【厳選】TOEFL対策参考書23選｜各セクションの対策ポイントも解説！

留学や移住などを目指している英語学習者のなかには、TOEFLの受験に興味を持っている人も多いでしょう。TOEFL試験では英語の実力が試されますが、準備段階でどの参考書を使うかによっても、学習の効率に差が出たり成果に影響が出たりします。

そこで今回は、TOEFLの受験を予定している英語学習者のために、TOEFLの基本情報や試験対策に効果的な参考書をご紹介します。自分に合う参考書を選び、試験対策にお役立てください。

TOEFL iBTとTOEFL ITPの違い

TOEFLは英語の実力を測るテストとして知名度が高く、英語学習者の間で人気の高い試験です。TOEFLは「TOEFL iBT」や「TOEFL ITP」などの種類に分かれていますが、各テストの違いがよくわからないという人も多いでしょう。

TOEFL iBTとTOEFL ITPはテスト形式やスコア構成・試験時間・受験料などの違いが多々ありますが、なかでも大きく異なるのがテスト内容です。TOEFL iBTでは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの英語4技能を測ります。一方で、TOEFL ITPはリーディング・リスニングの2技能と文法のスキルが測定されます。

また、一般的に海外の教育機関への進学や語学留学の際に求められるのは、TOEFL iBTです。留学する場合は、TOEFL ITPの結果が入学要件として認められない場合が多いでしょう。

この記事では、英語の4技能を測れるTOEFL iBTを対象とした参考書を紹介していきます。

TOEFL iBT初心者向けの参考書3選

TOEFL iBT初心者は、TOEFL iBT全体の出題内容を把握し、試験前には模試によって流れを掴んでおくことが大切です。問題を解くペースや試験の難易度を把握し、本番で慌てずに実力を発揮できるように準備しておきましょう。

TOEFLではアカデミックな英語が出題されます。大学の講義や課題に対応できる英語の基礎力が試されるため、アカデミックな英語に慣れていない場合は、解説の詳しい参考書を選ぶ必要があるでしょう。

まずは、初めてTOEFL iBTに挑戦する人やまだTOEFL iBTの受験に慣れていないという人におすすめの参考書を3点ご紹介します。

TOEFLの学習をこれから始めるならコレ！

『改訂新版 最強のTOEFL iBT入門[音声DL付]』は、これからTOFEL受験に向けて学習を始めるという人にピッタリの参考書です。この1冊をマスターしておくと、試験の全体像が把握できるでしょう。3時間を超える長丁場の試験では、事前準備が欠かせません。本書では、試験内容だけでなく受験申込の手続きや前日・当日の心構えまで解説されているので安心です。

また、各セクションの攻略法やレベル別のポイントを学ぶことができます。実例や点数をアップするためのヒントがたくさんあり、初めての受験でも心強い味方となるでしょう。本試験と同じレベルに設定された模試が収録されているため、本番に近い環境で試験を一通り体験できるのも魅力です。

わかりやすい解説ならコレ！

『はじめてのTOEFL iBT®テスト総合対策』はTOEFLのすべての出題内容について解説があるため、初めて受験する人におすすめの1冊です。また、解説がわかりやすく丁寧なため、TOEFLで点数が伸び悩んでいる人にとっても参考になるでしょう。

数多くの受験者を目標スコアの達成に導いてきたカリスマ講師の解説によって、TOEFLで実力を発揮するためのノウハウを習得できます。基礎的な対策はもちろん、最新の出題傾向を踏まえてじっくり解説されているのがポイントです。

設問タイプ別にスコアを獲得するための攻略法が説明されているので、効率的に得点を取りにいくための対策ができるでしょう。著者自身の豊富な受験経験をもとに、TOEFLの出題のクセを把握して正答にたどり着くための裏技も公開されています。

本番に近い形式で準備するならコレ！

『【CD付】はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)』は、すべてのセクションの攻略法と本番に近い形のWeb模擬を収録した参考書です。リーディング・リスニングは自動で正誤判定されるため、試験前に自分の実力をチェックできるでしょう。

