近頃はオンライン教育の利便性がめざましく向上しています。以前は受講数も少なく、受講費を払うことが普通でしたが、今や無料で海外の有名大学や企業の提供する授業が聴講できます。ぜひ活用して幅広い知識や特定分野の深い知識を身につけましょう。
世界中にオンライン教育のプラットフォームがありますが、個別の大学や企業ではなく一つのプラットフォームでさまざまな団体のコースがある巨大プラットフォームはアメリカとイギリスが中心です。この記事では代表的な5つのオンライン学習プラットフォームをご紹介します。自分が興味ある分野の知識を入れつつ英語の学習にもなり一石二鳥です。英語での専門分野や趣味のオンラインコースにぜひ挑戦してみてくださいね。
アメリカの代表的なオンラインコース
アメリカでオンラインコースといえばまずこの2つ!「Coursera」「EdX」です。それぞれ名だたる大学や企業が参加しており、日本での受講者も多いようです。コースは似たようなものが多いですが、使いやすさに向き不向きがあるので、興味あるコースを気軽に聴講してみて自分に合うプラットフォームを使うといいでしょう。
Coursera
スタンフォード大によって作られたプラットフォーム。テストを受けて修了証を取得するには受講料が必要ですが、「audit(聴講)」だけならほとんどのコースが無料で受講できます。無料聴講の期間に制限がないのも嬉しいポイントで、個人的に一番使いやすいプラットフォームだと感じています。
GoogleやIBMなどのIT系資格に関するコースも充実。英語を学ぶコースも数多くありますが、中級以上向けのものが多い印象です。ビジネス英語の講座がたくさんあるので、仕事で英語が必要な方はぜひ受講してみるといいですね。英語以外の言語は特に中国語が充実しています。
他の特徴としては、プラットフォームの初期設定に日本語があること、一部日本語に翻訳されているコースもあることです。ほとんどのコースは英語のみですが、字幕を出せるようになっている上、全てスクリプトがありますので、リスニングが弱い人でも英文を読むことに抵抗がなければどのコースも受講可能です。学士号や修士号を取得できるプログラムもあるが、受講料や期間は各大学によって異なります。
『Business English Communication Skills Specialization』
Specializationコースはどれも4-8の個別コースから成り立っており、無料聴講ができないようになっていますが、その中の個別コースのページから無料聴講(audit)を選択できます。このコースではネットワーキングから会議やプレゼン、メールの書き方など全体的なビジネス英語が体系的に学べるようになっています。
『Tricky American English Pronunciation』
アメリカ英語の発音が大変わかりやすく説明されているコース。特に英語学習者にとって聞き取りや音を出すことが難しい子音や母音に焦点があてられているのも特徴です。アメリカ英語の発音を良くしたい人はぜひ受講して欲しいコースです。
Courseraホームページ
https://ja.coursera.org/
EdX
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって作られたプラットフォーム。Courseraと同じく、修了証を取得するには受講料が必要ですが、「audit(聴講)」することでコース自体はほとんどが無料で受講できます。扱っている分野などもほぼ同じです。異なる点は無料の場合は受講期間に制限があることや、参加大学に若干違いがあることです。使いやすさでCourseraとEdXのどちらがいいかは好みが分かれます。
CourseraになくてEdXにあるコースやその逆もあるので、取りたいコースによって使い分けてもいいかもしれません。EdXには子供向けのコーディングコースがあるのも特徴的です。ノンネイティブ向けの英語コースはCourseraの方が充実していますが、IT系のコースはCourseraよりEdXの方が幅広くコースがある印象です。
『IELTS Academic Test Preparation』
海外留学で必要となるIELTS Academic Testの準備コースです。テストスコアを上げたい人やこれから受験する人にとって4技能のテスト準備が無駄なくできるようになっています。
『English for Doing Business in Asia』
SpeakingとWritingの2つのコースがあります。アジアで仕事をする際に必要な実践的英語力が身につくようになっています。これから海外駐在をする人や現在駐在中で英語力を上げたい人、外国人と仕事をする機会がある人におすすめのコースです。
EdXホームページ
https://www.edx.org/
イギリスの代表的なオンラインコース
アメリカだけではなく、イギリスにも独自の巨大プラットフォームがいくつかあります。代表的な3つをみて見てみましょう。
Open Learn
イギリスの公立大であるオープン大によるオンラインコースのプラットフォーム。1000ほどあるコース全てが無料で受講可能です。各コースとも実践的なアクティビティがたくさん用意されているのが特徴で、アクティビティを消化していくことで知識が無理なく身につきます。
