SNSで英語のメッセージを送ったり、英語学習用アプリを使ったり、普段スマートフォンで英語を書く機会は多いのではないでしょうか。ローマ字入力に使う英語キーボードが便利ですが、ひょっとして、1文字1文字打ち込みながら入力していませんか?実は英語には「なぞり入力」というものがあり、キーボード上に指をさっとすべらせるだけで、単語が入力できてしまうのです。入力時間をグンとアップさせる「なぞり入力」のやり方と、それによって英語力をアップさせる方法をご紹介しましょう。
「なぞり入力」で英文入力をスピードアップ
外国映画などで、スマートフォンでメッセージを送るとき、キーを1つ1つたたくのではなく、さっと指をすべらせているのを見たことはありませんか?あれはSlide to Type(なぞり入力)といって、1文字1文字打たなくても単語が入力できるのです。どのようなやり方をすればいいのか、見ていきましょう。
そもそも「なぞり入力」とは?
例えば、available(利用可能、空いている)という単語を入力したいとします。普段は
a v a i l a b l e
と1文字ずつ入力していると思います。
なぞり入力では、キーボードから指を離さず、
a⇒v⇒a⇒i⇒l⇒a⇒b⇒l⇒e
と文字の上をすべらせていきます。すると、画面に
available
と自動的に入力されます。次の語の入力を始めると自動的にスペースが入力され、スペースキーを押す必要もありません。一度試してみると、格段の速さで入力できることがわかると思います。
「なぞり入力」を使えるようにするには
iPhoneでは「なぞり入力(Slide to Type)」、AndroidではGboardアプリの「グライド入力(Glide typing)」という名前になっています。あらかじめ使える状態になっていることもありますが、キーボード上で指をすべらせても単語が出てこない場合、以下のような方法で設定してください。
iPhoneで「なぞり入力」を有効にする
「設定」>「一般」>「キーボード」>「なぞり入力」をオンにする。
Androidで「グライド入力」を有効にする
1.「設定」>「一般管理」>「キーボードリストと初期設定」でリストに「Gboard」があることを確認。なければ「Gboard」アプリをダウンロードしてインストール。
2.「Gboard」アプリの「設定」>「グライド入力」で、「グライド入力を有効化」をオンにする。
頭の回転上昇、英語学習にも役立つ
最初のうちは「速い!すごく便利!」と思うかもしれませんが、使っているうちに次第に、「頭の回転が指についていかない…」なんていうことになる可能性があります。実はこれ、単語のスペルをネイティブ並みに正確にイメージできるようになっていないと、うまくいかないのです。そこで、なぞり入力に慣れながら英語力をアップさせるための方法をお教えします。
なぞり入力を練習してみよう
例えば、次の文を覚え、文字を見ないでなぞり入力してみてください。
Please let me know when you are available.(いつが都合がいいか教えてください)
1文字ずつ打つときは、「P l e a s e」と打ったところで「次はl e t」と1語1語ゆっくり確認しながら入力できます。ところがなぞり入力では、指をすべらせると単語が一瞬にして現れるので、「Please」と出てきた瞬間にはもう指がletをなぞり始めているくらいでないと、なぞり入力のメリットである速さが生かせません。
また、availableは「avai」くらいまでなぞったところで「次はなんだっけ?」と指が止まってしまう可能性が。変換候補が出てくればいいのですが、そうでないと結局「… l a b l e」と1文字ずつ打ったほうが早いなどということになりかねません。
なぞり入力の学習者向けメリット
つまり、なぞり入力に慣れることで、英語の次のような力が鍛えられることになります。
・頭の中に次に言うべき単語が次々と浮かんできて、スピーキング力アップにつながる。
・単語を1字1字のつづりではなく単語全体のイメージとして記憶し、それをキーボード上でスムーズに再現することができる。単語をイメージでとらえる力は、リーディングに役立つ。
なぞり入力のメリットは、「速く入力できる」というだけでなく、「話すための速さ」「読むための単語力」がネイティブレベルに近づいていくことだと言えます。
なぞり入力は英語力アップのトレーニングになる
会話文を暗記してなぞり入力の練習をすると、同時に英語力アップのトレーニングにもなります。例として、次の会話を1文ずつ暗記してなぞり入力してみてください。
A: What did you have for dinner last night?(ゆうべは夕食に何を食べたんですか?)
B: I went to a barbeque restaurant with my family. We really ate a lot.(家族と焼き肉屋に行きました。本当にたくさん食べたんですよ)
A: Do you often go to a barbeque restaurant?(焼き肉屋はよく行くんですか?)
B: Once or twice a month. My brother likes it so much.(月に1、2回。兄がすごく好きなんです)
単語が頭に浮かんでこなくて、「英文見ながら1文字ずつ入力したほうが早い!」なんていうことになっていませんか?身近なところにある会話素材を使って、どんどん練習してみてください。
英文をラクに打つためのワザを覚えよう
このほか、スマートフォンには英文を入力するための便利な機能がいろいろと備わってます。なぞり入力と並行して使ってみてください。
スペースキー2回連打で「ピリオド+スペース」
なぞり入力でピリオドを打ちたいときに必須の機能です。
Shiftキーのダブルタップで大文字連続入力
大文字を打つためのShiftキー(上向き矢印キー)をダブルタップすると、大文字入力で固定されます。TOEIC、UNESCOのような単語を打つのに便利。
シンプルな単語なら、カタカナ入力で英語の変換候補が出る
「つづりをど忘れ!」ということもありますよね。例えばカタカナで「パフォーマンス」と入力すると、変換候補の中にperformanceが出てきます。
なぞり入力ができるようになったら
なぞり入力の練習で単語が頭の中にスラスラ浮かんでくるようになったら、実際に外国人と会話して練習の成果を試してみたいもの。それにはぜひ、レアジョブ英会話の無料体験レッスンを活用してください。
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