日本人は古代からサウナ好き!サウナの歴史から「ととのい方」までを英語で語ろう

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皆さんはサウナがお好きですか?日本だけでなくサウナは海外でも大人気で、その魅力は多くの方のリラックス方法として定着しているようです。そこで今回はそんなサウナの歴史やサウナに関する英語表現などをご紹介したいと思います。これを機に自信をもってサウナの魅力を英語で伝えましょう!

サウナの歴史

サウナはフィンランドからやってきたということを聞いたことがある方は多いでしょう。2000年前のフィンランド、カレリア地方で、食料を貯蔵したりスモークするための部屋が、いつの間にか沐浴する場所に変わっていきました。

日本へサウナが持ち込まれたのは1964年の東京オリンピックの選手村がきっかけだったそう。選手村にサウナが設けられたのを契機として全国に広がったといわれています。

日本人は古代からサウナ好き?

しかしフィンランド形式のサウナではないとしても、実は日本人は古代の時代からサウナのような「蒸し風呂」に入っていたと考えられています。実際にお湯をはって体をお湯に浸す現在の「温湯浴」の形になったのは江戸時代以降のことで、それまでは蒸気で体の汚れを浮かせて落とす「蒸気浴」が主流でした。長い年月蒸気浴を楽しんできた日本人にとって、近年サウナがブームになっているのはむしろ必然のことと言えそうですね。

(参考文献:筒井功(2008年)『風呂と日本人』文芸春秋)

サウナを英語で語ろう

サウナは個人としてのリラックスの場だけではなく、海外では重要な取引相手などと、共に汗を流して交流を深めるツールとしても用いられているそうです。次はそんなサウナについて、海外の方を誘う際の便利な表現や、サウナの入り方について説明するフレーズをご紹介しましょう。

サウナに誘おう

まずは同僚や友人にサウナの魅力を説明しながら誘ってみる表現をいくつかご紹介します。

Do you like to get in a sauna?(サウナに入るのはお好きですか?)

まずサウナは英語で「Sauna」と書いて「ーナ」と発音します。日本語とはかなり発音が違いますので注意しましょう。「サウナに入る」は「get in a sauna」の他に「have a sauna」「take a sauna」などとも表現することができます。

I often go to the sauna after work. It is good to sweat a lot in the sauna.(私はよく仕事の後サウナに行きます。サウナで大量に汗をかくといいですよ。)

サウナといえば汗をかくことですよね。「汗をかく」は「sweat」といい「スウェット」と発音します。「仕事の後」は「after work」、仕事の前なら「before work」と表現します。

A sauna is good for a stiff body.(サウナは体のこりにいいですよ。)

「stiff」は硬いという意味。「a stiff body」で「凝った体」という意味。リラックスにいいと言いたい場合は「A sauna is good for relaxation.」と置き換えればよいので、便利な表現ですよ。

I feel revitalized after taking a sauna.(サウナの後はととのったように感じます。)

サウナといえば「ととのう」という状態を表現したいところですよね。例えば「すっきりして活力がみなぎった状態」と言いたい場合には「revitalized(生き返った)」という言葉で説明できるかもしれません。なお「revitalize」は「リバイタライズ」と発音しますよ。

We say “totonou” which describes a state of physical relaxation and mental calmness after taking a sauna.(サウナに入った後の身体的なリラックス状態と精神的な落ち着きを意味して、私達は「ととのう」といいます。)

日本で使われている「ととのう」という言葉の意味をより説明したい場合にはこのようにいうこともできるでしょう。「describe」は「説明する」という意味で、「a state of 〜」は「〜の状態」、「physical」は「身体的」、「mental」は「精神的」という意味の英語表現です。「calmness」は「calm(落ち着いた)」という単語の名詞形で「落ち着き」と訳すことができるでしょう。

サウナの入り方を説明しよう

次に、初めてサウナに来る方にサウナの入り方を説明する表現をご紹介しましょう。サウナのマナーや効率的な入り方を説明して、一緒に整いましょう!

Let’s take a shower before the sauna.(サウナの前にシャワーを浴びましょう。)

まずは体の汚れや匂いを取るためシャワーに入ることを紹介しましょう。「シャワーを浴びる」は「take a shower」と表現しますよ。

Before entering the sauna, let’s dry our skin to speed up perspiration in the sauna.(サウナに入る前に、体を乾かしましょう。そのほうがサウナの中での発汗が早まります。)

体の水分を拭き取ってサウナに入ることで汗がより早くかきやすくなるそうです。「dry our skin」で「肌を乾かす」の意味。「perspiration」は「発汗」という表現の英単語です。

When in the sauna, sit on a sheet or a towel.(サウナの中ではシートかタオルの上に座りましょう。)

サウナでは直接座るのではなく、なにかを敷いて腰掛けるということを伝えましょう。ちなみに「When in the sauna」という文には主語動詞がなく、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。これはもともと「when we are in the sauna」という文章だったもので、その中の主語と動詞である「we are」が省略されて表現されています。よくある形なので覚えておきましょう。

It is recommended to sit on the lower bench at first, because the temperature is lower there.(最初は低い方の段に座ることをおすすめします。そのほうが温度が低いからです。)

階段式になったサウナでは、最初は下の段に座り、徐々に上にあがっていくことが推奨されています。「It is recommended to」で「〜をおすすめする」という意味ですよ。「at first」は「最初は」、「temperature」は「温度」という意味。

When entering the first time, we should not stay in the sauna for more than 10-12 minutes. (最初に入るときは、10分−12分以上サウナの中にいてはいけません。)

サウナに最初から長く入るのはNG。長くとも10分−12分が推奨されています。「more than〜」は「〜以上」の意味ですよ。

When heating up enough, leave the sauna and gradually cool off under the shower and the cold bath, then sit down and rest at room temperature or outside.(十分温まったらサウナを出て、シャワーと水風呂でゆっくりと体を冷やし、室温か外に座って休憩しましょう。)

サウナを出たら体をクールダウンすることを説明しましょう。「gradually」は「徐々に」の意味、「cool off」は「涼む」という意味です。「cold bath」はサウナには欠かせない「水風呂」のこと。

Heating up – cooling off exchange can be repeated as many times as it pleases you. For the majority of people, 2 sessions are enough.(温まったら涼むというサイクルを気持ちいいと思うだけ繰り返しましょう。多くの人はだいたい2セッションすれば十分です。)

「please」は「楽しませる」という意味の動詞で、「as many times as it pleases you」は「それがあなたを楽しませるなら何回でも」というのが直訳です。「majority」は「多数」の意味で、「大多数の人は2セッションで十分」ということですね。

サウナの英語がわかったら

サウナはストレスの多い日本の社会において、体と心をリラックスさせる方法として定着しつつあります。そんなサウナの魅力をぜひ英語で海外の方にも伝えたいですよね。サウナの入り方のマナーや「ととのう」の意味まで、この記事を参考にぜひ自信をもって説明してみてくださいね。

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