TOEICをこれから勉強しようとしている人、もうすでに勉強している人の中には、TOEICスクールやコーチングスクールに通った方がいいのかな?と考えている人もいるでしょう。
確かに独学だと、どんなことを勉強すればいいのか分からない、モチベーションを保つことが難しいといった不安がありますよね。しかし、今回の記事でご紹介する方法で勉強していけば、独学でもTOEICスコアを伸ばすことができます。実際私は、独学でTOEIC満点まで取得することができました。できればお金をかけずに独学でTOEICスコアを上げたいと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!
独学でTOEICのスコアを伸ばせる?
独学でTOEICスコアを伸ばすことは可能です。むしろ忙しい社会人や学生には、独学の方が効率的な場合があります。というのも、もし講座やレッスンなどを受けるとなると、開催日時や場所、学習内容があらかじめ決められているので、フレキシブルに学習を進めることができません。いきなり残業になったりする可能性のあるサラリーマンにとって、TOEICスクールのような場所に通うのは難しいですよね。
一方で自分の学習スタイルを確立してしまえば、自分の好きな時間や好きな場所で勉強できますし、学習内容も自分でカスタマイズすることができます。私自身、学生や会社員をやりながら、独学でTOEIC満点まで取ることができました。特に今の時代はインターネット上でTOEICに関する情報はいくらでも入手できますし、TOEIC学習がはかどるアプリや参考書が豊富にあります。こういった学習ツールを使って学習をしていけば、独学でもTOEICスコアを伸ばすことができますよ。
独学の環境を整えよう!
独学で英語を勉強するときは、一人で英語を学習していくので、強い意志が必要になってきます。コーチなどがいれば毎日おしりを叩いてくれますが、独学の場合自分で自分をコントロールする必要があります。とはいえ、ときには自分に甘くなって勉強をさぼりたくなることもあるかと思います。そこで重要なことは独学の環境を整えておくことです。
環境さえ整えておけば、やる気やモチベーションに左右されずにTOEICの学習を継続させることができます。ということで、ここからは学習環境の整え方について解説していきますね。
学習スケジュールを立てる
独学を開始する前に学習スケジュールを立てておくと、学習を継続しやすくなります。
その都度学習内容を考えていると時間と労力がかかってしまいます。最初にやるべきことを決めて、あとはやるだけの状態にしておくと楽になりますよ。また学習スケジュールを決めておくことで生活リズムも整います。
私の場合は、朝早く起きて出勤前にTOEICの学習をするというスケジュールを立てていたので、朝方のスタイルが定着しました。スケジュールがないと、やる気があるときは夜遅くまで勉強して、やる気がないときは全くやらないといったように学習にムラが出てきます。やる気やモチベーションに影響を受けないためにも、日々の学習スケジュールに沿って勉強するようにしましょう。
やらないことを決める
やるべきことを決めることは重要ですが、それと同じぐらい重要なのがやらないことを決めることです。最近の世の中はYouTube、Netflix、ソーシャルメディアなど、エンターテイメントにあふれています。ちょっとYouTubeを見るつもりが気づいたら3時間見ていたなんて経験をしたことがある人も多いはずです。何も考えないで生活していると、こういった娯楽に時間を取られがちです。普段何気なくやっていることを見つめなおしてみましょう。SNSアプリをスマートフォンからアンインストールするなどして独学の時間を捻出していきましょう。
独学でTOEICスコアを上げるコツ
ここからはTOEICを独学するときの3つのコツについてご紹介していきますね!
単語と文法は最初にやっておく
まずは英語の基礎となる英単語と英文法を固めておきましょう。単語を覚えるときは、とにかく繰り返し単語に触れて、単語との接触回数を増やすことを意識してください。TOEICの頻出単語を覚えるだけで、英文が読みやすくなりスコアがグンと上がります。おすすめの単語帳は「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。TOEICの頻出単語を効率的に学べますよ。また文法に不安がある人は、学習の初期段階で中学英語を復習しておきましょう。英文法の理解がないと、英文を速く正確に読むことができません。TOEICは短い時間に大量の問題を解く必要があるので、基礎的な英文法を習得してスピーディーに英文を読めるようにしていきましょう。
各パートの攻略法を覚える
TOEICはリスニングとリーディングに分かれており、パート1~7で構成されています。そしてパートによって、問題形式や特徴が異なり、各パートに攻略法やテクニックが存在します。例えば、パート2だったら、文頭の疑問詞を確実に聞き取る、パート3,4だったら、設問と選択肢を先読みしておくといったものがあります。TOEICで高得点を取るには、英語力だけでなく、こういった攻略法やテクニックが必要不可欠になってきます。「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」という参考書で各パートの攻略法を確認しておくとよいでしょう。攻略法を頭で理解した後は、実際に問題を何度も解いて、その攻略法を使いこなせるようにしてくださいね。
同じ参考書を繰り返し解く
本屋さんに行くといろんな参考書があるので、次から次へと手を出したくなる気持ちもわかりますが、同じ参考書を繰り返し解く方が効率的です。同じ参考書を解くことのメリットは、定着度が向上する点です。1度問題を解いて丸付けをするだけでは、すぐに解いた内容を忘れてしまいます。
解説を読み理解した後は、時間を空けてもう一度解いてみましょう。問題で使われている単語や文法もすべてマスターするつもりで繰り返し解くと、1冊の参考書からたくさんのことを学べますよ。どの参考書をやりこむべきか分からないという人は、「TOEIC公式問題集」を選んでください。本番と同じクオリティで作られているので、この1冊をやりこむだけでかなりの実力が付きます。
独学でTOEICスコアを上げる勉強方法
ここからはTOEICスコアを上げるための勉強方法について解説していきます。
精読
正しく英文を理解するためには、まず精読をする必要があります。精読とは英文で使われている単語や文法を一つ一つ確認しながら読んでいく作業です。精読をすることで、正しく英文を読めるようになりますし、構文のパターンに慣れることができます。精読はリーディングだけでなく、リスニングにも効果的です。聞き取れないところがあったら、スクリプトを見て精読した後に、もう一度音源を聞くようにしましょう。
音読
精読の次に行うことが音読です。音読をするメリットは、英語を英語のまま理解できるようになる点です。英語を英語のまま理解できるようになると、TOEICに必要とされる速読ができるようになります。1つ注意点として、音読をするときは一度精読して、意味や内容が分かった英文を音読するようにしてくださいね。また英文の意味やシチュエーションを想像しながら読むようにしましょう。英文内で使われている単語や構文が体に定着するまで繰り返し音読を行ってください。
シャドーイング
リスニング力アップのためにシャドーイングも行いましょう。シャドーイングとは、音源を影のように追って声に出すトレーニングです。まずは英文の意味を考えなくていいので、音源と同じように発音できるまで繰り返しシャドーイングしてみてください。どうしても同じように言えないところは、速度を落としてチャレンジしてみてくださいね。それができるようになったら、意味を考えながらシャドーイングを行ってみましょう。シャドーイングを行うことで、英語独特のリズムやイントネーションに少しずつ慣れてきますよ。
まとめ
今回は独学でTOEICスコアを上げる方法について解説していきました。いかがでしたでしょうか?独学するときは、背中を押してくれる人はいません。まずは学習に集中できる環境を作りましょう。そして英語の基礎となる単語、文法を固めてください。基礎が固まったら、「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」「TOEIC公式問題集」を使って問題演習をこなしていきましょう。問題を解いたら、精読、音読、シャドーイングなどのトレーニングをすることも忘れないでくださいね!
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