『Business Communication: Writing a SWOT Analysis』
SWOT分析のレポートを書くことに特化したコースで、ビジネスライティング力をつけたい人や仕事でSWOT分析のレポートを書くことがある人におすすめです。ケーススタディもあり、実際の分析レポートをみることができます。日本語でレポートを書く場合の参考にもなるでしょう。
『Everyday English』
2つのレベルがあり、日常で使う英語の4技能を学ぶことができます。英文をなぜ読むのか、読み方の違いや、ライティングもしっかり学べます。会話のパートではボディランゲージもカバーされているのも特徴的です。各コースとも学習時間が48時間と長く、腰を据えて英語を学びたい人向けです。コースで学んだことをオンライン英会話で実践するのもいいでしょう。他のプラットフォームの英語学習コースに比べてアクティビティのボリュームが圧倒的に多いので、きちんと学習すれば英語力の向上が期待できます。
Open Learnホームページ
https://www.open.edu/openlearn/
Future Learn
アメリカのEdXと同様、無料聴講の場合は受講期間に制限があります。イギリスならではのコースもたくさんあって面白いです。アメリカの大学も参加しており、重なるコースもあります。大学院レベルのコースも数多くあるので、海外の大学院に留学予定の方にもおすすめです。特に教育関連のコースが充実している印象です。
無料で受講できるコースはIncluded in Unlimitedと明記されているコースで、Join with limited accessを選ぶと期間限定で無料受講ができます。コースが3−4週間と短いものが多いので、気軽に受講できるでしょう。受講者のコメントが活発で、他の人の意見を読むことで色々な考えや他の人が持っている知識も学べるのが特徴です。積極的に参加すると英語で自分の意見を伝える力も身につきます。
『Study UK: Prepares to Study and Live in the UK』
イギリスに留学を考えている人向けのコース。イギリスの教育システムや授業のノートの取り方、プレゼンテーションの仕方なども学べるようになっています。
『English for Workplace』
ビジネス英語のコースで、就職・転職したい人向けです。仕事の見つけ方、面接、実際に仕事を始めてから役立つ英語などが学べます。海外転職や外資系で英語の面接を受ける予定のある人に役立つコースです。
Future Learnホームページ
https://www.futurelearn.com/
Alison Courses
私的企業が参加しているイギリスのオンラインコースプラットフォーム。全て無料で受講できますが、広告が入るのが少し面倒な点が難点です。広告を外すには月額€7.99のプレミアムメンバーシップ料を支払う必要があります。企業提供のコースなため、大学主催のプラットフォームにないユニークなコースがたくさんあるのがポイント。外国人向けの英語コースは初心者から中級向けのコースが大変充実しているので、海外のオンラインコースで英語を学びたい人はぜひ活用するといいでしょう。
その他運動系も充実しており、フィットネスやヨガ、筋トレなどのコースがたくさんあるのも面白いです。他のプラットフォームと違い一般企業が中心のプラットフォームなので、実践的な知識が身につくのが特徴で、すぐ仕事で使える能力を身につけたい人に役立つコースがたくさんあります。
『Diploma in English Language and Literature』
文法からライティングやスピーキング、シェークスピアまで総合的に学べる英語コースで中級以上向けです。英語の総合力を上げたい人、しっかり学習したい人におすすめのコースです。
『English for Tourism – Hotel Reception and Front Desk』
他のプラットフォームにはないホスピタリティに特化した英語コースです。ホテル勤務で外国人と接する機会がある人に役立つ内容となっていますが、顧客のために海外のホテルの予約を取るための英語も学べるようになっているので、旅行社にお勤めの方にもおすすめです。
Alison Coursesホームページ
https://alison.com/
無料で受講できる海外のオンラインコースがわかったら
どのプラットフォームもコースや参加大学・企業、使い勝手に特徴があり甲乙つけがたいので、興味あるコースをまずは一つずつ受講してみて、自分に合うかどうかを見極めるのもいいでしょう。私は英語以外の外国語のコースや興味ある専門分野のコースを受講しています。無料だとモチベーションが続かなかったり、修了証がもらえず履歴書に書けなかったり、LinkedInでシェアできなかったりするので、聴講中や聴講期間終了前後に有料メンバーにアップグレードするのもおすすめです。
海外のオンラインコースで学んだ英語を復習したいなら、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してみましょう。
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する