英語を学びながらお家でエクササイズ!英語フィットネスアプリ8選

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自宅にいながら運動ができるオンラインレッスンが人気ですが、日本ではスタジオレッスンをそのままオンラインレッスンにしたライブ形式がのものが増えてきていますね。海外の場合、無料あるいは少額で利用できるフィットネスアプリがたくさんあります。

普段の英語学習に加えて、英語のフィットネスアプリを使いながら英語に触れてみるのも気分が変わって楽しいもの。今回は数あるフィットネスアプリの中から、特に人気のアプリをピックアップしてご紹介します。有料のアプリでもトライアルで利用できるものや無料機能がありますので、いくつか試して自分にピッタリなものを見つけ、いつもとはちょっと違うリスニング練習を取り入れてみましょう。

英語のフィットネスアプリを使うメリットとは?

英語のフィットネスアプリには、日本語で利用できるものもありますが、できればあえて英語版を使ってみましょう。その理由は主に次の2つです。

体力をつけながらリスニング力もパワーアップ

せっかく英語学習をしているのですから、できるだけ生の英語に触れる機会を持ちたいところ。それを叶えてくれるものの一つがフィットネスアプリです。

レッスン動画やオーディオは、当然ネイティブを対象にしているためナチュラルなスピードで録音されています。YouTube動画のように自動で日本語や英語の字幕がでるわけではないので、字幕にたよらず聞き取る必要があります。

聞き取りが苦手な人でも大丈夫!レッスンの冒頭で動きながら説明したり、細かい動きや効果を解説したりするところなど、最初は聞き取りにくい場合もあるかもしれません。しかし日常会話と違って、動きがつく分わかりやすく、英語を英語のまま聞き取り理解する練習になります。

運動と英語を同時に楽しみながら取り入れられる

フィットネスアプリは、自分の好きなタイミングに好きなだけ著名なコーチのレッスンを格安で受けられることが最大のメリットですが、英語学習者にとっては運動不足解消やダイエットに励みながら同時に英語の学習というのは大きな利点です。ジムに通う時間もなく、早朝や深夜でも好きなときに運動できるのは嬉しいですよね。

フィットネスで使われる英語は普段触れることがないので難しく感じるかもしれませんが、実はある程度パターンが決まっており、コーチやレッスンが変わっても、同じような単語やフレーズが使われます。わざわざ単語帳とにらめっこしなくても、回数を重ねるだけで自然と身につくでしょう。

リスニング練習におすすめは、瞑想プログラムなどオーディオだけで行われるプログラム。テンポもゆっくりしていて聴きやすい上、洋書のオーディオブックほど難しい表現もないのでとっつきやすいです。音声にしたがって場面を想像していくものも多く、「英語を英語のままで理解する」トレーニングに最適。動きの早いフィットネスレッスンでは、目に頼ってしまうとどうしても動きが一歩遅れますので、耳が慣れるまでは瞑想プログラムのように集中してコーチの言葉に耳を傾けるタイプのものがいいかもしれません。

運動中は体の動きに集中するので、雑念も入りません。短いものなら10分程度、長くても1時間程度、集中するだけ。余力があれば、レッスン中に使われた単語やフレーズを調べて、あとあと見返せるようにまとめておくとさらに学びも深められるでしょう。

おすすめの英語フィットネスアプリ8選

無料のものから有料のものまで、特に人気のフィットネスアプリを8つご紹介します。有料版はもとより、無料なのに機能がすごいものもあります。ダウンロードは無料ですし、有料アプリの場合も無料版がありますので、はじめは1週間ごとに違うものを使ってみて自分に合うものを探すといいかもしれません。

Nike Training

・App Store版
・Google Play版

フィットネスアプリといえば「Nike Training」。完全無料なのにプログラムが恐ろしく充実しているので、どれか一つだけ、というのならこれひとつで間違いなし。プロのレッスンを自宅でしかも無料で受けることが可能です。その度に好きなレッスンを選ぶのもよし、自分の目的に合わせて1週間から4週間のトレーニングプログラムを選ぶのもよし。日々のトレーニングをジムに通うことなく効果的に行うことができます。

