人と話をしていて、相手の知識量や情報量に驚いた時、「あなた、通ですね」と言いたい時はありませんか?「ワイン通」「日本通」「情報通」など、特定の物事に詳しい人やこだわりのある人を表現する「通」の英語はいくつか存在します。今回はそんな「通」の表現方法とともに、そこから趣味の話につなげるフレーズも合わせてご紹介したいと思います。
ネイティブがよく使うSavvyで「- 通」を表現しよう
友人が熱心に趣味の話をしている時、「通だね!」といってあげると相手も嫌な気持ちはしないものです。そんな「通」の英語表現の中でも、まずは「Savvy」という単語をご紹介したいと思います。「精通した」「情報通の」という意味の単語ですが、あまり学生時代には目にしなかった英単語ですよね。
しかし最近は雑誌や新聞、ネットなどでもよく目にする日常的な言葉です。前にハイフンをつけた「- savvy」の形で下記のように使われることがよくあります。
・fashion-savvy(ファッション通の)
・media-savvy(メディア通の)
・tech-savvy(テクノロジー通の)
・smartphone-savvy (スマホ通の)
このsavvyを使って、例えばこんな風に話をふくらませる事ができますよ。
You are so fashion-savvy. What is your favorite fashion magazine to read?(君は本当にファッション通だね。どのファッション雑誌がお気に入りなの?)
この例文のように、ファッション通な人にはどんな雑誌を買っているのかや、どこのブランドの洋服が好きなのか、などといった質問を付け加えて趣味の話を広げると会話も発展しそうですよね。
また「savvy」はハイフンを使って表現する以外に、下記のような表現方法でも耳にします。
He is a politically savvy guy.(彼は政治に精通した男だ。)
「guy」は「男」「やつ」というような意味でフランクな表現です。「politically(政治的に)」という副詞を「savvy」の前につけて「政治に精通した」という表現ができます。
なお、「savvy」はもともとスペイン語の「sabe(知っている)」に由来する言葉で、「savvy!」で「わかった!」「理解した!」というスラングとしてもよく耳にします。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』で、ジャック・スパロウが「Savvy?(おわかり?)」という言葉を口癖として使っていたので、耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。インフォーマルな場面で使える表現ですので、友人などに使ってみてはいかがでしょうか。
Savvy以外でも「通」を表現するフレーズたち
Savvy以外でも「通だね」という表現はいくつかあります。簡単なものから少しお硬い表現まで様々ですが、例文とともにご紹介しましょう。
よく知ってるね:You know a lot about 〜
You know a lot about Japanese novels. How many books do you read a week?(日本の小説についてよく知ってるね。週にどれくらい読むの?)
まずは「know(知っている)」を使ってシンプルに表現する方法からご紹介しましょう。「You know a lot about 〜」は「about」の後に比較的どんなものを入れても表現できる便利なフレーズです。似た表現で「You really know about 〜」や「you know so much about〜」などもあります。例えば本の話であれば、その後に「週に何冊くらい本を読むの?」とその量を聞いて、話を膨らませてもいいでしょう。答え方としては、「週に2冊」であれば「2 books a week」、もしくは「2 books per week」と表現します。
専門家だね:expert
You are an expert on American history. Where did you learn that?(君はアメリカの歴史の専門家だね!どこで学んだの?)
「expert(エキスパート)」は日本語でもたまに耳にするのでご存知の方も多いでしょう。本当にそれを専門にしている専門家に対しても使いますし、専門家くらいよく知っている通な人に対してかける言葉としても使えます。「an expert on〜」で「〜の専門家」と表現したり、「an American history expert」という語順で表現することもできますよ。
また似た表現で「authority(権威)」という言葉を使って「通」を表現することもあります。その場合は「You are an authority on American history.(アメリカの歴史の通だね)」というように使いますよ。
例文の「where did you learn that?(どこで学んだの?)」という文章は、比較的どんなエキスパートにも聞けるフレーズで便利です。
知識豊富だね:Knowledgeable
You are very knowledgeable about movies. What is the movie that moved you most?(あなたは本当に映画通ですね。これまであなたが一番感動した映画は何ですか?)
「knowledge」は「知識」という意味の名詞。そこに接尾辞の「-able(できる)」がついて形容詞の「knowledgeable」となり、「よく知っている」という意味に変化しました。例文では映画通な人に一番感動した映画を聞くことで、趣味の話に話題を膨らませています。ちなみに「move + 人」は「人を感動させる」「人の心を動かす」という意味です。
目利きだね:connoisseur
You are a connoisseur of good food. Do you know any good restaurants near here?(あなたは美食家ですよね。このへんでおすすめのレストラン知りませんか?)
「connoisseur」は「コノシュアー」と発音します。特に芸術や食、音楽などの道を極めた目利きという意味が根底にあり、そこから「通」という表現でよく使われます。グルメ通、ワイン通、音楽通などを表したいときにはピッタリの単語です。グルメの話題は皆が楽しめるので、グルメ家の人がいたら、例文のようなフレーズで話題をスタートさせると楽しい会話ができそうです。
熟知した:well versed
He is well versed in Chinese affairs. Let’s ask him about this news.(彼が中国通だよ、彼にこのニュースについて聞いてみよう。)
「verse」はもともと動詞で「人に教える」という意味。その受動態の「versed」は「よく教育された」「熟知した」という意味になります。「well versed」と似た表現で「well informed」という言葉もあります。やはり「よく知っている」「精通した」という意味になります。なお例文の「affair」は「出来事」という意味があり「Chinese affairs」で「中国の様々な出来事」という意味合いになります。
精通している:be acquainted with
This author is acquainted with business culture. Have you read her book?(この作家はビジネス文化に精通しているよ。彼女の本を読んだことある?)
「be acquainted with〜」も「〜に精通している」「〜をよく知っている」という意味。「acquainted」は「アクウェインティド」と発音します。なお、この「be acquainted with〜」は「〜と知り合いである」という意味もあるので注意しましょう。
「通」の英語表現がわかったら
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