターしよう

文法とは、英語を使うためのルールです。ルールを無視して英語を使った場合、どれほどレベルの高い英単語を知っていたとしても、相手は理解できません。そのため、英文法学習は丁寧に行いましょう。

学習は、まず中学レベルの英文法で十分です。大学入試で問われるような、複雑で難しい英文法は必要ありません。

中学で習う英文法をマスターすれば、自分の気持ちや考えは自由に表現できます。英語を使ううえで重要なポイントは、短く分かりやすい英語で、言いたいことを表現することです。

短く分かりやすい英語を話すために、必要なのが中学英文法。中学で習う英文法を暗記し、シチュエーションに応じて単語を入れ替えれば、日常会話からビジネス英会話まで十分に対応できます。

2.インプット系の技能を鍛える

インプット系の学習を行えば、英単語やフレーズを蓄積できるだけではなく、英語を英語で理解できる英語脳の構築、英語特有のリズムや音声変化の慣れなどに期待できます。以下では、インプット系技能の学習法を紹介します。

読む:英語を英語のまま理解できるまで読み込もう

リーディング学習は、英語脳の構築に役立ちます。英語脳とは、日本語を介すことなく、英語を英語のまま理解できる脳のことです。

英語脳が構築できていないと、頭の中で英語を日本語に翻訳する作業が生じます。日本語を介すると、自然なリズムでコミュニケーションを取るのが難しくなるのです。

リーディングを開始したばかりの頃は、英語を日本語に翻訳する工程が発生するため、スラスラと読むことは難しいでしょう。しかし、リーディングを続けると、英語を英語で理解できるようになります。

リーディングをする際は、音読やシャドーイングをすることで、効果的に英語脳の構築が行えます。

聞く:発音・音声変化・リズムを知ろう

リスニング学習で鍛えられるスキルは、英語を聞き取る能力だけではありません。英語特有のリズムや音声変化なども学べます。

英語ならではの音を学ぶべき理由は、流暢なスピーキングを取得するためです。ネイティブのような発音は必ずしも必要ではありませんが、誰にでも伝わる英語を話すためには、英語の発音を学ばなければいけません。

リスニング学習を行えば、ネイティブによる発音や音声変化、リズムが体感できます。リスニング学習を繰り返せば、耳がネイティブの英語に慣れ、スムーズに英語特有の発音を身につけられるでしょう。

また、リスニング学習をする際には、シャドーイングを行うことがおすすめです。音声教材と同じように発音できるまでシャドーイングを繰り返せば、流暢な英語発音が身につけられます。

3.アウトプット系の技能を鍛える

インプット学習の後は、英語が楽しくなるアウトプット学習です。ここまででどれだけの基礎・単語・フレーズを蓄積できるかで、アウトプットの伸びが決まります。以下では、アウトプット学習の詳細を紹介します。

書く:自分が言いたいことをたくさん書き出そう

ライティング学習でおすすめなのが英語日記です。蓄えた知識をフル活用して、自分が言いたいことを毎日書きだしましょう。慣れるまでは時間がかかるため、2~3行で十分です。毎日続けることが大切なので、無理のない範囲で行ってください。

英語日記の難しい点は、正しく書けているかどうか分からないこと。この問題を解決する方法としては、オンライン英会話などの講師に添削依頼することが挙げられます。もしくは、ランゲージ・エクスチェンジで添削してくれる相手を見つける、DeepL翻訳などで確認してみることがおすすめです。

また、英語日記で書いたことは、スピーキングで使えるように、発音して暗記しましょう。

話す:英会話レッスンなどを活用してたくさん話そう

ここまで知識を蓄えたら、あとはどんどんスピーキングに取り組んで、使える英語を身につけることが重要です。もし周りに外国人の友だちがいたら、友だちと英語を使って積極的に話しましょう。

外国人の知り合いがおらず、手っ取り早くスピーキングできる環境を作りたいなら、オンライン英会話がおすすめです。レアジョブのようなオンライン英会話なら、比較的低コストで外国人との英語レッスンが開始でき、早朝から深夜まで好きな時にレッスンが受講できます。

また、レッスンの幅が広いのもオンライン英会話の魅力です。例えば、レアジョブなら日常英会話やビジネス英会話、フリートーク、英語日記の添削なども行えます。

スピーキングスキルを高めるためには、とにかくアウトプット量を増やすことが一番なので、低コストで好きな時に英語を話す環境構築ができるオンライン英会話がおすすめです。

こんな順番での勉強はNG!

おすすめの英語学習の順番を紹介したところで、NGな順番での勉強を紹介します。以下で紹介する順番で勉強しても、なかなか効果は出ないので、気をつけてください。

基礎力がないのにいきなり英語でフリートークをするのは避けよう

先に紹介したように、基礎知識がない状態ではスピーキングを行うのは難しいです。特にフリートークは難易度が高いので、目安としてTOEIC700点以上と同等レベルになってから行いましょう。

文法と単語力がなければ、スピーキングは行えません。文法が身についていないと、相手に伝わる英語は話せず、単語だけの会話となるでしょう。一方、単語力が不足している状態では、伝えたいことを表現できません。

基礎力がない状態で、英会話やフリートークに臨んだとしても、挫折することになるでしょう。あせらずに、まずはじっくりと基礎力を身につけてください。

また、オンライン英会話を行う段階でも、インプット学習は続けましょう。多くの単語やフレーズを暗記することで、表現の幅が広がり、スピーキングが上達します。インプット量とスピーキングスキルは比例するので、毎日10分でもいいので、単語学習には取り組んでください。

基礎力がないのに英語の聞き流しを活用する

英語の聞き流しとは、その名の通り、集中せずに英語を聞く学習法です。英語の聞き流しには、単語暗記やリスニング向上など様々な効果が期待できます。ただし、英語の聞き流しで効果が得られるのは、十分な基礎力を備えた中上級者のみです。

例えば、基礎力がない方が英語の聞き流しをしても、流れる音声の意味を理解できないでしょう。雑音として英語が流れるだけなので、単語暗記やリスニング向上には繋がりません。

基礎力がない方は、英語の聞き流しを行うのではなく、一つの音声教材をじっくり聴き込んだり、シャドーイングを繰り返したりすることがおすすめです。

目安としては、聞き流し教材の80%を理解できるようになってから、聞き流し学習に取り組みましょう。

基礎力から実践まで学べるオンライン英会話を活用しよう

これから英語勉強を開始する方は、今回紹介したように「基礎→インプット→アウトプット」の順番に学習してみてください。まずは単語と文法で基礎力を身につけることが、最も効率の良い学習法です。 基礎を身につけた後は、インプットとアウトプットのバランスを取るようにしましょう。多くの方はインプット学習がおろそかになりますが、理想としてはインプットの量をアウトプットよりも少し多めにすることです。

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