レッスンは器具を一切使わないものから、ダンベルなどを必要とするもの、本格的なジムの器具が必要なものの3つのタイプがあります。レッスン内容はランニングする人向けのクールダウンやウォームアップなどの軽いものから、インテンシティの高いものなどさまざまなレベルが目的に合わせて用意されています。ヨガのレッスンも5分程度のものから60分の本格的なものまで充実していて、無料とは信じられないほどの充実度!毎週ライブレッスンの配信も行われ、参加できなくてもアーカイブで見ることができます。

さらにこのアプリのすごいのは妊婦向け12ヶ月のプログラムがあることです。妊娠ステージに合わせたレッスンが組まれていますので、妊婦向けフィットネスクラスに通いたいけど近くにない、というような人でもこのアプリ一つで妊娠中の運動不足を解消できます。

シモーヌ・バイルズ、セリーナ・ウィリアムズ、ジュリー・エルツなど、有名人やアスリートが主催するクラスもあるのが、「さすがナイキ」という感じですね。日本でインストールする人は、日本及び日本語に自動設定されていると思うので、プロフィールの設定で適当な国を選ぶと言語も英語の選択ができるようになります。例えば香港を選択すると言語は中国語か英語の選択肢があります。

Daily Yoga

・App Store版
・Google Play版

私が長年愛用しているヨガアプリがこの「Daily Yoga」。海外では人気ナンバーワンといってもいいぐらい有名です。無料版もありますが、世界中の著名なヨガコーチがプログラムを提供している「Masters’ Workshop」は有料でもつかいたくなる優れモノ。私はプレミアムメンバーで利用しています。

このアプリにはコミュニティ機能があり、メンバー間の交流や参加が活発なのも特徴的です。毎月何かしらのチャレンジを行っていて、チャレンジ終了すると5日間とか10日間のプレミアムメンバーシップが無料でもらえるます。(プレミアムメンバーは期間が延長という形)レッスンやプログラムも新しいものが毎月いくつか追加されます。

妊婦向け、妊娠したい人向けのプログラムやYin、Restorative、Ashtanga、Hathaなど異なるタイプのヨガプログラム、足・胸・背中・首など体の特定の部分の強化や柔軟に特化したもの、朝起きたとき、寝る前などの場面別のプログラムなどさまざまなタイプがあります。

ヨガプログラムの充実度もすごいですが、目的に合わせた瞑想プログラムの充実度も半端ありません。音声に合わせてではなく、自分1人で瞑想したい時やリラックスしたい時の音楽も和夫多くあるので、私はよく読書しながら聞いています。たくさんの瞑想やヨガレッスンのガイドをしているGiaさんの声がとても素敵なので、ぜひ試して欲しいアプリの一つです。

Nike Run Club

・App Store版
・Google Play版

ジョギング初心者も毎日走っている人にもオススメのアプリ。無料で利用できます。英語のガイドを聴きながら目的やレベルに応じて走れるので、英語のリスニング練習はもちろん、今まで漫然とジョギングしていた人にはパーソナルコーチがついた気分で充実したトレーニングを行うことが可能です。

マラソン大会への参加を予定している人にはフルマラソンに向けた準備用18週間のプログラムやハーフマラソン大会準備の14週間のプログラム、ジョギング初心者向け4週間のプログラム、5km走れるようになることを目的として8週間のプログラムがプログラムがあるほか、その日の気分やレベル・体調で選べる20分から1時間程度のガイドレッスンが選べます。

私は走るということに大変苦手意識がありますが、アプリの中身を見ていたら走りたくなってきました。モチベーションを保つために、毎月5km-100kmを走るチャレンジもあり、希望のゴール距離がない場合は自分で作ることもできるようになっています。

Adidas Training

・App Store版
・Google Play版

ナイキの競合アディダスもアプリがあります。有料版は月額1000円弱で、無料版はアクセスできるレッスンが限定されるので、アプリの評価としてはナイキの勝ちといえるでしょう。私もそうですが、無料だと思うとなかなか定期的にやらなくなる人には少しでもお金を払うとモチベーションが上がるので、有料版を使うのもいいと思います。ナイキのアプリに比べて作りがシンプルなので、機能があり過ぎると使いにくいと感じる人にもおすすめです。