アカデミックな英語に慣れていない学習者も、本書を読むことでTOEFLの目的や内容を明確に把握して勉強のコツを掴めます。全訳と詳しい解説が付いているため、初級者でも内容を確実に理解しながら学習を進められるはずです。

巻末付録が充実しており、スキマ時間での試験対策にも便利。試験前に繰り返し解きなおしておくことで、TOEFLの流れを掴めるでしょう。

TOEFL iBTの総合な対策向けの参考書5選

TOEFL iBTの受験に向けて、セクションに限らず全体的にスコアを伸ばせるような対策をしたいと思っている人も多いでしょう。TOEFL iBTには文法セクションはありませんが、基礎文法や語彙を固めておくことが全セクションで得点を獲得するための土台となります。

また、本番の出題形式を事前に学習しておき、時間配分や難易度のイメージを掴んでおくと試験で実力を発揮しやすくなります。本番の感覚を掴まずに試験を受けると、時間切れになって取れたはずの点数も逃してしまうことがあるでしょう。

ここでは、TOEFL iBTの各セクションを総合的に対策したいという人におすすめの参考書を5点紹介します。

全セクションをバランス良く実践練習するならコレ！

『MP3+DL付 TOEFL iBT 攻略!全セクション徹底問題+模試2回』は、TOEFL iBTのすべてのセクションを偏りなく徹底的に対策できる参考書です。豊富な練習問題に加えて、本番を想定した模試が2回分収録されているのもポイントです。

リーディングとリスニングセクションでは、試験に出やすいトピックを取り上げ、問題タイプ別の攻略法を身に付けられます。全文訳が付いているため、英文の内容を正確に理解しながら学習を進められるでしょう。スピーキングとライティングでは、メモ例やテンプレートなどが紹介されており、高得点を獲得するためのコツを習得できます。

新しい問題の傾向が丁寧に解説されており、模試が新形式に対応している点でも重宝するでしょう。各セクションの攻略方法や実践練習をバランスよくこなしたいという学習者におすすめの1冊です。

短期間で効率的に全セクションを対策するならコレ！

TOEFL iBTの4つのセクションを攻略する土台を作り上げるために役に立つのが、『TOEFL iBTテスト必修英文法50』です。TOEFL iBTには「文法セクション」はありませんが、すべてのセクションでスコアアップするには確かな文法力が必要です。本書では、すべてのセクションでの得点力を最大限に引き上げるため、重要な項目を50点に厳選して解説しています。短い期間でも試験に必要な知識を無理なく習得できるように、コンパクトに要点がまとまっているのが特徴です。

受験者が間違いやすい代表的な例を取り上げながら、各文法項目のキーポイントを解説しています。繰り返し書いたり声に出して読んだりすることで、本番でのミスを防げるでしょう。

TOEFL向けに語彙力アップするならコレ！

『【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)』は、TOEFLに頻出する単語3800を厳選した語彙集です。語彙の難易度に応じてランク1〜4で構成されています。CDとMP3の2タイプの音声が付属しており、好みに応じて選べるのが特徴です。スキマ時間を活用して、音から英単語を覚えられるでしょう。付属CDには見出し語と語義がBGM付きで収録されており、楽しく学習を進められます。

アカデミックな内容が出題されるTOEFLに対応するためには、各分野の背景知識が役に立ちます。「分野別英単語」によって専門用語や基本的な知識をマスターしておけば、TOEFLの問題を解きやすく感じるようになるでしょう。TOEFL受験だけでなく、英語圏で生活したり仕事をしたりするなかで役に立つ語彙ばかりなので、幅広く活用できる1冊です。

リーディング・リスニングを通して語彙力を鍛えるならコレ！

『改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600（CD BOOK）』は、10年間ロングセラーとして多数のTOEFL受験者が愛読してきた「TOEFL TEST 必須英単語5000」の改訂版です。「聞くことと読むことを通して文脈から単語を定着させる」をコンセプトに、TOEFL iBTに対応する内容に進化させた内容になっています。収録されている単語がとにかく多いため、本番に出る語彙を対策するのにピッタリです。

高速音声が用意されているため、音声データを活用することでリスニング力の向上も期待できます。また、単語や例文のみだけでなくパッセージが掲載されているため、リーディングへの応用力も鍛えられます。

