ホームパーティーは和製英語?ホームパーティーにまつわる英語フレーズをご紹介!

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友人や家族、親せきなど身近な人たちを自宅に呼んで、おもてなしをするホームパーティー。日本でも身近になりつつありますが、欧米では誕生日パーティーやクリスマス、ハロウィーン、引っ越しパーティーなど一年を通してホームパーティーを楽しんでいます。今回はそんな、ホームパーティーにまつわる英語表現を紹介します!

ホームパーティーは和製英語?

最初に、ホームパーティーは英語なのか?についてです。ホームパーティーはそのままhome partyで通じそうですが、英語にhome partyという表現はなく、じつは和製英語なのです。

homeと partyから、言いたいことは察してもらえるかもしれませんが、我々がイメージするホームパーティーとは異なるイメージで受け取られてしまう可能性があります。

では、「ホームパーティー」は英語でなんと言えばよいのでしょうか。解説していきますね。

ホームパーティーを英語で言うと?

「ホームパーティー」は、英語でhouse partyと言えばOK!という説明をよく見聞きしますが、このhouse partyも、我々がイメージするホームパーティーとは、じつは少し異なります。

欧米でhouse partyと言えば、例えば大学生などが、ある家に大人数集まって、お酒をたくさん飲んでドンチャン騒ぎをするような、そんなにぎやかなパーティーのイメージがあります。

また、partyという言葉には、誕生日パーティーやクリスマスパーティーなど、なにか「特別なイベント」というニュアンスが含まれています。なので、特に何かを祝うわけではなく、ただ人を呼んで食事を楽しむような場合は、「自宅でのlunch/dinnerに誘う」といった感じの表現が自然です。

いくつか例文をみてみましょう。

Why don’t you guys come over to my place for dinner next week? (来週、うちでホームパーティーしない?)

my placeで、私の家という意味になります。もちろんmy houseでもOKです!

My co-workers came over for lunch yesterday. (昨日、同僚とうちでホームパーティーをした)

では次は、誕生日パーティーなど、「特別なイベント」を楽しむ、いわゆるパーティーの場合にはどのように表現するのかみていきましょう。

They threw a party for Tim’s 7th birthday. (彼らはティムの7歳の誕生日パーティーを開いた)

「パーティーを開く」は、throwやhaveを使って、throw a party、have a partyと表します。

We’re having a Halloween party at Toshi’s place. Do you want to come with me? (トシの家でハロウィンパーティーをするんだけど、いっしょに行かない?)

I’m going to throw a BBQ party at my place and ask my family and friends over. (家族や友人を呼んで、うちでBBQパーティーをする予定です)

欧米のホームパーティー

次は、誕生日パーティーやクリスマスパーティー以外に、日本ではあまり馴染みのない、欧米ならではのホームパーティーを例文と一緒に4つ紹介します。

Baby Shower(ベビーシャワー):

プレゼントを持ち寄って出産を控えた妊婦さんをお祝いするパーティーをbaby shower(ベビーシャワー)と言います。

日本では出産後にプレゼントを贈ることが多いですが、アメリカなどでは出産前のbaby showerで、友人や親せきが集まり妊婦さんへプレゼントを贈ります。baby showerは生まれてくる赤ちゃんを、みんなで温かく迎え入れるための大切なイベントと言えます。

オムツを束ねてケーキに見立てたdiaper cake(ダイパーケーキ)は、baby showerならではのプレゼントになっています。

Diaper cakes are one of the popular gifts to take to a baby shower. (ダイパーケーキは、ベビーシャワーの人気ギフトの1つだ)

Bridal Shower(ブライダルシャワー):

結婚をひかえた女性を、その友人や親せきが集まってお祝いするパーティーです。基本は、ゲストも女性限定です。

欧米には日本のように結婚式の際にお祝儀を渡す習慣はなく、bridal shower(ブライダルシャワー)でプレゼントを贈るのが主流です。

アメリカでは、無駄なプレゼントがないように前もって希望リストが準備されることが多く、これも実用的なアメリカならではの習慣ですね。

A bridal shower is usually hosted by the bride’s close friends. (ブライダルシャワーは、通常、花嫁の親しい友人たちが主催する)

Housewarming Party(ハウスウォーミングパーティー):

