「仲がいい」「仲が悪い」は英語で何ていう?【例文付き】

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英語を勉強していると英語表現のレパートリーが増え、英語で自ら思うことを発信したり外国人の友達と会話したりできることが醍醐味です。ただし、表現に自信がないと、会話が滞ってしまったり言いたいことが言えなくなってしまったりします。普段からよく使う英語表現を学んでおくと、いざというときに「これで正しいのかな」と不安に思うことも少なくなるでしょう。

本記事では、友達や知っている人同士で良く使う「仲がいい」「仲が悪い」を表す英語表現をご紹介します。さまざまなバリエーションを学んでおくと、英会話のなかに自然に取り入れられるでしょう。

「仲がいい」を意味する英語表現

お互いに打ち解け合ったり親しい間柄を示したりする英語表現には、どのようなものがあるのでしょうか。覚えておくと、会話などで使えるようになります。

ここでは、「仲がいい」を意味する英語表現を10個ご紹介します。名詞や形容詞、熟語などを覚えておくと、さまざまなシチュエーションに対応できるでしょう。

close(仲がいい)

「仲がいい」という意味でよく使われるのが、形容詞のcloseです。closeには距離が近いことや時間的に近いという意味で頻繁に使われます。人間関係において親しい・近しい場合にも使えるので、覚えておくと便利です。前置詞のto…を後ろにつなげると、「…と仲がいい」と近しい人を情報として付け加えることができます。名詞の前に置いて、「親しい」という意味で名詞を直接修飾する使い方もできます。

My sister and I are really close.(妹と私はとても仲がいいです。)

I’m close to her.(私は彼女と親しいです。)

He’s my close friend.(彼は私の親しい友人です。)

また、「仲良くなる」という意味のget closeも併せて覚えておくと便利です。動詞getを過去形にすることで、「仲良くなった」という意味になります。a close relationshipというと、親しい間柄のことを示します。家族や友人などとくに親しい人との関係を表す場合に使いましょう。

They got very close quickly.(彼らはすぐに親しくなりました。)

I have a close relationship with my grandmother.(私は祖母と近い関係です。)

get along with…(… と仲良くする)

get along with…は「…と仲良くする」という意味で、その人と良好な人間関係にあることを表現できます。家族や友人はもちろん、仕事で付き合いのある同僚や上司などとの関係を表現する際にも使えるフレーズです。

My son struggles to get along with other students.(私の息子は他の学生と仲良くするのに苦労しています。)

Don’t worry, I get along with my roommate.(ルームメイトと仲良くしてるから、心配しないで。)

Are you getting along with your new colleagues?(新しい同僚とはうまくやっていますか?)

get on(仲良くなる)

get onにはさまざまな意味がありますが、その1つに「仲良くなる」という意味があります。get on with…で「…と仲良くする」の意味になり、get along with…と同じ意味で使えます。「すごく仲がいい」と表現したい場合は、wellを付け加えてget on wellとしましょう。

I can’t get on with my classmates.(クラスメートと仲良くできません。)

I used to get on well with John.(ジョンとはものすごく仲良くしていたものです。)

on good terms with…(…と仲良くしている)

on good terms with…は、「…と仲良くしている」という意味のフレーズです。closeのように親密な関係であるというよりは、連絡を取り合ったり挨拶を交わしたりするなど、関わりがありちょっとした頼みごとができるような間柄を示します。

I’m on good terms with my former colleagues.(昔の同僚と仲良くしています。)

I’m on good terms with my neighbors.(近所の人たちと仲良くやっています。)

have a good relationship(良い関係を保つ)

「良い関係を保つ」と言いたいときには、have a good relationshipという表現が使えます。少しフォーマルな表現になるので、ビジネスシーンやかしこまった間柄で使うことが多いでしょう。

I still have a good relationship with my previous boss.(昔の上司とは今も良い関係を保っています。)

She seems to have a good relationship with the CEO of the ABC Company.(彼女はABC社のトップと良好な関係を保っているようです。)

friend

「友達」「友人」という意味のfriendは、複数形で使い「仲がいい」という意味を表すことができます。goodで修飾してgood friendsとすると、「とても仲のいい友達」や「親友」と強調できます。また、BFFsはBest Friends Foreverの略語です。「永遠の親友」という意味で、とくに親しく大切な友達のことを表す際に使えるでしょう。

We are friends, aren’t we?(私たちは仲良しでしょ?) 