公認ガイドで本番の出題傾向を掴むならコレ！

『ETS公認ガイド TOEFL iBT <第5版> DVD-ROM付(日本語訳解説版)』は、TOEFL iBTを開発しているEducational Testing Service(ETS)による公認ガイドです。TOEFL iBTに対応する演習問題1セットと実践模試が3セット含まれています。

リスニング・リーディングセクションでは詳しい解説が記載されており、受験生の疑問が解決できるでしょう。また、スピーキング・ライティングセクションでは、受験者の解答例を挙げて採点のポイントが解説されています。出題傾向を掴んで時間配分を検討しておくことで、本番では落ち着いて解答できるでしょう。

TOEFL iBTのリーディング対策用参考書4選

TOEFL iBTは、リーディングセクションから始まります。リーディングで力を発揮できないと後のパフォーマンスにも影響されてしまう可能性があるため、事前に対策して本番で実力を出せるようにしておくのがおすすめです。

TOEFL iBTのリーディングセクションでは、英語圏で生活したり研究したりするために必要とされるスキルが測定されます。アカデミックな英語の文章を読む能力が試されるため、TOEFL iBTで頻出するテーマを中心に学習しておくと効果的です。

受験する回によってリーディングの出題数や制限時間は異なります。1問1分〜1分20秒の間で解けるように普段からスピード感を意識して練習しておくことが重要です。

続いては、TOEFL iBTのリーディングセクションを対策するための参考書をご紹介します。

独学でリーディングセクションを極めるにはコレ！

独学でテスト対策をしていると、解説を読んでも理解できず実力が上がっているのか不安になることがあるでしょう。『極めろ! TOEFL iBT® テスト リーディング・リスニング解答力』は、丁寧でわかりやすい解説によって独学でも実力を伸ばせる参考書です。TOEFL iBTで100点を超えるために、自分なりの解法や勉強方法を見つけられるでしょう。

リーディングは本試験2回分の6セット、リスニングは本試験1.5回分の9セットが収録されています。新形式に対応した本番さながらの形式で練習できるため、実践力がつくでしょう。リーディングは1文ずつ丁寧に解説されており、複雑な文は文構造も説明されています。解答にたどり着く思考プロセスがわかりやすく、実践で確実に点数を獲得するコツが習得できます。

本番に近いレベル・形式でリーディングの力を鍛えるならコレ！

『【新形式対応】TOEFLテスト集中攻略リーディング 改訂版』は、リーディングを集中的に攻略できる参考書です。例題を通して、TOEFL iBTのリーディングセクションで出題される8つの設問タイプをそれぞれ解説しています。TOEFLでよく取り上げられる自然科学の分野や人文・社会科学の分野に属するパッセージなど、分野ごとの問題を解きながら実践的な力を蓄えていけるでしょう。

新形式に対応しており、本試験と同じ形式で直前対策ができる模擬試験が3回分用意されています。練習問題のレベル設定も本番に近く、集中的にリーディングセクションを対策できるでしょう。

リーディングセクションの集中特訓ならコレ！

『TOEFLテストリーディング問題270 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)』は、4つのチャプターで構成されているリーディング問題専用の参考書です。全体像の把握・各分野のパッセージによる基礎学習・実践形式の練習問題・2回分の模試、と段階を追ってリーディングセクションを攻略できます。長いパッセージを読むのが苦手という学習者は、短めのパッセージによる基礎学習から始めることで無理なく実力をつけていくことができるでしょう。チャプターを追うごとに本番に近い形で練習できるように構成されています。

読解力だけでなく、問題の攻略法や語彙力、背景知識となる一般教養を身に付けられる参考書です。また、PCを使ってWeb上で模擬試験を受けられるのも本書の特徴です。本番さながらの臨場感で模試に臨むことができるでしょう。

リーディングの練習数をこなしたいならコレ！

リーディングの問題量をこなして本番に備えたいという人におすすめなのが、『TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス』です。リーディングは4技能のうち一番初めにテストされるため、万全に事前準備をしておくと良いスタートが切れます。本書では問題数も多く幅広いテーマを取り扱っているため、ひたすら解き進めることでTOEFLの短いリーディング時間に慣れることができるでしょう。1問ごとに解答時間の目安が表示されているので、スピード感を意識しながら練習できるのもメリットです。