引越しや新居のお祝いパーティーのことです。友人や親せきを招待して皆で楽しい時間を過ごし、これから住む家の中を温めてもらおうというパーティーです。

ホストは家の中を紹介して回ります。ゲストは新居に役立ちそうなものをプレゼントします。

A housewarming party is a perfect event to invite neighbors to.(ハウスウォーミングパーティーは近所の人たちを招待するのにも最適なイベントだ)

Potluck Party(ポットラックパーティー/持ち寄りパーティー):

料理を持ち寄るパーティーをpotluck party(ポットラックパーティー)と呼び(partyは付けても付けなくてもOK)、欧米では主流のパーティースタイルです。ホストの負担も少なく、気軽にパーティーを開くことができるので、欧米でホームパーティーが多い所以となっているのかもしれません。

We are having a potluck party at my house, and I’d love to have you! (うちで、持ち寄りパーティーをするから、来てね!)

I’d love to ~ (I would love to ~) は「ぜひとも~したい」という意味で、I would like toの「~したい」気持ちを強調した表現になります。

ホームパーティーでホストが使う鉄板英語フレーズ

ではここから、ホームパーティーにまつわる鉄板英語フレーズを、招待する側と招待される側のそれぞれの立場で紹介していきます。まずは招待する側からです。

ホームパーティーに誘う時の英語フレーズ

ホームパーティーに友人を誘う時、どのような表現が使われるのでしょうか。持ち寄りパーティーや、飲み物を持参してもらうようにお願いする表現など、よく使われるお誘い英語フレーズをみていきましょう。

We are having a Christmas party. Would you like to come? (クリスマスパーティーをするんだけど、よかったら来ない?)

Please join us for our housewarming party. (引っ越しパーティーをするので、ぜひお越しください)

Please feel free to invite your friends. (友達誘ってもOKだよ!)

Just bring yourself. (手ぶらで来てね)

そのまま訳すと「自分だけ持ってきてね」となり、日本人の我々には少し違和感がありますよね。ですが、これもホームパーティーにまつわる定番フレーズ。何も持ってこなくていいよ!という便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

It’s a potluck! Do you think you could bring a salad? (持ち寄りパーティーなの!サラダお願いしてもいい?)

食べ物の持参をお願いするにあたり、do you thinkとcouldを使って、とても丁寧な婉曲表現になっています。

ホームパーティーの最中に使う英語フレーズ

パーティーの時間になったら、挨拶をしてゲストを迎えます。ゲストがみな、居心地よい時間を過ごせるよう、気配りの言葉を心がけます。

Thank you for coming! (来てくれてありがとう!)

まずは、来てくれたことに対する感謝の気持ちをストレートに伝える言葉で、ゲストを迎えましょう。

Let me introduce my friend from high school. (高校時代からの友達を紹介します)

ゲスト同士が知り合いではないこともありますよね。そんな時には、Let me introduce~(~を紹介させてください)と言って、ゲスト同士が会話を始めるきっかけを作ります。

Hi, this is my colleague Hiro. (こちらが私の同僚のヒロです)

this is~は人を紹介する時に使われる、シンプルで便利な表現です。this isの後ろに、自分との関係を表す言葉(友人、同僚、妻、息子など)を入れ、その後名前を続けます。

Would you like something to drink? (何か飲み物はいかがですか?)

What can I get for you? (何になさいますか?)

Please help yourself. (ご遠慮なくどうぞ)
Please make yourself at home. (くつろいでね、ゆっくりしてね)

この2つは、ネイティブでない者にとってはちょっと違和感のある表現ですが、まさにホストの鉄板フレーズです。ぜひ覚えておきましょう。

help yourself はhelp yourself to anything on the table (テーブルの上のものは何でも自由に召し上がってください)やhelp yourself to drinks(飲み物はご自由にどうぞ)と表現することもできます。

make yourself at homeは「あなたを自分の家にいるような状態にする(→自分の家にいるように)くつろいでください)」という使役動詞makeの典型的な構文です。

Feel free to eat whatever you want. (ご自由に何でも召し上がってくださいね)

これもゲストに食べ物をすすめる定番フレーズで、feel free to~は「自由に~する、遠慮なく~する」という意味のイディオムです。

ホームパーティーでゲストが使う鉄板英語フレーズ

次は、ホームパーティーに招待された側が使う英語フレーズです。招待された時とパーティーの最中に使うフレーズをそれぞれ順番にみていきましょう。

ホームパーティーに招待された時のフレーズ

Thank you for your invitation. I am glad to come. (ご招待ありがとう、喜んで伺います)

Who else is coming? (他に誰が来るの?)

