TOEIC直前これだけはやっておいて!実力を出し切るためのPart別攻略法!

公開日:
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOEICがだんだん近づいてくると、気持ちだけ焦って、具体的に何をするべきなのか分からない…なんて人もいるのではないでしょうか。

この記事では「TOEICの直前は何をするべき?」「少しでもスコアを上げるためのTOEIC直前の対策は?」といった疑問について解説しています。

準備してきたことがTOEIC本番で出し切れるように、そして10点でも50点でも底上げできるように、TOEIC直前に取り組むべき攻略法を確認してみましょう。

TOEIC直前に確認しておきたい解答術3選

TOEICスコアを伸ばすためには、ボキャブラリー・文法・リスニング力などが大切であることはいうまでもありません。ですが、直前になってこれらの能力を飛躍的に伸ばすことは不可能でしょう。

そこで注目するのが「時間配分」です。「いつも最後まで解き終わらない…」と苦戦している人も多いでしょう。しっかりと「時間配分」を組み立てて、時間内にすべての問題を解き切ることで、TOEIC直前であってもスコアアップが期待できます。

本番で時間内に全問解き終えることができるように、以下の3つのポイントをしっかり確認しておきましょう。

・事前に時間配分を決めておく
・答えが解らなかったときの対処法
・マークは時間があるときにまとめて塗る

それぞれ詳しくみていきましょう。

事前に時間配分を決めておく

TOEICは、リスニングセクション100問/45分・リーディングセクション100問/75分、合計200問を2時間で答えるマークシート方式のテストです。

リスニングセクションでは音声に沿って問題を解き進めるので時間配分を気にする必要はありませんが、リーディングセクションでは時間配分がスコアアップの重要なカギとなります。

TOEICは時間との勝負なので、本番中に問題をみて、いきなり時間配分を考える余裕はありません。事前に自分の得手・不得手を考慮し、時間配分を組み立ててしっかり頭に入れておきましょう。

あくまで目安となりますが、おすすめの時間配分は以下の通りです。

・Part5:10分
・Part6:10分
・Part7:55分

試験前に一度模試を解いて、上記の時間配分で解き終わるかどうかをチェックしてみると良いでしょう。

答えがわからなかったときの対処法

答えがわからなかったときに、そこで考え込んで立ち止まってしまうと、次の問題に大きな影響を与えてしまいます。特にリスニングセクションでは、次の問題の音声が流れ始めてしまったり、問題の先読みをする余裕がなくなってしまったりして、本来解けるはずの問題を落としてしまう可能性もあります。

リスニングセクション・リーディングセクションともに、1つの問題で考え込んでしまったりせず、分からない問題はさっとあきらめて、次の問題に気持ちを切り替えることが大切です。「5秒考えても分からない場合はあきらめる」といった具合に、自分なりの基準を作っておきましょう。

マークは時間があるときにまとめて塗る

TOEICで意外にも時間を消費してしまうのが、マークシートの塗りつぶしです。

リスニングセクションでは、1問1問マークシートをきれいに塗りつぶしていると、次の設問が読み上げられ、あわてて次の回答へ移るということになってしまいます。

TOEICでは問題用紙への書き込みが禁止されているので、マークシートの丸の中に小さな印だけをつけながら、問題を解き進めましょう。

各Partの最初には問題を説明する音声が流れます。Partごとの出題形式が頭に入っていれば、説明の音声を聞く必要は全くありません。その時間に前のPartで印だけしておいたマークを塗りつぶしましょう。

リスニングセクションが終わりリーディングセクションを始める前も、残ったマークを塗りつぶす時間にあてるとよいでしょう。

まとめて塗りつぶすことで、答えを変えたいと思ったときにも消しゴムでゴシゴシ消す必要がなく、また問題用紙とマークシートとを行ったり来たりして使うエネルギーを最小限におさえ、集中力を維持することができます。

セクション・パート別! TOEIC直前の攻略法

時間配分とともに、直前の攻略法として頭に入れておきたいのが、TOEICには「ひねり」を効かせた「ひっかけ問題」が多いということです。

ここでは、リスニングセクションとリーディングセクションのそれぞれについて、直前に攻略すべきポイントを解説します。各Partの出題形式も頭に入れておきましょう。

リスニングセクション

リスニングでは英文の冒頭部分をしっかり聞き取ることが重要です。ただし、5W1Hに引かれすぎないようにして、全体の意味をつかむよう、集中力を切らさず最後までしっかりと聞きましょう。

そして、先ほどお話したように、瞬間的に答えがわからなかった場合には、潔くあきらめて次の問題に移ることも大切です!