制限時間を設けてリーディングの弱点を効果的に対策することで、本番に強い英語力が身に付きます。また、巻末には模試形式の確認テストが2回分掲載されています。試験前の総仕上げとして使うと自信につながるでしょう。

TOEFL iBTのリスニング対策用参考書4選

TOEFLのリスニングセクションでは、読み上げの時間が約3分以上と長く、集中して聞かないと全体の内容を理解できない恐れがあります。また、読み上げのスピードも速く、問題文がリピートされない点にも注意が必要です。頭のなかで日本語に変換している時間がないため、英語を英語のまま理解する力が求められるでしょう。

集中力と時間が勝負の試験なので、メモの取り方も重要です。リスニングのメモを取る場合は、重要な情報や設問に関係がありそうなポイントに絞らないとほかの内容を聞き逃してしまいます。

また、リスニング全般に苦手意識がある場合は、TOEFL専用の参考書に限らず、ディクテーションや音読、シャドーイングなどのトレーニングを試験勉強と並行して行うのが効果的です。

ここでは、TOEFL iBTのリスニングセクション対策としておすすめの参考書を4点紹介します。

リスニングの問題数をこなしたい場合はコレ！

『【新形式対応】TOEFLテスト集中攻略リスニング 改訂版』は、TOEFL iBTで出題される6つの設問タイプを把握して徹底攻略するための参考書です。会話・講義・ディスカッションのそれぞれにおいて十分な量の演習をこなし、特徴を押さえることができるでしょう。TOEFLに頻出するトピックや単語などを網羅しており、本番で求められる知識を効果的に学ぶことができます。

新テスト形式に対応した模試が4回分付属しており、本番前の総仕上げとして使えるでしょう。問題数が多いため、本番に向けてメモの取り方を練習できるのもメリットです。1冊をじっくりとやり通すことで、目標スコアに届きやすくなるでしょう。

段階的に効率よくリスニング力を向上させるならコレ！

『【CD3枚付】TOEFLテストリスニング問題190 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)』は4つのチャプターから構成されており、段階的にリスニングのスキルを上げていくことのできる参考書です。リスニングセクションの全体像の把握・基礎練習・実践演習・2回分の模試を通して、着実に本番への実践力を養えるでしょう。

学習時間が限られている場合は、現段階のレベルに合わせてチャプターを絞って勉強すると効率的です。聞き取りの方法やメモの取り方などTOEFLに役に立つアドバイスが載せられているので、リスニングに苦手意識のある人でも取り組みやすい内容になっています。また、Web上で模試を受けられるため、PCを使った受験が体験できるのもメリットです。

論理展開を押さえたノートテイキングならコレ！

『TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス』は、問題の形式や質などを限りなく本番のTOEFL iBTに近づけて作成されています。本番に近い形で演習を重ねることができ、実際の試験で実力を発揮しやすくなるでしょう。TOEFLでは要旨を的確にとらえるスキルが重要です。豊富な演習によって、確実にスコアアップできるように構成されています。

また、「LOGIC NOTE」では、論理展開を押さえるためのメモの取り方を学ぶことができます。丁寧な解説と具体例が確認できるので、自らも実践しやすいでしょう。リスニングだけでなく、スピーキングやライティングなどにも応用できます。

短期間でリスニング力をアップするならコレ！

リスニングを集中的に強化したい場合は、『英語を聞きとる力が飛躍的にアップする新メソッド 10秒リスニング』によって毎日トレーニングを行うのがおすすめです。聞こえてきた英語を書き起こす「ディクテーション」によって、リスニングの弱点を攻略する方法を学ぶことができます。

1本約10秒にまとめられた音声教材を使い、毎日練習できます。トピックの内容が豊富なため、飽きずに楽しく学習できるでしょう。トレーニングを継続すると、2カ月でリスニング力をアップすることができます。発音や文法、語彙などに注意しながらトレーニングすることで、総合的な英語力も高めていけるでしょう。

