「英語の長文を見ると、怖気づいてしまう…」「英文をスラスラ読めるようになりたい！」こんなことを感じたことはありませんか？私も以前は同じように感じていました。しかし、今回ご紹介する方法でリーディングを学習したことにより、今ではスラスラと英文を読めるようになりました。また、リーディングの学習に取り組むことで、リーディング力だけでなく、スピーキング力も伸ばすことができました。そこでこの記事では、私の経験をもとにリーディング力アップに効果的な学習方法やコツ、教材などを解説していきます。ぜひ参考にしてください！
英語リーディングを学習するメリット
英語を話せるようになりたいと考えている人の中には、「リーディングなんてやる必要はない」と考えている人もいるかもしれません。しかし、リーディングを学習することで、スピーキング力も伸ばすことも可能なんですよ。リーディングを学習するメリットを見ていきましょう！
英語フレーズをインプットできる
英会話の勉強をしている人の中には、「いつも同じ表現ばかり使ってしまう…」「もう少しこなれたフレーズを使ってみたい…」なんて考えている人もいるでしょう。新しい表現をインプットせずに、今持っている知識だけでアウトプットしていても、表現の幅はなかなか広がりません。小説や英字新聞などを読んで、英単語や英語フレーズをインプットしていきましょう。例えば、「分かりません」を「I don’t know」と表すのは間違いではないのですが、たまには他の表現も使ってみたいですよね。「分からない」を表すフレーズには、「I’m not sure.」「I have no idea.」「Beats me.」などたくさんあります。こういった表現を覚えておけば、状況や話し相手に応じて、最適な表現を使うことができますよ。
英語で情報収集することができる
リーディングを学習するもう一つのメリットは、あらゆる情報をいち早くゲットすることができる点です。海外の情報は日本語の記事に翻訳されるまで時間がかかります。英語のリーディングができれば、英字新聞、海外のウェブサイト、ソーシャルメディアなどで、世界の情報をリアルタイムで入手することが可能です。そして、英語の情報は日本語の情報に比べて量が断然多いと言われています。英語を読むことができれば、英語でしか手に入らない情報も手に入れることができるでしょう。また、英語で情報取集することで、物事を多角的にとらえることもできます。日本語の媒体だとどうしても日本人目線からの意見になりがちですが、英語の情報であれば、日本人以外の視点で情報を得ることができるので、価値観が広がるでしょう。
自分のペースで学習できる
リーディングは自分のペースで学習できるというメリットもあります。海外ドラマや洋画を使って英語学習してもいいのですが、「会話の流れが速すぎてついていけない…」「登場人物の言っていることが分からない…」と感じる人も多いかと思います。一方リーディングであれば、自分のペースで読めるので、焦る必要がありません。難しい構文を分析する、分からない単語を調べる、登場人物の感情を読み取る、などじっくり吟味しながら読み進めていくことができます。そういった理由から、特に英語初心者の方は積極的にリーディングを英語学習に取り入れてみてください。
リーディングを学習するときのコツ
ただ闇雲に英文を読んでもリーディング力を伸ばすことはできません。ここからはリーディングを学習するときのコツをお伝えしていきますね！
自分のレベルや興味にあった教材を選ぶ
リーディングの教材は必ず自分のレベルに合ったものを選ぶようにしましょう。未知の単語が多すぎたり、構文が難しすぎたりすると、いちいち辞書で調べることになるので、英文を読むこと自体がストレスになってしまいます。逆に教材が簡単すぎると、英語力アップが期待できません。また、自分の興味に合った教材を選ぶことも重要です。英文と言っても、小説、伝記、絵本、英字新聞、などさまざまな種類があります。興味のある教材を選択して、楽しく無理なくリーディング学習を継続させましょう！
分からない単語や表現はそのままにしない
リーディングの学習をするときは、分からないことをそのままにしないことが大切です。最初に読むときは、分からない単語や表現があっても、意味を推測しながら読んでみましょう。キリの良いところで辞書を引いて、自分の推測が正しかったか確認してみてください。「分からない単語を発見する→すぐに辞書で調べる」という流れより、「分からない単語を発見する→一度推測する→辞書で答え合わせ」という流れで学習したほうが記憶に残りやすくなりますよ。未知の単語が多すぎると推測することが難しくなるので、自分に合ったレベルの教材を選ぶことが大切です。
同じ英文を繰り返し読む
一度読んだ英文は複数回読むようにしましょう。一度読んで単語の意味や構文を解析しただけでは不十分です。なぜならこの段階では理解はできているが、定着していないからです。つまり、読んだら意味は分かるが、自分では使いこなせないレベルです。同じ単語やフレーズに何度も触れることで、使い方やニュアンスなど深いところまで理解することが可能になります。内容を覚えてしまうぐらい読み込むことで、自分で使いこなせる単語やフレーズの幅がグンと広がるでしょう。
内容を要約する
リーディングをしたあとは、長文の内容を要約してみましょう。要約することにより、内容をしっかり理解できていたか確認することができます。難しいと感じるときは、パラグラフごとに区切って要約してみてください。重要な点を手短に分かりやすく伝える要約力は日常生活やビジネスの場でも要求されます。声に出しながら要約すれば、スピーキング力の練習にもなりますよ。
リーディング学習におすすめの英語サイト
リーディング学習に必要なのが教材ですよね。ここからは、ウェブ上で読める無料の英語サイトをご紹介していきます。
Daily News Article（レアジョブ教材）
これからリーディングの学習を始めたいと考えている人におすすめのサイトが、レアジョブのDaily News Articleです。Daily News Articleでは、英語学習者向けの記事が毎日更新されています。音声がついているので、記事をただ読むだけでなく、シャドーイングなどのトレーニングをすることもできます。また、記事に関する質問もあるので、自分の意見を英語で表す練習をすることもできますよ。ちなみにDaily News Articleは、レアジョブに登録していなくても利用することが可能です。
レアジョブ英会話のDaily News Articleはこちら
NHK World
日本の最新ニュースを英語で読みたい人におすすめのサイトが、NHK Worldです。日本のニュースということで、ある程度の背景知識がある状態で読めるため、比較的読みやすいでしょう。使われている文法や単語も、海外のサイトに比べると易しいものが多い印象です。またNHK Worldでは、多くの記事に動画がついています。ニュース記事を読んで内容を理解したら、動画を視聴してリスニングの練習をしてみましょう。
VOA Learning English
VOA Learning Englishは海外のニュースを無料で読めるサイトです。当サイトは英語を母国語としない人向けとなっており、記事は易しい単語や文法を使って書かれています。また、Beginning level（初級者レベル）, Intermediate level（中級者レベル）, Advanced level（上級者レベル）とレベル分けされているので、自分のレベルに合った記事を選ぶことが可能です。記事の最後には、記事内で使われた単語の意味が一覧になっているので、語彙力を鍛えることもできます。
BBC
英語上級者の方は、ネイティブ向けに書かれた英語記事にチャレンジしてみましょう。おすすめはイギリスのBBCです。BBCをおすすめする理由は、英語版の記事と日本語版の記事が両方存在するからです。日本語版で一度内容を理解したあとに、英語版を読んで見ましょう。逆に、英語版を読んだあとに、日本語版を読んでしっかり内容が理解できていたか確認することもできます。
英語リーディングの学習方法が理解できたら
リーディング力を向上させるのは、時間と労力がかかりますが、ここを伸ばしておくとスピーキング力の向上にもつながります。
リーディングで養った英語をもっと使えるようにしていきたいという人は、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみてください。
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
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