主な英語の接続詞49選一覧|ここをおさえておこう!種類と使い方も解説

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接続詞とは「しかし」「だから」「なお」などの文を繋げる言葉を指します。英語の接続詞には、「forやbutの等位接続詞(coordinating conjunctions)」「afterやalthoughの従属接続詞(subordinating conjunctions)」「as much asやboth…andの相関接続詞(correlative conjunctions)」の3つの種類があり、どれも英語の文章を作る上で欠かせないものです。

接続詞のルールや使い方を学び、英語の表現力を高めましょう。各接続詞の種類ごとに主に使われるものを一覧にしていますので、英語の学習に役立ててください。

等位接続詞(coordinating conjunctions)

等位接続詞とは「等位」と名がついている通り、2つの文やフレーズ、独立した文節の文法的に等しいものどうしを繋げる働きをします。

等位接続詞の使い方

等位接続詞は文法的に同じ形をとっているものを繋げる必要があります。例を見てみましょう。

dogs and cats(犬と猫)

(解説)dogsとcatsは両方とも名詞の複数形で、等位接続詞andで繋げられています。

He was late for school, so his teacher was not happy.(彼は学校に遅刻したので、先生は不満そうだった)

(解説)He was late for schoolとhis teacher was not happyという2つの過去形の文章が等位接続詞soで繋げられています。

She usually studies in the library or at home.(彼女は普段、図書館や家で勉強している)

(解説)in the libraryとat homeという2つの節が等位接続詞orで繋げられています。

使い方の注意点として、次の2つがあります。会話では問題ありませんが、英文を書く時には気をつけましょう。

・単語やフレーズどうしを繋ぐ時はカンマをつけない
・独立した文節どうしを繋ぐ時はカンマをつける

等位接続詞一覧

等位接続詞に属するものは次の7つのみです。単語の頭のアルファベットをとって「FANBOYS」と呼ばれています。

for というわけは〜だから
and 〜と〜
nor 〜もまたない
but しかし
or 〜か〜、〜または〜
yet それにもかかわらず、しかし
so だから

この中でforは「〜のために」という意味の前置詞とは異なることに気をつけましょう。非常にフォーマルで文語的な用法のため、会話で使われることはありませんが、小説などで使われることがあります。

Chasing the white stag through the forests, never catching it, of course, for it is a creature of legend. (引用元:Cambridge Dictionary)(白鹿を追いかけて森を抜ける。もちろん、白鹿は伝説の生き物であり、決して捕まえることはできないのだが。)

従属接続詞(subordinating conjunctions)

等位接続詞と並んで英会話でよく使われるのが、従属接続詞です。そのまま単独で成立するメインとなる文節と、それをバックアップする形になる従属節を繋げるもので、文節どうしの因果関係や対比などを表します。

従属接続詞の使い方

従属接続詞を使った例文を見てみましょう。文章を書く時は、従属接続詞がついている文をメインの文節の後に置く時はカンマがなく、前にくる時はカンマがつくことに注意してください。

I didn’t go out because it was raining.(雨が降っていたので出かけなかった)

(解説)it was rainingは単独でも意味をなす独立した文ですが、becauseがつくことで従属節に変化しています。従属節はそれ単体では意味をなさなないので、メインとなるI didn’t go outという文が必要となります。カンマがないことにも注意してください。

No matter how hard I study, he gets better grades than me.(私がいくら勉強しても、彼の方が成績がいい)

(解説)「I study hard.」と「He gets better grades than me.」という2つの文をno matter howという従属接続詞で繋げて一つの文にし、対比を表しています。従属節がメインの文節の前にくるため、カンマがつきます。

従属接続詞一覧

従属接続詞はたくさんあり、英会話でも非常によく使われます。主に次のものを覚えておくといいでしょう。

after 〜した後で
although 〜したにもかかわらず、〜だけれど
as 〜だから、〜した時、〜するにつれて、〜のように
as long as 〜する限り
as far as 〜する限り
as soon as 〜したらすぐに、〜するや否や
as if まるで〜のように
because 〜だから
before 〜する前に
even if たとえ〜だとしても
even though 〜なのに
If もし〜なら
in case (that) 〜の場合には、〜するといけないから
in order (that) 〜するために
no matter how/what/where たとえどんなに〜でも
provided (that) 〜という条件で
since 〜した時から、〜だから
so that 〜するために
supposing (that) もし〜ならば
though 〜だけれども、もっとも〜であるが
unless 〜でない限り
until 〜するまで
when 〜する時
whenever 〜する時はいつも
where 〜するところに
wherever 〜するところはどこへでも
whereas 〜であるのに対して、〜に反して
while 〜する間、〜する限り、〜とはいえ

相関接続詞(correlative conjunctions)

相関接続詞は、either/orやnot only/but alsoなどペアになっていて、文法的に等しい要素を繋げるために使われます。

相関接続詞の使い方

相関接続詞は結び合わされる2つの語彙や文節が同じ文法様式である必要があります。カンマは名詞や名詞節の形をとる時はつきません。例を見てみましょう。

Not only did he miss the bus, but he also forgot his wallet.(バスに乗り遅れただけでなく、財布も忘れてしまった)

(解説)not only/but alsoという相関接続詞が使われています。missed the busとforgot his walletという2つの失敗が同じ過去形を使って、相関接続詞によって同列に繋げられています。この文は、He did not only miss the bus, but he also forgot his wallet.と言い換えることもできます。

The survey will be conducted either by telephone or by email.(アンケートは電話かEメールで行う)

(解説)by telephoneとby emailという2つのフレーズがeither/orという相関接続詞によって繋げられています。このように前置詞を使う場合も、文法的に同じ形にして使うことが原則です。

 I would rather play tennis than swim.(泳ぐよりテニスをしたい)

(解説)rather/thanという相関接続詞が使われており、play tennisとswimが両方とも原型になっています。このように、過去と現在、現在と未来など違う形のものを混ぜないで使います。

相関接続詞一覧

as/as 〜と同じく
as many/as 〜と同じ数だけ
as much/as 〜と同じ量だけ
both/and 〜も〜も
either/or 〜か 〜
neither/nor 〜も〜もない
no later/than 遅くても〜には
no sooner/than 〜するとすぐに
not/but 〜ではなく〜
not only/(but) also 〜だけではなく〜
scarcely/when 〜するかしないうちに
such/that 〜であるような
rather/than 〜よりむしろ〜
whether/or 〜だろうと〜だろうと

主な英語の接続詞がわかったら

どの接続詞がどの種類に属するかは英会話の練習では必要ありませんが、知っておくと文法的なミスが少なくなります。使えるようになるには繰り返し練習することが大切なので、色々な場面を想像してたくさん文章を作ってみましょう。

また主な英語の接続詞の使い方を理解し、練習したいのなら、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみましょう。

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