TOEFL iBTのスピーキング対策用参考書4選

TOEFL iBTのスピーキングセクションは、4つの設問で構成されています。なかには音声を聞いて内容を要約するタスクも出題されるため、リスニング力がないと回答できないことがあるでしょう。スピーキングとリスニングは、並行して学習すると効果的です。

採点では、「設問の内容に対して適切な答えができているか」「正しい発音で流れよくスピーチができているか」「語彙・文法の運用が正しいか、論理関係を適切に把握し構成できているか」などが評価されます。

スピーキングセクションの対策としては、頻出問題の型に対応するテンプレートを作成して覚えたり、効果的なメモの取り方を練習したりするなどの方法があります。独学が難しいと感じられるセクションですが、参考書の方針に従って準備してみると得点をアップするコツが掴めるでしょう。

ここでは、TOEFL iBTのスピーキング対策をする場合におすすめの参考書を4点紹介します。

アウトプットスキルを効率よく学ぶならコレ！

『[音声DL付]完全攻略！ TOEFL iBT(R) テスト スピーキング　ライティング 完全攻略！　TOEFL iBTシリーズ』は、スピーキング・ライティングのアウトプットスキルを鍛えられる1冊です。2つのセクションの全体概要や必要な学習、本番での解き方などスコアアップにつながるポイントがわかります。力試し・攻略法・仕上げ模試という流れでスムーズに試験対策ができるでしょう。本番に近い形の模試が2回分収録されているので、試験に慣れていない人にも役立ちます。

現時点での実力を的確に把握し、弱点を強化できる参考書です。豊富な解説があるため、独学でも問題なくスキルアップできるでしょう。重要なポイントがまとめられているため、学習時間が限られている人にもおすすめです。

スピーキングで高得点を狙うならコレ！

『【新形式対応】TOEFLテスト集中攻略スピーキング 改訂版』は、TOEFLのスピーキングセクションで高得点を獲得するための参考書です。新形式に対応し、スピーキングセクションの分析や対策方法が解説されています。スピーキングで使う重要表現を学び、豊富な演習によって実践を重ねることができます。

スピーキングはどのように対策したらよいかわからないという学習者も多いでしょう。本書では採点基準や明確な方針が示されているため、点数を取るための心構えやテクニック、知識を効率的に学ぶことができます。表現トレーニングは、覚えておくと本番でもそのまま使えて便利です。

スコアアップのための論理的思考を鍛えるならコレ！

『TOEFL iBT® TEST スピーキングのエッセンス』は、スピーキングセクションで点数が伸び悩んでいる人や具体的にどのような対策をしたらよいかわからない人におすすめの参考書です。発想・情報整理から発信するまでのプロセスが紹介されており、スコアアップに必要な論理的思考を鍛えられます。

演習問題では受験者が陥りやすいミスや不十分な解答例などが示されているので、改善点を理由とともに理解できます。あらかじめ得点を落としやすいポイントを対策しておくことで、自分が作成した解答も自ら見返してブラッシュアップできるようになるでしょう。本書ではスピーキングの各設問タイプについて図解で説明されているので、苦手意識がある人でも取り組みやすいのが特徴です。

フォニックスで発音対策するならコレ！

『CD BOOK フォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)』は、フォニックスの学習を通して効率よく発音練習を行えるトレーニングブックです。フォニックスは英語圏の子どもたちが学ぶスペリングと発音のルールです。本書では、大人も楽しんで活用できるエクササイズを盛り込み、実用で役立つ発音の仕方を学ぶことができます。

フォニックスを学ぶと、試験中に知らない単語に出会っても読んだり書いたりしやすくなります。また、ネイティブに近い発音が身に付くことで発音に自信が持て、英語で話すのが楽しくなるでしょう。英語を発音するのが苦手な人は、普段の英語学習に取り入れるとスピーキング力のアップが期待できます。

TOEFL iBTのライティング対策用参考書4選

ライティングセクションの採点では、文法・量・内容の3点が重要視されます。それぞれのタスクで適正とされている文字数を満たす必要があるので、普段から表現のストックを蓄えておかないと本番で困ってしまうでしょう。練習段階から制限時間内にタイピングして解答する練習をしておくのも効果的です。