Could I invite Yuko to the party? (ユウコも誘っていい?)

I would like to come, but I’m afraid I have another engagement. (とても行きたいんだけれど、ごめんなさい、先約があるの)

I’m afraidを使うことによって、せっかく誘ってもらったのに行けなくて残念だという気持ちを伝えることができます。

I’m afraid I can’t go to the party but thank you for inviting me. (パーティーには行けないんだけど誘ってくれてありがとう!)

What should I bring? (何を持って行けばいい?)

持参してもらいたいものをゲストにそれぞれお願いするホームパーティーもあります。誘われた時には、一言何を持って行けばよいのか聞くことも、マナーのひとつです。

Should I bring a dish, flowers, or a bottle of wine? (料理を持っていけばいい?それとも、お花かワインがいい?)

ホームパーティーの最中に使う英語フレーズ

ホームパーティーでは、会話に参加することも大事なマナーです。ゲストとして、招いてもらった感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。会ったことのない他のゲストに声をかける時に使える表現もあわせて紹介します。

Thank you very much for inviting us today / having us today. (今日はお招きいただきありがとうございます)

This is a little present for you. I hope you like it. (ちょっとしたプレゼントなのですが、気に入ってもらえるとうれしいです)

Thank you very much for inviting me. What a nice place you have! (お招きいただきありがとうございます。すてきなおうちですね!)

It is a very nice neighborhood. (おうちの周りも、とてもいい環境ですね)

I love your kitchen. (すてきなキッチンですね!)

日本人はほめることがあまり得意とは言えないですが、海外では相手をほめることはマナーだと思ってもOKなくらいです。はずかしいな、と思うくらいほめてちょうどかもしれませんね。

Who made this dish? It tastes great! (この料理は誰が作ったの?すごく美味しい!)

dishは「お皿」という意味の他にも、「お皿に盛られた料理」という意味もあります。またdo the dishesで「皿洗いをする」という意味にもなります。

I would love to have the recipe for this dish. (このお料理のレシピ、ぜひ教えて!)

料理を作った者からすると、とてもうれしい言葉ですよね。

How do you know the host? (ホストとはどういう知り合いなのですか?)

ゲスト同士の会話のきっかけになる表現です。おしゃべりを始めるための便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

She and I used to work together. How about you? (彼女とは以前一緒に働いていました。あなたは?)

日本では食事の終わりに「ごちそうさまでした」と言いますが、英語にはぴったり同じ意味の言葉はありません。

「ごちそうさまでした」の代わりに、下記のように「すばらしい夕食でした」「おいしかったです」と伝えるとよいですね。

Dinner was wonderful / delicious. (ディナー、おいしかったです)
I enjoyed the dinner. (ディナーを楽しみました)
The meal was fabulous. (食事はとてもすばらしかったです)

それでは最後に、ホームパーティーの終わりに使われる表現を紹介します。

It was a great party! Thank you for having us today. (とても楽しいパーティーだったよ!今日は招待してくれてありがとう)

You are a perfect host! (キミは完璧なホストだね!)

We’ll talk more next time. (次はもっと話せるといいね)

パーティーの終わりの時間がきてしまったけど、もっと話したかった!という場合などは、こんな一言が言えるとよいですね。

I’m going to have a party next month. I hope you can make it. (私も来月パーティーを開くのでぜひ来てね)

make itは「都合をつける、無事にやり遂げる」という表現で、例えばmake it through a tough timeで「大変な時期を乗り越える」というように使います。

ホームパーティーを英語で開きたいと思ったら

今回は、ホームパーティーにまつわる鉄板英語フレーズをご紹介しました。ホームパーティーは、その国ならではの暮らしぶりを垣間見ることができ、また友達の輪をひろげるチャンスの場でもあります。今日ご紹介した定番フレーズに慣れ親しんでおけば、パーティーで慌てることもありません。積極的に参加して友だちの輪を広げましょう!

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