「せっかく英語を勉強しても、話せる場所がなくて上達できない」と思っている人は多いのではないでしょうか。確かに、外国人と直に会って話をする機会がある人はあまり多くないかもしれませんが、今はインターネットに音声のSNSがあり、自分の言いたいことを英語でしゃべって投稿したり、いろいろな話題の会話に耳を傾けたりすることができます。オンラインにあるサービスをうまく活用して、英語を話す“場”を確保する方法をお教えしましょう。
まずは「話す」練習を始めよう
誰もが自由に会話に参加できる音声SNS「Clubhouse」が、大変話題になりました。Twitterでは音声でつぶやきを投稿することができ、世界中の人と音声やテキストでやりとりする「Hello Talk」のようなアプリもあります。すぐに英語で投稿を始めてもいいのですが、まだ英語を「話す」ことに慣れていない人は、次のように準備をしましょう。
音読で発声練習
SNSに英語音声を投稿すれば、世界中の人に自分の話を聞いてもらうことができます。でも、いざスマホで録音するとなると、緊張してうまく声が出なかったり、途中でつっかえて途切れ途切れになってしまったりすることも。
そこで、身近なところにある英文を音読して録音し、他の人に聞きやすい話し方になっているか、自分で確認してみましょう。できればお手本の音声がある英文を使って、その通りに読むようにすると、自分でも自信がつくはずです。
英語日記で話題をまとめる
SNSでは、「今日こんなことがあった」「今こんなことを考えている」といったことを投稿すると、人に共感してもらいやすく、自分でも続けやすいものです。
でも、その日にあったことや自分の考えをわかりやすくまとめるのは、意外に難しいもの。そこで、英語日記をつけることを習慣にして、すでに知っているシンプルな表現でその日のことを言い表す練習をしましょう。ノートに書きとめていってもいいし、スマホに録音して「話す英語日記」にすると、さらにSNSの投稿に結びつけやすくなります。
参考:気分転換にも効果的!AIを活用した「書く」より「しゃべる」英語日記で英会話力アップ
SNSを「音」で活用しよう
「自分の言いたいことをスマホに向かってしゃべって録音する」ことに慣れてきたら、今度はSNSに「本番」の投稿をしてみましょう。一生懸命練習したことを人に聞いてもらう機会があるとなれば、やる気が高まるもの。コメントがついたりすると、うれしくてさらに続ける意欲がわくかもしれません。
いつものSNSに音声付きで投稿してみよう
iPhoneのTwitterでは、文字を書くのと同じように音声を投稿することができます(投稿ボタンの一番左にある「録音」ボタンをクリック)。その日にあったことをマイクに向かって録音、終わったらいったん再生し、OKであれば「完了」を押して投稿します。1回140秒までで、長くなった分はスレッド化されます。
音だけだと何の話かわかりづらいかもしれないので、
Trip to Hokkaido #Japan #travel #myjorney
のようにテキストやハッシュタグをつけましょう。そうすることで、見た人に聞いてもらいやすくなります。
FacebookやInstagramでは今のところ「動画」の形式で投稿することになりますが、画面に自分が登場することに自信がなかったら、お気に入りの風景を撮影しつつ声のメッセージを入れてみたりするといいでしょう。これらのSNSには音声でコメントをつける機能はなく、とりあえず発信して人に聞いてもらうことを目的としてください。
「Hello Talk」で英語を使ってやりとりしてみよう
世界中の人と英語その他の言語でつながることができるアプリ「Hello Talk」では、タイムラインに音声・テキスト・画像を投稿することができます。ごちそうを食べた話などを、テキストでの簡単な説明・音声・食べ物の画像などを組み合わせて投稿してみましょう。
*( )内は翻訳で、投稿時には不要
テキスト:
I had sushi for dinner today.(今日は夕食に寿司を食べました)音声:
Today I had sushi for dinner. Tuna, salmon, shrimp, salmon roe, all my favorite things. I hope I’ll have a chance to come to this sushi restaurant more often.(今日は夕食に寿司を食べました。マグロ、サケ、エビ、イクラ、好きなものばかりです。もっとよくこのお寿司屋さんに来られるといいな、と思っています)
コメントは、テキストでも音声でもつけることができます。リアルタイムのやりとりというわけではないので、じっくり考えながら音声で投稿したりコメントしたりすることが可能。実際にしゃべってやりとりするための練習として活用してください。
Clubhouseで聞いて会話してみよう
音声SNS「Clubhouse」では、World Affairs(時事問題)、Language(言語)、Life(生活)、Wellness(健康)などさまざまな話題について、知らない人同士が自由に会話しています。自分では発言せず、ただ聞いているだけでもOK。自分のお気に入りのテーマを見つけて、まずは「Room」で外国人たちの英語での会話に耳を傾けてみましょう。
自分でも話してみたいと思ったら、「English learning」といったキーワードで検索すると、英語を練習したい人のための「Club」が探せます。「Room」が開く日時を確認してアクセス。最初は聞いているだけになるかもしれませんが、1つの「Club」でずっと同じ人たちの会話に耳を傾けていると、そのうち自分で話す勇気が出てくるかもしれません。Clubhouseは、英語の会話を聞いて、自分でも話すための場として活用してください。
SNSで英語をしゃべることを習慣とすると、オンライン英会話レアジョブのレッスンがさらに受けやすくなります。TwitterやHello Talkに投稿したことを発展させて、Today I had Thai food for dinner.(今日は夕食にタイ料理を食べました)。Spicey Tom Yum Kung soup, green curry, fried noodles, all my favorite things.(辛いトムヤムクンスープ、グリーンカレー、焼きそばなど、好きなものばかりです)といったように先生に説明できます。
または、レッスンでは自分の好きな映画や音楽について話したり、週末にあったことや休みの予定などについて話したりする練習もあるので、学んだことを生かしてSNSに音声で投稿してみましょう。覚えたことを実際に使うチャンスとなり、「いいね!」やコメントをもらうと、さらにやる気が出てくるかもしれませんよ。
まとめ
音声によるSNSが流行っていると聞いても、「どう使えばいいかわからない」「英語が聞き取れない、話せない」と最初から敬遠してしまっている人もいるのではないでしょうか。これまでのTwitterやFacebookがそうであったように、新しいSNSも使い方はとても自由。誹謗中傷しないといった基本的なルールを守れば、世界中の人と楽しくコミュニケーションを取ることができます(なお、Clubhouseはリアルタイムのやりとりのみで録音は残らず、オンラインの会話で得た情報を他で共有しないこと、というルールがあります)。
「英語を話す場がない」と悩んでいる人は、ぜひ手元にあるスマホでSNSアプリの音声を最大限に活用してください。
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