Part1

写真描写問題:写真の内容を最も的確に描写しているものを、読み上げられた4つの選択肢から選ぶ

音声の中で写真にない名詞が出てきた場合は、不正解と判断してOKです。予想・想像ができても、写真だけでは確実に判断できないような描写を含む選択肢は正解ではありません。写真に直接関わる記述を選びましょう。

Part2

応答問題:1つの質問/文章と3つの答えがそれぞれ1度だけ読み上げられる。設問に対してふさわしい答えを3つの中から選ぶ

Part2では特にひっかけ問題に注意が必要です。文頭の疑問詞を聞き取ることは重要なのですが、5W1Hに引かれすぎないようにしましょう。

例えば、「明日の会議はどこ?」という質問では、「Where〜」が使われているので「場所」を意味する言葉が正解だなと考えてしまいます。ですが、「まだ誰も知らないみたいよ」といった返しが正解になるケースがあります。

「Where」=「答えは場所に関するもの」といった具合に、短絡的に決めつけてしまわないよう、最後まで集中力を切らさず文章全体をしっかり聞くようにしましょう。

Part3

会話問題:複数人による会話が1度だけ放送される。設問に対してふさわしい答えを4つの記述の中から選ぶ

問題の説明が流れている間に、設問とその選択肢を全て先読みします。先読みをして、これから放送される問題文の内容をできるところまで想像しておきましょう。

Part4

説明文問題:アナウンスやナレーションのような短めの文が1度だけ読み上げられる。設問に対してふさわしい答えを4つの記述の中から選ぶ

Part3と同様に先読みを心がけましょう。図表問題の場合は、図表にも必ず目を通しておきます。

全ての単語を聞き取って内容を理解することは容易ではないので、聞き慣れた単語を意識して聞き取るようにしましょう。

リーディングセクション

リーディングセクション(Part5〜Part7)では、合計100問75分を自分のペースで解き進めることになります。

事前に確認しておいた時間配分に従って、時間内に全問題を解き切ることを目指しましょう。

Part5

短文穴埋め問題:4つの中から最も適当なもの選んで文章を完成させる

答えに迷ったときには、適当な解答を直感で選んで次へ進むくらいのペースでどんどん解き進め、長文問題であるPart7にできるだけ時間を残すようにしましょう。

Part6

長文穴埋め問題:4つの中から最も適当なもの選んで文章を完成させる

Part6では文脈問題が含まれますが、長文全てを読まなければ解けないわけではありません。まずは前後から解ける問題を優先して解きましょう。

Part7

長文読解問題:設問を読んで4つの答えの中から最も適当なものを選ぶ

長文ではなくまずは設問に目を通しましょう。そして、設問の中の「キーワード」を長文の中から探し出します。

長文読解問題なので、答えをすばやく見つけることは簡単ではありません。ですが、答えを探し始めて数10秒たっても見当もさっぱりつかないのであれば、思い切って次の問題へ進んでしまいましょう。

TOEIC直前の過ごし方

TOEIC直前の数日間は、無理に学習をするのではなく、今まで勉強してきた成果をしっかり出し切れるように、体調を整えリラックスした状態で過ごしましょう。

新しい参考書や勉強法には手を出さない

新しいことを記憶に定着させるには、ある程度の時間が必要です。新しい参考書などに手を出すよりも、以前間違えた問題をもう1度確認するなど、弱点の復習を中心に行いましょう。

時間を計りながら模試を解く

本番同様に時間を計りながら模試を行い、出題形式と時間配分をしっかり頭に叩き込みましょう。TOIECの出題形式に触れ、時間配分を確認することが目的なので、模試のスコア自体はそこまで気にする必要はありません。

前日はゆっくり休む

前日は無理に勉強するのではなく、当日にベストコンディションで臨めるように、リラックスして過ごしましょう。

直前にあせって勉強したところでスコアは大きく変わりません。一夜漬けなどはせずに、しっかりと睡眠時間を確保して、本番で集中できるようにしたいですね。

当日の持ち物とスケジュールを確認し、最低でも6時間の睡眠時間をとるようにしましょう。

TOEICの直前対策がしたい人は

今回はTOEIC直前の対策について解説しました。TOEICが目の前に迫ってからは、焦って新しい参考書や学習法に手を出したりせずに、弱点を中心とした復習に重点をおき、本番の環境に近づけた形で模試を行っておきましょう。

TOEICを受ける前に質問したいことがある人には、レアジョブ英会話の無料体験レッスンがおすすめです。

初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。

まずはレアジョブ英会話を無料登録しよう

Please SHARE this article.

英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう

英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。

無料登録しておくとお得な情報が届きます

今すぐ無料体験する

最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結

レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています

※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます

レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。

利用者インタビュー

無料登録~7日以内なら初月半額

今すぐ無料体験する

編集部おすすめ記事

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する