アディダスのアプリはスタジオレッスンのものだけではなく、ナレーションと動きに合わせて秒をカウントしながらするプログラムもあることが特徴です。スタジオレッスンタイプのものはリスニング力の面で厳しいと感じる人は、アディダスのアプリを使ってみるといいかもしれません。

またランダムに好きなレッスンを選ぶというのではなく、期間や目的、フィットネスレベルに合わせて自動的にプログラムが組まれます。その中には筋力や持久力を高めるものやヨガもバランスよく組み込まれていますので、そういう意味では英語のフィットネスアプリに慣れていない人にも迷うことなく使いやすいです。

C25K

・App Store版
・Google Play版

走ってみたいけど、何から始めたらいいのかわからないという人向けのジョギングアプリ。1日30分、週3回のトレーニングで、わずか8週間でゼロから5kmのゴールを目指すための基礎が身につくようにデザインされています。内容的にはランニングとウォーキングを組み合わせたトレーニングから始め、徐々に無理なく体力をつけていくようになっているので、普段運動していない人も取り組みやすいのが特徴です。

英語のガイドはとても初歩的なものですが、コミュニティ機能がありアプリ参加者による交流が活発です。英語で質問してみたり、自分の進度報告をして世界中の人とコミュニケーションをするのも英語の読み書きの練習になります。

J&J Official 7 Minute Workout

・App Store版
・Google Play版

ジョンソン&ジョンソンのフィットネスアプリで、スタジオレッスンタイプではなく、音声とアバターで動きのガイドが行われるタイプのものです。各動きを行う回数や体の動きに関するポイントがナチュラルスピードの英語で説明されます。

「7 Minute Workout」の名前の通り、7分間のHIITプログラムが中心ですが、中には20分以上のものもあります。J&Jのヒューマンパフォーマンス研究所で運動生理学のディレクターを務めるクリス・ジョーダンがデザインしたこともあり、短時間で気軽に効果的なエクササイズができ、アプリ自体の作りも非常にシンプルなのが人気です。あらかじめセットされたプログラムは22種類ですが、カスタマイズも可能です。

有料版で特徴的なのは、ゲーミフィケーションが追加されていること。 基本的には3つのライフでスタートし、1日サボると主要な臓器を1つ失うだけですが、3日連続でサボると「死ぬ」つまり最初からやり直しになります。三日坊主の人には最低3日に一度は運動をしないといけないという強制力が働くのは面白いですね。

7 Minute Workout: Exercise App

・App Store版
・Google Play版

イラストアバターによる動きの無料で利用できる超基本的なアプリです。トップページから、「Daily 7」という7分間のベーシックなワークアウトプログラムや、他の7分間の腹筋やお尻のエキササイズプログラムが選べます。

英語学習という観点から見ると初心者向けです。初めて英語のフィットネスアプリを使う人には、使われている英語も非常にシンプルなのでいいかもしれません。

FitOn

・App Store版
・Google Play版

ピンク、アリシア・キーズ、ミンディ・カリングと仕事をしたジャネット・ジェンキンズ、Blogilatesのキャッシー・ホー、Love Sweat Fitnessのケイティ・ダンロップなど、今日のトップトレーナーによるレッスンが充実しています。

ダンス、ヨガ、HIITなど複数の種目のエキササイズがあり、重点的に鍛えたい体の部位で検索したり、目標達成に役立つカスタムプログラムを作成したりすることも可能です。目標が定まっていなくても、無料でさまざまなワークアウトを試すことができるので、体を動かすのが楽しくなるようなエクササイズを見つけることができるようになっています。

無料で利用できますが、有料プランはダイエット用のミールプランや無料版にない音楽、カスタムプランなどが利用できます。毎時間毎に始まるエクササイズやチャレンジもたくさんあり、目的に応じたコミュニティも活発です。作り的にはDaily Yogaのフィットネス版という印象で、世界中の仲間と一緒に楽しくワークアウトする、英語学習も兼ねて、という目的に合っているアプリです。

フィットネスの英語アプリの概要がわかったら

無料アプリで使いたいならナイキのアプリが個人的にはオススメ。ただ、クラスの数がとにかく多いので、もっとシンプルなアプリを好む方は他のアプリから選んで使ってみてください。自分に合うアプリを探すのも楽しいもの。アプリの使いやすさや英語のレベルなど吟味して、長く使いたいと思えるアプリを選んでくださいね。

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