They are good friends.(彼らはとても仲がいい友達です。)

I really like Tom, we are BFFs.(トムは最高、僕たちは親友なんだ。)

chummy(仲がいい)

chummyは、「仲がいい」や「フレンドリー」という意味の形容詞として使われます。参考までに、chumは「仲良し」や「同僚」「同級生」という意味の名詞で、イギリス英語においてよく使われていました。get chummy with…で「…と仲良くなる」という意味のフレーズになります。

I got chummy with my neighbor.(近所の人と仲良しになりました。)

 She is chummy with my cousin.(彼女はわたしのいとこと仲がいい。)

buddy-buddy(大の仲良し)

buddy-buddyは、形容詞で「大の仲良しだ」という意味です。buddyは「親友」の意味を表し、スラングとしてよく使われます。buddy-buddyの形になると、形容詞としての使い方や、名詞として「(さらに特別な)親友」や「戦友」といったニュアンスで使うことができます。

I’m buddy-buddy with Sam.(サムと仲良しなんだ。) 

They have a buddy-buddy relationship.(彼らは仲良しの間柄だよ。) 

intimate/intimacy(親密な)

intimateは、「親密な」「親しい」「仲がいい」という意味で使われる表現です。closeと近い意味の言葉ですが、男女の間柄で「肉体関係がある」という意味でも使われるので文脈や使い方には少し注意が必要です。また、名詞のintimacyは「親しいこと」「親密な間柄」といった意味で使われます。

He and I are intimate friends.(彼と私は仲のいい友達です。) 

Our intimacy grew with the years.(私たちの親密な間柄は時と共に深まった。) 

have a thing with…/friendzone(友達以上恋人未満)

恋愛関係で仲がいいという表現をすることも多いでしょう。a thingにはさまざまな意味がありますが、いい感じにお付き合いしていることや友達以上恋人未満の状態のことを表すことがあります。したがって、have a thing with…は「…と友達以上恋人未満の状態である」という意味になります。

Sam had a thing with Sophia, but it didn’t go well for some reason.(サムはソフィアといい感じだったんだけど、何らかの理由でうまくいかなかった。) 

Actually, we have a thing.(実は、私たち友達以上恋人未満の状態なの。) 

※”We have a thing”は、”We are a thing.”と省略して表現することもできます。

一方で、仲がいいけれど恋人にはなれない領域のことを表す表現として、friendzoneがあります。この場合は、友達としか見られていない、それ以上の関係にはなれないというニュアンスが含まれている点に注意が必要です。

また、friends with benefitsを「友達以上恋人未満」と解釈することもあります。しかし、この表現だと「体の関係がある友達」という意味になってしまうので使い方には十分に注意しましょう。

「仲が悪い」を意味する英語表現

新しい英語表現を覚える際には、反対の意味を表す言葉を一緒に学習しておくと記憶に定着しやすくなります。

ここでは、「仲が悪い」を意味する英語表現をチェックしてみましょう。「仲が悪い」を意味する名詞や形容詞、熟語、言い回しなどを合わせて6つご紹介します。

not close(仲が良くない)

「仲がいい」という意味のcloseを否定形の文章で使うと、「仲が良くない」という意味を表すことができます。not so closeやnot that closeとすると、「それほど仲良くない」というニュアンスになります。

Actually, she and I are not so close. That’s why I’m not invited.(実際、彼女と私はそれほど仲良くないの。だから私は招待されていないの。) 

I think they are not that close.(彼らはそれほど仲良くないと思います。)

don’t like each other(仲が悪い)

don’t like each otherは、直訳すると「お互いに好きではない」、つまり「仲が悪い」という意味で使う表現です。お互いに不満があり関係が良くない場合に使えます。

They didn’t talk at all. I think they don’t like each other.(彼らは全く話さなかった。仲が悪いんだと思うの。) 

Do you know they don’t like each other?(彼らはお互いを好きじゃないって知ってる?)

hate each other(かなり仲が悪い)

don’t like each otherよりさらに仲が悪い状態を、hate each otherという表現で表すことができます。hateには「憎悪する」「嫌う」という意味があるので、「かなり仲が悪い」という意味になります。

It’s over, they hate each other.(もう終わりだよ、彼らはかなり仲が悪いんだ。) 

I don’t want to talk about him, we hate each other.(彼のことは話したくない。かなり仲が悪いんだ。)

don’t get along with…(…と気が合わない)

don’t get along with…は、「…と気が合わない」という意味の表現です。仲良くやろうとしても、そりが合わずうまくいかないという場合に適しています。

She doesn’t get along with her sister.(彼女は妹とそりが合わないんだ。) 

I did my best but I don’t get along with Tom. I think he’s selfish.(ベストは尽くしたけど、トムとは仲良くできない。彼って自己中だと思う。)

on bad terms with…(…と仲が悪い)

on good terms with…の反対で、on bad terms with…は「…と仲が悪い」という意味になります。

I’m on bad terms with them.(彼らとは仲が悪いのです。) 

She seemed to be on bad terms with her roommates.(彼女はルームメイトたちと仲が悪いようでした。)

like cats and dogs(犬猿の仲)

英語では、like cats and dogsで日本語の「犬猿の仲」にあたる仲の悪い状態を表します。日本語と異なり、猫と犬が表現に用いられている点が印象的です。

My mother and my grandmother are like cats and dogs.(母と祖母は犬猿の仲なんです。) 

They were like cats and dogs at school.(彼らは学校では犬猿の仲だった。)

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