飲食店で使える注文フレーズ!キャンセルの表現も知っておこう

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海外旅行といえば、現地での食事を楽しみにしている人も多いでしょう。その国の郷土料理など、普段とは違う食事にワクワクしている人も多いのではないでしょうか。

食事をするとなると、避けて通れないのが注文時のスタッフとの会話です。今回の記事では、注文時にスマートに会話を進められる英会話フレーズをご紹介します。キャンセルしたいときなどいろいろなシーンに合わせたフレーズがありますので、旅行を予定している人はぜひチェックしてみてください。

入店~オーダーの流れを確認

まずは入店時からオーダーするまでに想定される英会話フレーズをスクリプト形式で確認していきましょう。

店:Hello, how are you? How many people? (いらっしゃいませ、何名様ですか?)
客:I’m good, thanks. We are four. (4人です。)

飲食店に限らず、入店時にはHow are you? と尋ねられることが多いですが、これは日本語でいう「いらっしゃいませ」と同じようなフレーズですので、あまり深く考える必要はありません。ただ、無視をすると少し冷たい印象になってしまうので、I’m good, thanks.とだけ答え、次の会話に移ります。

もし、喫煙や禁煙、個室など希望の席がある場合には下記の要領で伝えましょう。

客:We would like a non-smoking table, please?(禁煙席をお願いできますか?)

would like~は「~がいいです」という希望を伝えるフレーズです。喫煙席がいいなら~の部分にa smoking table、個室を希望ならa private roomを入れれば言いたいことが伝えられます。

無事席に案内されたら、メニューをもらいましょう。

客:Can I take a look at the menu?(メニューを見せていただけますか?)

Can I~の部分はCould I~やMay I~と表現することもできます。Could、Mayの方がより丁寧な表現です。また、単純にMenu, please.(メニューをください)でも言いたいことは十分伝わります。

入店時に知っておくと便利なフレーズ

上記が入店時からオーダーまでのおおまかな流れです。他にも、下記のようなフレーズを知っておくと便利です。

Are you still open?(まだ開いていますか?)

What time will you be closing?(何時に閉店ですか?)

We are eight, is it possible to take a seat together?(8人ですが、同じテーブルに座れますか?)

It’s only me right now but two more people will come later.(いまは私1人ですが、あとでもう2人きます。)

いざ注文!食べたいものを伝える

メニューをもらい、オーダーするものが決まったらスタッフを呼びます。大抵は手を挙げるだけで大丈夫ですが、もし気付いてもらえない場合はExcuse, me!(すみません!)と呼んでもOK。ただし、大声で店員の方を呼び止めるのはあまりよしとされませんので、声の加減には気を付けましょう。

店:Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)
客:Yes, please.(はい、お願いします)

注文の時によく使うのは、下記の2つのフレーズです。

Can I have a salad sandwich?(サラダサンドイッチをいただけますか?)
I’d like a salad sandwich.(サラダサンドイッチをください。)

どちらを使っても不自然ではありません。
ちなみに、下記のようにpleaseを入れるとより丁寧な印象になります。

Can I have please a salad sandwich?(サラダサンドイッチをいただけますか?)
I’d like a salad sandwich please.(サラダサンドイッチをください。)

I want~でも言いたいことは伝えられますが、子供っぽい印象になってしまったり、失礼な響きになってしまったりすることがあります。紹介した2つのフレーズを使うよう、心がけましょう。

仮に、料理名の読み方がわからない場合には頼みたいものを指さしながら

I’d like this one, please.(これをください。)

と言えば大丈夫です。

細かいリクエストを伝えたいとき

オーダーの際、苦手なものがあったりアレルギーがあったりする場合には、下記のフレーズを使えばスタッフにそれを伝えられます。

I am allergic to a shrimp. (エビアレルギーがあります。)

Can you please leave out the coriander?(パクチーを抜いてもらえますか?)

もし、特定の食材が入っているかを確認したい場合には下記のように聞きましょう。

Does it have any eggs in it?(卵は入っていますか?)

ちょっと待って!注文を変えたいとき

上記の流れでオーダーを済ませて一安心…もつかの間、「こっちの方がよかったかも!」と注文を変更したくなってしまうこともありますよね。まだオーダー中であれば、下記フレーズで注文内容変更を伝えましょう。

Sorry, I’d like a ham sandwich actually.(すいません、やっぱりハムサンドイッチでお願いします。)

Actuallyは「実は、実際は」といった意味の単語です。この場合、直訳すると「すいません、実はハムサンドイッチがいいです」という意味になります。「実は…」と言うことで「本当はこっちが欲しい」ことが伝えられます。

もし、すでにオーダーし終わったものを変更したいときには、まずはスタッフを呼んでキャンセルできるかどうか聞いてみましょう。

Excuse me, Can I cancel the salad sandwich?(すみません、サラダサンドイッチをキャンセルできますか?)

続けて、instead(代わりに)という意味の単語を使ってI’d like a ham sandwich instead.(代わりに、ハムサンドイッチをお願いしたいです。)と言えば、オーダー内容を変えたいことがスタッフに伝わります。

困った…こんなときはどうする?

上記でご紹介したフレーズを使えばスムーズに注文や変更ができますが、実際の場面ではさまざまなトラブルに直面することがあります。そんなときにスマートに対処できる、便利フレーズを最後にご紹介します。

頼んだものがなかなか届かないとき

Excuse me, we are still waiting for our sandwich. Can you please ask the kitchen?(すいません、サンドイッチがまだ来ていないのですが、キッチンに聞いてもらえますか?)

注文したものと違うものが届いたとき

Excuse me, this is not what I ordered.(すいません、注文したものと違います。)

まとめ

いかがでしたか?ここでご紹介したフレーズは、レストラン、ファストフード、カフェ、などさまざまなシチュエーションで使えるシンプルなものばかりです。一通り覚えておけば、注文時に困ることはないでしょう。自分の食べたいものが伝えられれば、きっと楽しい旅の思い出が増えるはず。フレーズを活用して、ぜひいろいろな食べ物にトライしてみてください。

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