また、量だけでなく質も重要です。情報を要約して的確にまとめる力や論理的に意見を述べる力が求められます。説得力のある論理展開ができるように、記述の型を整理しておくと試験で慌てずに済むでしょう。要約問題では、本文をそのまま丸写しするのではなく、言い換え表現をうまく使いこなすことで質の高い解答を作成できます。

ライティングセクションでは過去問題が繰り返し出題されることもあるため、公式問題集で過去問をチェックしておくのも有効です。得点化するためには、受験生が陥りがちなミスの例や適切な解答の例にも目を通しておき、コツを掴んでおくと良いでしょう。

ここからは、ライティングセクションを対策するのにおすすめの参考書を4点紹介します。

ライティングで高得点を狙うならコレ！

『【CD付】TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)』は、4つのチャプターによって段階的にライティングを攻略できる参考書です。この1冊を確実にこなすと、ライティングセクションで高得点を狙うための実力を身に付けることができます。Web上でPCを使って模試を受けられるため、本番でも慌てることなく実力を発揮できるでしょう。

メモの取り方から主張・理由・詳細を掘り下げる方法まで、丁寧な解説が付いています。留学先でも使えるライティング力を養えるでしょう。問題演習が用意されているので、繰り返し練習するとライティングの型が定着しやすくなります。学習時間があまりない人は、レベルに合わせてチャプターを限定して集中的に取り組むのも手です。

あらゆる問題に対応できる実力を培うならコレ！

『極めろ! TOEFL iBT® テスト スピーキング・ライティング解答力』は、ライティング・スピーキングセクションで100点を超える高得点を獲得するための対策本です。問題を1つずつ解き、著者の模範解答や解説によって理解することができます。ライティングの問題は、6題収録されています。

ライティングやスピーキングなどのアウトプットではどのような学習方法が適しているのかわからない人が多いでしょう。本書では、疑問や悩みに効率的かつ体系的に答えてくれるため、現時点での自分の実力と目指すべきゴールを具体的に把握できます。実践的で具体的な手順が示されているため、迷うことなくテスト対策を進められるでしょう。

徹底的にライティングでの実力アップを目指すならコレ！

『[音声ダウンロード付き]TOEFLテスト集中攻略ライティング』には、著者によるTOEFLライティング対策講座20回分に相当する内容が収録されています。まるで授業を受けているかのように、解説を読んで理解し、答案を作成して復習を繰り返せるように構成されています。英文全体の構成や各文のつながり、パラグラフの関係などの重要性を理解し、全体を意識して作文できるようになるでしょう。

受験者の答案が紙上で添削されているので、細かい改善点も含めて徹底的に得点アップするためのアイデアを学ぶことができます。また、英文の質を上げるために用意された「表現方法の研究」では、文章校正や論理展開に欠かせない表現や的確な文章を作成するための文法、解答の際に意識すべきポイントなどをチェックできます。

ライティングで伸び悩んでいるならコレ！

『TOEFL iBT® TEST ライティングのエッセンス』は、ライティングセクションでのスコアが伸び悩んでいる学習者におすすめの参考書です。個々の問題へのアプローチが解説されているので、具体的な対策を学べるでしょう。解答に至るプロセスを集約した「論理マップ」では論理的な思考力が身に付き、スコアアップにつなげることができます。

練習問題の質が高く、実際のTOEFLのレベルや形式に合ったトレーニングができます。集中トレーニング30問、模試形式の確認テスト2回分が収録されているので、本番前に回数を重ねてライティングセクションでの自信をつけられるでしょう。

自分に合うTOEFL参考書を見つけたら

TOEFLでは、アカデミックな英語を理解したり自ら発信したりする力が試されます。現時点での実力や目指すスコア、伸ばしたいスキルなどを加味しながら自分に合う参考書を選びましょう。

今回ご紹介した参考書を使っても不安が残るという人は、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを検討してみてはいかがでしょうか。スピーキングやライティングなどアウトプットのスキルも測定されるTOEFLでは、プロの講師に見てもらうことで弱点を効果的に改善できる可能性があります。

初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。

まずはレアジョブ英会話を無料登録しよう