折り紙が海外に受ける?! 日本が誇る『折り紙文化』を英語で紹介

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日本が誇る文化のひとつに折り紙があります。一枚の紙を器用に折って鶴などを作る日本人の様子に、海外の人は非常に驚き、感心してくれるものです。そんな折り紙を海外の方にも伝えたいと思った時、「折り紙という文化」の説明や「折り方」の説明を英語で行うのは少し難しい場合もあるでしょう。そこで今回はそんな折り紙にまつわる英語表現をご紹介したいと思います。

折り紙という文化を英語で説明しよう

折り紙は近年世界各地でも「Origami」として知られるようになり、世界の数十箇所に「折り紙協会」が存在する程までになりました。しかしそういってもまだまだ「折り紙を聞いたことがない」という方や「折ったことがない」という海外の方は多いもの。そこでまずは「折り紙とはなにか」について英語で説明する方法をご紹介しましょう。

Origami is the traditional Japanese art of paper folding. We make various shapes with Origami, such as plants, animals, and other living things.(折り紙とは、紙を折りたたむ日本の伝統的な芸術です。日本人は、植物や動物や生活のものなど、様々な形を折り紙で作ります。)

まずは「折り紙とはなにか」を簡単に説明します。「Origami」はすでに英語として認識されていますので、このまま使って説明します。「traditional」は「伝統的な」、「fold」は「折る」という意味です。また「various」は「様々な」、「such as〜」は「〜のような」という意味ですよ。

The crane, which is called Orizuru in Japanese, is one of most famous shapes in Origami. In Japanese legend, a person who folds one thousand origami cranes will be granted a wish.(日本語で折り鶴と呼ばれる鶴は折り紙のなかでは最も有名な形の一つです。日本の伝説では、1000羽の折り鶴を折った人は願いが叶えられるとされています。)

折り紙といえば折り鶴を連想する人も多いので、折り鶴についても説明できるようにしておきましょう。「crane」は「鶴」。「Paper crane」で「折り鶴」と表現できますよ。「legend」は「伝説」「伝承」の意味。「grant a wish」は「願いを叶える」の意味で、受け身の形の「be granted a wish」になると「願いを叶えてもらう」となります。

We usually use a square sheet of paper with no cuts, glue or markings during the folding process.(通常、紙を折る最中に切ったり糊をつけたり印をつけたりすることなく、四角い紙を使います。)

基本的には切ったり貼ったりしてはいけないという折り紙のルールも説明しておきましょう。「square」は「正方形」「四角」の意味。「glue」は「のり」、「marking」は「印をつけること」という意味です。また「process」は「過程」という意味の英単語ですよ。

折り紙の折り方を英語で説明しよう

海外からのお客様に折り紙の折り方を教える際など、「半分に折る」や「裏返す」などのよく使う単語が出てこず、スムーズに教えることができないというお声があります。適切に説明できると上手に折り紙が作れ、より楽しんでもらえますよね。そんな折り方の英語表現をご紹介しましょう。

半分に折る:fold in half

Fold the paper in half to make a crease.(紙を半分に折って、折り筋をつけます。)

「半分に折る」は「fold in half」。「crease」は折り目の意味で、「クリース」と発音します。「make a crease(折り目をつける)」もよく出てくる表現ですので是非覚えましょう。

三角に折る:fold the paper into a triangle

Fold the paper into a triangle and unfold.(紙を三角に折って、元に戻します。)

三角に折る時には「triangle(三角)」という単語を入れるとわかりやすいですね。また折ってから一旦もとに戻して折り筋をつける際などには「unfold(広げる)」という単語もよく使います。同様の意味で「open up(広げる)」という言葉を使うこともあります。

裏返す:turn it over

Turn it over and fold each corner diagonally.(裏返して、それぞれの角を対角線に折ります。)

「turn over」はひっくり返すという意味。「it」という目的語はその間に入って「turn it over」と表現します。「flip it over」も同じ意味で使うことができますよ。また「diagonally」は「対角線上に」という意味です。

谷折りにする:fold into valley shape

Fold the paper into a valley shape.(紙を谷折りしてください。)

山折りは「mountain fold」、谷折りは「valley fold」と表現します。しかし急に「山折り」「谷折り」と言われても折りなれていない方はわからない方や折り紙初心者の方には、例文のように「山の形にする」「谷の形にする」と説明するといいでしょう。

繰り返す:repeat

Flip over and repeat on the other side.(ひっくり返して反対側も繰り返します。)

折り紙は左右対称になることが多く、同じことを繰り返してほしいと伝えることはしばしばありますね。「repeat the same thing(同じことを繰り返して)」と伝えてもいいですよ。なお「the other」は「もう一方の」という意味です。

回転させる:rotate

Rotate the paper and fold the right edge to the central crease(紙を回転させて、右端の辺を中心の折り目に合わせて折ります。)

折りやすいように紙を回転させることがよくあります。そんなときは「rotate」という単語を使いましょう。また「edge」は「端」の意味、「central」は「中心」「真ん中」の意味で、これらも折り紙によく出てくる言葉ですよ。

動画で英語と折り紙を楽しもう

最近では海外でもOrigamiを楽しむ方が存在し、英語の折り紙動画を投稿する方もいらっしゃいます。そこで最後に折り紙の折り方を英語で説明している動画をいくつかご紹介しましょう。ご自身の趣味として折り紙を折る際にも、英語の動画を使えば、英語も折り紙も両方学べて一石二鳥です。ぜひ参考にしてくださいね。

<英語難易度★☆☆>飛行機:Paper Airplane

小さいお子さんの英語学習にも良さそうな動画です。動画は回転する飛行機の作り方。とってもゆっくり、簡単な英語と日本語で話してくれるので、折り紙をしながら英語もしっかり耳に入ってきますよ。

<英語難易度★☆☆>手裏剣:Throwing Kinfe

きれいな英語でゆっくり説明してくれている動画です。英語と日本語を交えて説明してくれているので、ついていきやすいでしょう。基本の動作の「Fold in half(半分に折る)」や「make a crease(折り目をつける)」などが沢山入っているので、動作と言葉が結びつきやすく、頭に入りやすいですよ。

<英語難易度★★☆>蝶:Butterfly

ネイティブの方がアップロードしている動画です。ネイティブのわかりやすい英語で丁寧に折り方を説明してくれています。最初は少し早く感じるかもしれませんので、サブタイトルが必要な場合にはYouTubeの字幕機能でサブタイトルをつけて見てみましょう。

<英語難易度★★★>:竜:Dragon

こちらもネイティブがアップロードしている動画です。口語が多くスピーディーな英語で折り紙の説明をしてくれています。生きた英語を学びながら折り紙の折り方も確認したい方や英語中級者以上の方にはオススメです。こちらもサブタイトルが必要な場合にはYouTubeの字幕機能でサブタイトルをつけて見てみましょう。

折り紙で使う英語がわかったら

小さいころ、誰でも一度はやったことがある折り紙。大人になってやってみるとまた新しい発見があって楽しいものです。せっかくですから英語と組み合わせて、楽しく折り紙を世界に広めていきませんか?

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